佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

合唱団Lalari始動

2006年01月23日 00時11分05秒 | 合唱

 

 所属合唱団の初練習。

 

 去年の10月以来の練習。みな良い休息になったようだ。

ここは、遠方からの参加者がほとんどなので、

体力的にも精神的にも金銭的にも大変。

必然的に月1回の練習に。

 

 一応、団内指揮者を仰せつかっているので、仕切る。

まず体操・発声。

 

 久しぶりに歌う人が多いようだったので、色々気をつける。

体操は肩首周りを中心に。発声は、ハミングからゆっくり起こす。

田中信昭式の練習を真似る。息の流れを気をつけるための練習を。

 久しぶりで声が鳴りにくかったので、徐々に意識して響かせるように。

喉が上がらないように、前後縦にしっかり開くように。

そう、小さくまとまって欲しくないということ。

 輪になってカデンツ(終止形)をする。男声が少ないので、

女性三部でもカデンツ(終止形)。結構新鮮な響き。

今後も続けたい。

 

 簡単な話し合い後練習。

先生がいらっしゃるまで仕切る。

 

 今日はコンクールの課題曲3曲。

G3「とむらいのあとは」。歌詞を付けて簡単にさらう。

G2「The Coolin」。ラで歌うが、形にならず、途中で先生がいらっしゃる。

いったん置いて、G1「Sancta Maria」。一通りさらって、先生にお渡しする。

 

 先生レッスン。

G1を歌う。くせのある動きに慣れず、なかなか形にならない。

ソプラノやアルトを全員で歌って、言葉の入れ方(子音・母音の長さ)、

歌いまわしに気を配る。

「言葉は装飾音」。先生の名言。

止めながら最後まで行って、最後に通す。曲に慣れるまでは至らず。

 

 でも、先生が来ると、やっぱり違うんだな。雰囲気が。

できるだけ練習で差が出来ないようにしたいのだが、

これは団内指揮者や学生指揮者の永遠の課題だろう。

 

 休憩後、G3を一回通す。

その後先生が自由曲候補に持ってきてくれた作品を2曲歌う。

その後、G2をラで歌う。英語歌詞はつかず。

 

 今日は10人。人数の多い少ないは関係なく、

いつもいい練習がしたい。そういう意味で、

今日が模様眺めの練習になったのはちょっと残念。

曲数が多かったこともあるが、

音取りの延長の練習はちょっと勿体ない。月1だし。

自パートを歌いながら、全体像をつかめたら良いのだけど。

音源を配るともう少しいいのだろうか。難しい。

 

 一番理想的なのは、みんなが他で音楽をしていて、

そういう経験を月1回持ち寄ること。

しかし、社会人にとってはなかなか厳しい面も。

少ない練習を効果的に。

昨年に引き続いての課題。まずは自分が精進しないと。