所属合唱団の初練習。
去年の10月以来の練習。みな良い休息になったようだ。
ここは、遠方からの参加者がほとんどなので、
体力的にも精神的にも金銭的にも大変。
必然的に月1回の練習に。
一応、団内指揮者を仰せつかっているので、仕切る。
まず体操・発声。
久しぶりに歌う人が多いようだったので、色々気をつける。
体操は肩首周りを中心に。発声は、ハミングからゆっくり起こす。
田中信昭式の練習を真似る。息の流れを気をつけるための練習を。
久しぶりで声が鳴りにくかったので、徐々に意識して響かせるように。
喉が上がらないように、前後縦にしっかり開くように。
そう、小さくまとまって欲しくないということ。
輪になってカデンツ(終止形)をする。男声が少ないので、
女性三部でもカデンツ(終止形)。結構新鮮な響き。
今後も続けたい。
簡単な話し合い後練習。
先生がいらっしゃるまで仕切る。
今日はコンクールの課題曲3曲。
G3「とむらいのあとは」。歌詞を付けて簡単にさらう。
G2「The Coolin」。ラで歌うが、形にならず、途中で先生がいらっしゃる。
いったん置いて、G1「Sancta Maria」。一通りさらって、先生にお渡しする。
先生レッスン。
G1を歌う。くせのある動きに慣れず、なかなか形にならない。
ソプラノやアルトを全員で歌って、言葉の入れ方(子音・母音の長さ)、
歌いまわしに気を配る。
「言葉は装飾音」。先生の名言。
止めながら最後まで行って、最後に通す。曲に慣れるまでは至らず。
でも、先生が来ると、やっぱり違うんだな。雰囲気が。
できるだけ練習で差が出来ないようにしたいのだが、
これは団内指揮者や学生指揮者の永遠の課題だろう。
休憩後、G3を一回通す。
その後先生が自由曲候補に持ってきてくれた作品を2曲歌う。
その後、G2をラで歌う。英語歌詞はつかず。
今日は10人。人数の多い少ないは関係なく、
いつもいい練習がしたい。そういう意味で、
今日が模様眺めの練習になったのはちょっと残念。
曲数が多かったこともあるが、
音取りの延長の練習はちょっと勿体ない。月1だし。
自パートを歌いながら、全体像をつかめたら良いのだけど。
音源を配るともう少しいいのだろうか。難しい。
一番理想的なのは、みんなが他で音楽をしていて、
そういう経験を月1回持ち寄ること。
しかし、社会人にとってはなかなか厳しい面も。
少ない練習を効果的に。
昨年に引き続いての課題。まずは自分が精進しないと。
君は曲をどうやって勉強しているの?
以前おっしゃっていましたが、
僕もアナリーゼというのは苦手で、不勉強です。そのために、作曲を学ぼうかと思って、道半ばです。
基本的には、歌います。
各パート、全て自分で歌ってみて、
あらゆる点をチェックします。音、メロディー、言葉、最終的には歌いまわしですね。
あとは、曲の構成。
作曲法的に専門用語がわからなくても、
ここでこうきて、こうくるから、ここはこう、
とか、組み立てを考えます。
大雑把に言うと上記ですが、
そういう意味では、やはり歌がベースになっていますね。歌い手としての向上が、
指揮者としての自分に返ってくると思って
います。ただ、いろいろな側面から
曲を眺められるように、手落ちの部分も
勉強していかないといけませんね。
俺、歌苦手だからなぁ・・・。
昔、暇だった学生時代、へたっくそなピアノでパート譜を弾いていた頃の方が曲が見えるような気がしてね。
ゆっくり自分のためだけに音楽を勉強する時間って実はないんだよねぇ。
でも、今年はがんばってみるか!