白い悪魔(雪)の話をしたい。
これを読んでる雪の降らない地方の方に、
少しでも雪のことを知って欲しいと思ったから。
その前に。
ニュースって、日々絶え間なく流されていますね。
このニュース、皆さん、どう見ていますか?
刺激的な映像。
例えば新潟県中越大震災。
山が崩れて土砂が道路を封鎖している映像。
そこで子供を救出している映像。
そういうのは、否応なしに心に響く。
でも、そういう映像は一時であって、実はその後がある。
そのニュースの後に起こっている問題点に、
人はどの程度興味を持てるのだろうか。
例えば、今でも、新潟では、
仮設住宅に9,000人近くの人が住んでいる。
これ、どの程度、知られているのだろうか。
大きなニュースにはもちろん、
どんな小さいニュースにも、
それに関わっている人がいる。
自分を、いかに、そこに、リンクできるか。
自分に置き換えた時、どう思うか。
垂れ流されるニュースを流して見ていないか。
そこに、想像力の欠如はないか。
日々の生活に流されている自分に対する戒めです。
雪に関しても、降らない地方の人は、他人事かもしれません。
僕も雪国に生まれながら、
東京に住んでいるときは結構そうでした。
でも、東京にも、雪は降ります。
雪のニュースを見る。
その人の大変さを想像する。
ふと自分の生活に置き換える。
今ここに雪が沢山降ったらどうなるだろう。
一つのニュースから考えることって、
実は沢山あるんだな、と思います。
雪深い田舎に住んでる人に対して、
ニュースを見てこう思った人いませんか?
「なんで、こんな雪深い田舎に住むのだろう」
「自業自得なんじゃないか」
想像力が働かないとき、
こんなことを考えてしまう、これも人間だと思います。
でも、どうでしょうか。
田舎に住む人にすれば、
なんであんな都会に住むのだろう、と思うかもしれない。
あなたが都会に住む理由があるのと同じように、
田舎に住む人にも理由がある。
災害が起こったとき大変なのは、
都会も同じはず。
僕の今住んでいるところは、雪は少ないです。
でも、少し情報を発信したいと思います。
明日は本題の雪について。