樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

みちば

2016-07-31 06:55:36 | 日記
一世を風靡した「料理の鉄人」で
一躍有名になった 道場六三郎さん
この人は石川県でも有名な山中温泉の出身

銀座にある「みちば」というお店で
友人に誘われ 久々のゆっくりとした ランチ 
久々の上京は 暑い暑い・・・

ランチの時間だというのに?だから?
混んでいる。
友人が予約してくれていたのでスッと入れて
ローストビーフ丼 のランチ

う~ん、奥地(お口)の中で、トロ~んと溶ける霜降り肉のジューシーな味が
シンプルなおしょうゆの味付けのローストビーフが
ご飯が隠れるほど乗っている
美味美味美味!

美味しい食事に久しぶりのおしゃべり
あっという間に時間が過ぎていく
プチ夏休みの1日


岩手山

2016-07-26 22:58:00 | 日記
石川県の山、といえば 白山(しらやまさん)
岩手県の山、といえば、いわずもがな 岩手山

ひどい目に遭った・・・というような情報しか聞かなかった岩手山
見た目もどでかく、標高が2000mちょっとだからといって
決して侮れない、という思いでいた岩手山にいよいよ挑戦。

ある人は、富士山の縮小版だという

いくつかある登山口のなかで最もポピュラーな「馬返し」という
登山口から登ることにした。


キバナホトトギス


登山口は曇り、雨が降らないだけ感謝しなきゃ・・・と考えつつ
歩き始める。予定は登り4時間半

遮るものがない旧道(露岩帯)をやめ、新道の樹林帯を歩くことにする。
5合目あたりから雲の上へ突き抜けたようで、振り向けば
この通りの雲の海の向こうに 早池峰山の島



7合目に近くなるとこの高度感






7合目、旧道と新道がぶっつくところに鉾立がある。

望んでもこれだけの晴れはなかなかお目にかかれないはず。
碧空に感謝!

ここから避難小屋まで平行道を15分
それから火山の瓦礫?砂礫礫の山肌を40分歩くと
外輪山に着き、薬師岳頂上を拝むことになる。

砂礫はコマクサの群生地



所々の岩場に イワブクロ



1歩進んでは半歩下がるような砂礫

     
        外輪山の縁を歩いてその先のてっぺんへ

             
                荒々しい火口も垣間見ながら

              


雲の上を歩けそうな・・・
360度の展望


遥か彼方に、優美な鳥海山
もうすぐ行くから、待っててね。


蒼き空と美貌の雲
下界を忘れ自分の存在を消し
空に吸い上げられるあの感覚

望んでも、晴れの日に当たるかはその日にならないとわからない
現場に着いてみないとわからない。

そんな羨望の1日を、贅沢に山で過ごす



県を代表する山に
岩手県に棲む資格を認めてもらえたような
そんな眩い1日

いわてにつかる

2016-07-25 22:59:03 | 日記


ポスターのキャッチに
 いわてにつかる
    と、書かれていた。

          確かに、岩手は温泉天国

土曜日にとうとう 岩手県のシンボル 岩手山 に登った。
正味9時間弱歩いたせいで、右のいつも調子がよくない膝を庇っていたのか
左膝がひどく腫れた感じあった。

こりゃまずい・・・
下山後に繋温泉に浸かったが、一晩明けてもひどく違和感が残る。

というわけで、日曜の午後、湯治に出掛けた。
白い傷ついた猿が傷を癒すために浸かっていたのがこの
鉛温泉 藤三旅館の 白猿の湯
と言われている。

楕円形の湯船(自然の岩をくりぬいたもの)、深さ125センチ
立ってつかるお湯で、底から湯がわき出ている 湧き流しの湯
洗い場はなくて湯船だけ、3階まで吹き抜けのシンプルなお湯

以前は混浴だけであったが、今は時間によって女性のみの時間がもうけられている。

ここにはその他露天風呂や半露天風呂もあり
それぞれ1時間づつ
川の流れる音に耳を傾けながら
あるいは目の前に見える白糸の滝の流れを眺めながら
はたまた足の裏にお湯が湧き出る流れを感じながら
膝、筋肉をマッサージして 
出たりはいったり、つかるつかるつかる・・・

昔の人はこうして何日も逗留して傷や病を癒していく
ここにはそんなまったりした時間が今でも流れている

あら~不思議
魔法は効いた!

月曜の朝、膝の違和感はどこかに消え
筋肉痛もほとんどなくなっているんだから

おそるべし、♨



3連休の終わりの終わりに

2016-07-22 21:38:20 | 日記


連休最終日はお天気もよく気持ちがいい海の日
兄達を一ノ関の新幹線駅へ送ってから、
そうだ!この時間(3時過ぎ)なら遠くからの観光客はいないだろう、と
世界遺産の 平泉 へ寄る。


中尊寺


喧騒が去り本来の静けさを取り戻したこの界隈



     白山神社 白山(しらやま)さんのポスターが貼ってあった
               2017年は開山1300年の記念の年

               
                     薪能を行う能舞台


高校の修学旅行以来の訪問だった。
金色堂は見覚えがあったが、その他は初対面な思い
今回は 秘仏御開帳「一字金輪佛頂尊」というとてもありがたい彫像の尊像を拝観したくて。

サンスクリット語の1字で最も尊い言葉「ボロン」を表す佛さま
穏やかなお顔もさることながら、威厳ある風格なれど柔らかいお姿
静かな水晶玉の目線がどこまでも追いかけ、いつも見守られているような雰囲気を醸し出す
平安時代のこの東北で、この彫像の技術・・・
金色堂の象嵌や彫金技術・・・
お寺の建築、デザイン、庭園の造園など
これらの技術者や仏師はいったいどこから来てどこへ行ったのやら。


別名「人肌の大日如来」、諸仏の徳を集結した佛さまは
こうしてここから日本の日々を
平安時代からご覧になっていらしたのだろう。

ボロンボロンボロン
3回唱えれば、世界の平和、人類の幸福を願い祈ることになるとのこと

ボロンボロンボロン