マンガの話です。
コンビニに行かれる方は御存知かと思いますが、
既刊のコミックスを再編集?したものが
コンビニ限定で売り出されています。
最近、「My First BIG」というシリーズが出ています。
ビッグコミック系の再編集です。
そこで、今、私が全巻持っているマンガ
「月下の棋士」が販売されています。
だいたいコミックスの1巻分くらいに相当するんでしょうか。
えー、はっきり言って、
このマンガは面白いです!
私は元々小学生くらいの時、親に教わり、
ヘボ将棋を打っていました。
その習慣で、将棋の雑誌を今もずっと立ち読みしています。
この「月下の棋士」、
将棋に興味のある人なら分かりますが、
実在の棋士をモデルにしたキャラがたくさん出てきます。
これが面白い。
その棋士のキャラを基にしつつも、
ものすごく個性の強いキャラが次々出てきます。
内容としては、
主人公である異端児氷室が奨励会を駆け上がり、
生涯のライバルである滝川と対戦するのですが、
この間、上記のような様々なライバルが登場します。
そしてその異端児たる所以は、
初手「9四歩」という手に象徴されています。
氷室が使うこの指し筋、
将棋を御存知の方なら、いかに無駄な手か分かると思います。
しかし、そこにこそ、氷室のパーソナリティーが
集約されているのです。
そして何より、画が凄い。
何と言うか、訴える力の強い画。
そしてコマ割りやセリフへのこだわり。
普通のマンガではあり得ないような描き方で、
その迫力が本当にすごい。
将棋好きな方はもちろん、
そうでない方も読めるマンガです。
あまり内容書くとまずいかと思い、曖昧な書き方ですが、
是非読んでみてください。