佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

「讃歌」1月16日練習~合唱歌い始め~

2006年01月19日 00時52分22秒 | 合唱

 

 月曜日、「讃歌」今年初練習。僕の合唱歌い始め。

 

 小澤先生の練習。

 発声。しっかり時間をとる。

中で印象的だったのは、Oなどの母音でもって

半分の音量で聴きあいながらの発声。

大合唱でも聴き合う意識付け。

倍音を良く鳴らすとハモるということ。

 

 今日は新しい場所。「5.Duetto e Coro」。

 

 歌詞読みをする。

発音練習と単語の意味を確認。

ドイツ語でよく出てくるのがeの発音。

慣れないといけないのが、日本語のエに近い発音の他に、

ストレスのかかるエの発音。

強く発音され、エがつぶれてイに近い発音。

注意して発音する。

 もう一つ気をつけてみた。

歌う時は背筋を伸ばして歌うので、

歌詞読みも姿勢よく読んでみる。いい感じ。

なので、この後の音取りでも姿勢に気をつけてみる。

 

 順番にさらっていく。

手順としては、大まかに言うと、

ピアノで弾き、ラで歌う、を各パート繰り返す。

その後歌詞をリズム読みし、歌詞で歌う。

 自分としては、前からの課題を含め、

息の流れに気をつける。

そして子音・母音へのストレスを考える。

語尾を呑み込まないように。

 

 丁寧な小澤先生の練習。

2パートで歌ったりもする。

どこのパートと同じかを確認。

同じ音も結構ある。ちゃんと聴く意識を持つよう、

楽譜に丸をつける。

 

 前も書いたが、

皆初めてなので、他パートの音取りの際も、

皆小声で練習している。当然先生も認めている。

そこで今日思ったこと。

 

 公募の合唱団の良い点。

 

 参加資格を設けないということは、

当然、経験に差があるわけで、

それが、マイナスになることもある。

でも、それをプラスに考えてみたらと思った。

 初心者の人は、当然一生懸命にさらう。

ついていくのに精一杯かもしれない。

でも、経験者も、そういう人の姿勢を見ることはプラスになる。

そして初心者は、経験者の発音、歌声を聴いて、学べる。

 

 そもそも、色々な人がいるのは当たり前なのだから、

それぞれの立場で、課題を持って臨めればいいのだなと思う。

先生の練習にひたすらついていくのも良い。

他パートの練習の時に自パートの音をさらうのも良い。

一緒に他パートを歌って他パートの動きを知るのも良い。

楽譜とにらめっこして、いろいろ発見するのも良い。

歌える人は、音だけでなく、強弱や発音、歌いまわしを意識するのも良い。

それぞれが、自分の課題を持って、自分の進度で進む。

そうすることが、全体として、良い方向へ向くのでは、と思った。

それを隣で聴く人が、それを参考にするかもしれない。

そこからアンサンブルが始まる。

 

 一通り5番を取り終える。

地道な練習だが、公募合唱団ならこれも必要。

それぞれが、それぞれの課題を持って進むこと。

いろいろ発見があり、楽しい練習になった。

 

 21:15から、別件の練習。21:45まで。

これはまだ公開出来ませんが。

今後少しずつ進めていく予定。

 

 メンデルスゾーンのことも知らないと。

勉強しよう。