結婚式のあった土曜日、
19:00からリリックホールのスタジオで
とあるアンサンブルの練習がありました。
ある日、今行っている長岡での練習の終了後、
一人の女性が僕に声をかけてきました。
驚いたのですが、話を聞くと、
「自分たちのアンサンブルのグループを聴いて
指導して欲しい」
との内容。
いやいや指導って、同じ合唱団で歌っているのに
指導するなんて恐れ多い、、、と思いつつ、
興味に誘われるまま、怪しむこともなく引き受けました。
母体である長岡市民合唱団の4人で作っているアンサンブル。
パート一人とのこと。長岡での音楽祭に出演する前に
一度聴いて欲しい、とのことでした。
このアンサンブル、人に聞くと長岡では結構有名とのこと。
長岡の練習の時に、歌う楽譜を頂いて
驚きました。
アンサンブルっていうので、軽めの曲なのかなと思っていたら、
ブラームスの民謡集より1曲、
パレストリーナのミサ・ブレヴィスよりグローリア、
ビクトリアのアヴェマリア、
の3曲。
「ほ、ほ、骨太だ~」
僕は率直に思いました。
本格派なのか、、、と想いをはせつつ、
結婚式後、図書館で仕事をして、
夜リリックへ。
招かれている立場で、非常に色々恐縮。
とにかく3曲聴かせて頂きました。
いやはや、うまいです。
2002年に結成して、毎年結構ステージをこなしているとのこと。
たしかにこなれた音が鳴っています。
でも一応来た以上は、何か言って帰らないと。
しかし僕は、その時点で、本番の1週間前の練習ということを
すっかり忘れていました。
最初のドイツ民謡集はもちろんドイツ語。
発音について、僕のできる範囲でつつき始めました。
これに思いのほか時間をとってしまい、
他の曲が短くなってしまいました。
ドイツ語に燃えすぎました。。。
いやー、でもアンサンブルはいいですね。
なんと言うか、アンコンとかに臨時に組織するのではなく、
常時練習しているアンサンブルを聴けたのは楽しかった。
僕も何か組織したい。。。そう刺激を頂きました。
歌うのもいいですが、
選曲やアンサンブルのトレーナーのようなことをする
音楽監督みたいなことができたら楽しいだろうな。。。
そんなぼんやりとした夢を抱きつつ、
長岡を後にしました。
音楽を通して、また新しい出会いがあって、
素敵な時間を過ごさせていただきました。
でも、課題が。
短時間にもっとも適切な処方箋を打てるようになりたい、
そう思いました。
要勉強です。