樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

春の詩(うた)

2016-04-12 21:15:33 | 日記
目をつむって
ポコポコっとした山里をいくつか描いてみてください。

冬の間、ジーっとギューッと詰め込んだ想いを
今、そっと少しづつ解放し
固かった手のひらをゆっくり開いていくように

描いた里山に
薄くて淡い紫色を注し
白に近いベビーピンクの色をおとし
所々に白を挿す

ほんのりと色づく山肌

薄紫も淡いピンクも芽吹き色
白は梅

麓には目が覚めるほど鮮やかな黄色
これはレンギョウ、水仙

10分ほど山の方へ車で走り込むと
こんな春の詩
山が微笑み始めた。


でも、
その翌日
雪が降り、山肌は粉砂糖を振りかけたように
真っ白け
それもまたよし。
風情を感じる 4月の淡雪


街頭がないのでちょっと暗い ほんとうの夜桜・・・

それでも 桜(ソメイヨシノ)のつぼみが少しだけ緩み始めている。