樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

徳仙丈山

2017-05-30 22:16:07 | 日記
宮城県気仙沼市にある
「日本最大級のつつじの名所」
である。案内にそう書いてある。
標高711m 
50万本ものヤマツツジ、レンゲツツジ、霧島ツツジ

日曜日の午後遅くにきまぐれであまのじゃくな私は
ひょいっと行ってみたくなった。
もうつつじの時期は過ぎているからすいているだろう~と。





人の背丈もあるような大きなツツジが遊歩道脇にわんさか!
これは最盛期には山が真っ赤になるだろうと思われるほどの
圧倒的な大きさと数だった




みあげれば、まるでブーゲンビリア


最盛期をはずしてよかったかも知れぬ




頂上からの眺め



最盛期に一度は見に来る価値はあるかもしれない




岩泉 台風の爪痕

2017-05-29 20:15:09 | 日記
昨年夏の迷走台風で甚大な被害を受けた内陸地、岩泉
田野畑村からの帰り道は、沿岸を下るのを止め
岩泉経由とした。
道の駅いわいずみ が連休前に再開したともきいていたので。

思っていた以上に被害がひどく、氾濫した川の両側には
流れてきた堆積物や、立ち枯れた木々、流れの方向に倒れたままの大木・・・
ほとんど手がつけられていない。
道路脇の家々の1階部分はほとんど泥だらけ。
見るも無惨な状態で
とても住める状態ではなく、ドアもはずされ放置されている。
道の駅の先に川幅が広がった場所があったが
そこには、家から出された泥だらけの家財道具が
山のように積み上げられたままである。

道路も所々削られたまま。
観光地、深水98m、碧い地底湖のある龍泉洞は綺麗に安全に再開されたが
人々の暮らしは、随分と苦労しているのではないだろうか。

龍の爪痕・・・

岩泉特製、モチモチッとしたヨーグルト、私のお気に入りなのだが
工場の機械が水没し再建が危ぶまれていた。
でも、幸いなことに、復興支援金等が集まり、7月に再開される運びとなっているらしい。
機械の調整など試行しながらの再出発で商品として出回るのは
早くて8月になるとか。

私の口に入るかなあ・・・

霧の中

2017-05-28 22:04:09 | 日記


5月27日土曜日、雨
三陸海岸を北上し、田野畑村での サクラソウ観察会 へ参加するため
霧が立ち込める沿岸道路をひた走る。

トンネルを抜ける都度、濃度の違う霧のトンネルに突入すること
幾度繰り返したであろうか。フォグランプを頼りに3時間
霧がふっと去った瞬間、山側の
みずき、藤、朴、栃などの花が目を惹く。

雨が降っていようと霧が出ていようと
現場主義だから兎に角、開催地へ

着いた時も雨
でも、お湿りがあって、木々の葉っぱは生き返っている。


うつぎ


田代地区をゆっくり散策して回る。


樹齢300年越えの桂の木=ご神木


高齢化は避けてとおれない、が
何を積極的にするわけでもなく・・・


こうして廃屋が増えていき、放置している状態を
まざまざとこの目で捉える。


ミスティな林は何かパワーを内在している




やっと出会えた サクラソウ は昨年夏の台風被害を受けて
川縁に自制していたサクラソウのほとんどが流されてしまった、とのこと。
この写真のものはなんとかふんばった4株の一つ

守る会がえぐれた場所の再生を手掛けている。

出発場所に戻ると、
地元のおばさんたちが山菜尽くし昼食を用意してくださっていた。


うるい、しどけ、ぜんまい、ウド・・・のおひたしや漬け物、煮物
そして、梅干し入りの基本的なおにぎりとお味噌汁
お豆腐だけのお味噌汁だけど(きざみのりをかける)、お豆腐がおいしいせいか
素朴で優しい味。昔は、「はちはい汁」と言ったそうな。
美味しくて8杯もおかわりをする・・・って?!

サクラソウには特殊な長い口をもった蜂が仲介し
花を増やしていくのだそうだ。その蜂はもぐらが作った土の中の通り道に
巣をつくるらしい。

サクラソウ、蜂、もぐら、
どれか一つが欠けても自然形態は崩れてしまう。
繊細な目に見えないミステリアスな現実

自然形態を崩さないように、見守るしかないすべはなし。

見送り

2017-05-21 19:27:21 | 日記


東京駅、東京三菱UFJ本店裏の
緑豊かなピロティーに面し
A16 と言う小洒落たビストロへ
友人が連れていってくれた。

待ち合わせ場所をLINEで読んだとき、
地下鉄の出口の番号かと思ってしまった。

週末の用事を全て上手く収めて
陸前高田へ帰る前に
お互いの情報交換も含めて
早めの夕食


ビアンカ(白)というピッツァ
見た目爽やか~
味、以外と濃厚で美味!
とろけたチーズとグリーンオリーブの塩味
そしてガーリックとバジルのハーモニー


東京駅の近くは、オフィス街でもあるけど
洒落たお店が多い
こんな楽しみから離れていたので
心遣いが身に染みる。

十分しゃべってすっきり
でも、見送られるのはちと淋しきかな

珍しく里心が頭をもたげてしまった

お見送りありがとう

個展

2017-05-21 00:29:11 | 日記


メインの用事を午後一に済ませた後
夕方、原宿表参道にある同潤会アパートを
利用した小洒落たギャラリーで
私の上京に合わせたかのごときに
開催されていた、知人の個展に寄った。



同潤会アパート3階にあるギャラリーは
外の欅の若い明るい黄緑が目にはいる高さで
通りの喧騒も視線も感じない。
おうちに飾ったときに眺める視点に
作品がしつらえてあった。



新たに湿原の野原を思い起こさせる
モノトーンの作品がシリーズでならんでいた

欲しいな~と思った作品は
既に売約済みだった。

幸か不幸か・・・

でも、実は彼女の初期の4部作作品を
持っていて、今部屋に飾っているから
暫く我慢我慢・・・