佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

第4回素敵な演奏会

2006年10月02日 00時39分37秒 | クラシック

 

 今日は、内輪での小さい演奏会がありました。

 

 

 大学の後輩が企画して実施しているシリーズで、

卒業してからの演奏の機会を持とうということで、

これまで3回、標記の演奏会を開いてきました。

「素敵な演奏会」というタイトルです。

 

 

 これまで、規模や会場も様々らしく、

僕は参加するのが初めて。

今回は新潟市西大畑のスタジオドルチェを

お借りしての演奏会。

ちょっとした規模の小さな演奏会(というか発表会)を開くには

丁度良い大きさのスタジオ。

と言っても、イスを30脚も置けば一杯になるのですが。

 

 

 ここのスタジオ、以前から注目していて、

ここでトリオ・ベルガルモがシリーズで演奏会を開いたときも、

行きたくて日程が合わず行けませんでした。

 

 

 もう一つ楽しみがあって、

ここの1階がケーキ屋さん。

演奏会後、その場でお茶会を開くとのこと。

勿論1階のケーキ屋からケーキを運んで。

実はこれが一番楽しみだったりして(笑。ウソです)。

 

 

 と言っても、実は2,3回来たことはありました(爆)。

tek310のケーキ屋ライブラリの中にしっかり入ってました。

 

 

 今日は、ゲストがいらっしゃって、

名古屋のほうから、Yuko Nexus6さんという方が。

デジタルミュージック(でいいのかな?)の専門家というか

パフォーマー。大学でも教えてらっしゃる方。

因みに日本人です(笑)。

前日の別件の演奏会に引き続き、

こちらにも参加してくれることになり、

今回は演奏会を3部構成に。

 

 

 1部は、Yukoさんを交えての合唱ワークショップ。

Yukoさんの御希望により、簡単な作品を一緒に歌う時間。

 

 2部は、今日の参加者による小さい演奏会。

声楽・ピアノソロと合唱が。

 

 3部はお茶会(笑)。

 

 

 と言っても、参加者のほとんどは合唱団Lalariのメンバー。

しかし、数名お客様も来てくださり、

程よいゆるさ(笑)と緊張感をもった演奏会になりました。

 

 

 13:00から合唱ワークショップ。

と言っても、実はどういう風に進めるか結構曖昧で(笑)、

結局、僕が前に立って進行することに。

 

 

 Yukoさんも交えて一緒に練習したのは、

モーツァルトの「Ave verum corpus」。

Yukoさんは合唱自体が初めてで、

他にも数名初めての方がいらっしゃったので、

最初に1回通し、その後でラテン語の発音、

そして部分に分けて、パートごとにさらったり、

ピアノ無しでアカペラサウンドを体験して頂きながら進行。

途中で知ったかぶりの知識(曲の簡単な背景や、

合唱を歌う際に注意すると良いことなど)を挟みつつ、

13:45くらいまで一緒に練習。

急にやったにしては、思ったよりスムーズに進行が出来たのは

自分でもビックリ(笑)。

 

 

 その後、2部に入りソロの演奏。

皆、自分の身の丈に合わせて、

声楽やピアノのソロをしていました。

僕は今回はパス(謝。。。)。

 

 

 休憩を挟んでLalariの演奏。

今日歌ったのは

 

1、「シャンパン」(曲:尾形敏幸)

2、「Sancta maria」(曲:F.ゲレーロ)

3、「鴎」(曲:木下牧子)

 

 の3曲。

ララリにも愛唱曲が欲しいということで、

相談して3を、独断で1を(笑)入れてみました。

出来はどうだったのだろう。。。でも他のパートの音が

聴き易かったので楽しく歌えました。

 

 

 最後はさっき練習した「Ave verum corpus」を全員で。

僭越ながら私が振らせて頂きました。

和やかに終了。そしてお茶会へ。

 

 

 

 演奏の機会を持つということは、

音楽科を出た人にとっては、悩みでもあるがとても重要なこと。

演奏から離れる人も多い現実の中、

機会を作って演奏することは、

大げさに言えば、それそのものが

自分の存在を表現し確認する行為と言えると思う。

今後も続けて欲しい。

次回は僕も歌おうかな。。。(笑)