樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

いつのまにか・・・

2011-06-29 23:07:27 | 日記
週末を利用して
また山の薄い空気を吸いにいってきた。

一緒に歩いている元「ひかり山学会」
その会の名前が3年前の5月連休突然変更になった。
その名前の由来となった南アルプスのおいしい焼肉屋
そこの焼肉食べたし!と計画が始まった今回の山
前日たらふくお肉とお酒を楽しんで、焼肉屋さんの2階に泊まる。

富士山の次に高い北岳~間ノ岳に登る予定をしていたが、
雪渓が固くて、冬山装備でないと登れない
(滑っても止まる自信がない人は遠慮してほしい、と注意書き)。
だからご遠慮申し上げ、急遽塩見岳に変更。

新道は土砂崩れで通れずこれまた予定の変更を余儀なくされ
鳥倉林道~豊口登山道より入った。ま、予想できないことが多いのは
いつものことで。

あいにくの天気ではあるが、
樹林帯のイオンミスト充満する中をひたすら3時間上る。

                 

            

                
日本中で一番高度のある峠、三伏峠(2615m)
昔の人はここを通って次のへ品物を運ぶ・・・
寒い!
ここの小屋も7月からのオープンでおじさん一人準備に追われていた。

                

峠からひたすら高度を上げていかなくてはならず
下を向き一歩一歩足を前へ出す。
上がり下がりを繰り返し2つの山、三伏山と本谷山(2658m)を越えていく。
段々空気が薄くなるのがわかる。
          

この周りには若々しい幼い針葉樹の子供達が下草代わりに
生える森があり、とても眼に優しく美しい
特殊東海製紙株式会社が所有している山なんだそうな。

ここからまた、コルを越え、ひたすら高度を上げていく。
2800m近くの小屋に着いたのは予定の午後3時少し前。
周りは霧に包まれていて、何も見えない。
小屋で少し休んでいると、薄日が射してきた。
                  
小屋の前はまだ雪だらけ

               
         これは塩見の手前、天狗岳

           
         やっと見えた塩見の頂上
     明朝、1時間の道のりでつくはずの頂上ははるかかなたに思える。
      夕日が沈む前まで外の空気を吸っていた。とはいえ、酸素は薄い。



                
こんな豪華な山小屋の夕食
レンコンの梅味あげもの、さといもの揚げ物、しいたけ、車麩の揚げ物、高野豆腐、
寒天でできたそうめん、ごぼうの和え物など。そしてドイツ産ザルツブルグの岩塩
今年のメニューの試作品らしかったけど、時間を気にせずゆっくりいただけた。


この小屋には夏場でも女性用あるいは大用のトイレがない。
すべて袋(簡易トイレ)にする。場所はハイマツの影で、雷鳥と共に。
袋が溜まるとヘリで下におろすという。

小屋守りはお若いご夫婦と若いアルバイト6年目のやさしい逞しいお姉さん。
この環境で30人ちょっとの山やを相手にするのだから、すごいものだ。
水場まで1時間。大事な水。発電はソーラー。
北アルプスの快適な山小屋と比較したら断然自然に近く素朴。
だから北アルプスほどには混雑しないのかもしれない。
なんだか南アルプスが好きになってきた。

が、この小屋に着くまではもう二度と3000m級の山には登るまい、
とひたすら考えて足を出していた。ホントに呼吸を整えるのがしんどく、
空気が薄い。低気圧がきていたせいもあるだろうか。あえいでいた。

6月26日朝、雨はあがっていたが、霧
いよいよ頂上を目指す、1時間の登り。
地図には1時間半と記載されていたが、アルバイトのお姉さんは登り1時間、
半分はガレ場(ストックはそこにデポ)、残りは岩場也と。
その通りであった。岩場を登るのは少し慣れてきたが、手も足も頭も使う。3047m
                

        今年初の百名山 気がつけば、26個目

下山時、最後の最後で道に迷う。
錯覚ではあったのだけど、登り返した30分
携帯があっても「圏外」ならば使えず、
尾根まで登り返し、GPSで場所を確認して歩いた。

コルでは大きな若い鹿が道を横切る

いつも新鮮なことが起こる山歩き
もう2度と・・・と思ってはその思いを消し、
次の山はどこにしようかと、もう迷っている。

気がつけば、山歩きがすっかり生活の一部になってしまった。

京都観光

2011-06-28 23:57:14 | 旅行
6/18 アメリカから一時帰国をしている友人が京都に用事で行く、というので
4年ぶりに会うために、向かう。

相変わらず、人を明るく照らすようなパワーと笑顔をもったその友人と
しっとりとした京都をゆっくりと歩く。

京都立命館大学に付属する「国際平和ミュージアム」
ここの通訳をボランティアでなさっている方にもお目にかかれた。
とてもすばらしい英知をお持ちで、されど自然態の方で、すぐに気にいってしまった。
林業の研究をしていらっしゃる。

友人を介してまた一人素敵な宝者を得た。
戌もあるけば人に当たる・・・

さて、京都だが
今回は水もしたたる緑の中を
時間の流れと逆行するが如くゆっくりと座り込んで
風景に溶け込んで過ごした。


まずは銀閣寺
この砂庭は富士山と海原?
                
                       


この高台から眺めたことは初めて
小高い岡に登ったところにある木々をみて
間伐のはなしを始めたところで、
今日初めて会った方に対してまるで旧知のような錯覚を覚えた。

不思議なご縁で、出身はなんと東京の某私鉄沿線で
私の出身地と2駅しか離れていなかった。
京都にて、なんと懐かしき話に花が咲いたことか。
                



次に向かったのは
                 
             石庭で有名な 龍安寺
私の座右の銘があるお寺
この境内の中にある湯豆腐さんでおいしいお出汁に浮かんだお豆腐に舌鼓

           



しっとりとした嵯峨野の竹林と天龍寺の庭に心癒される
アメリカで職を得て8年のその友は
こうして時々日本人にもどるのだろうか

会社に整体師

2011-06-28 23:45:39 | 日記
社長が通っている整体のカリスマ先生の弟子が
免許皆伝前の試練として、100人施術をしなければならないとかで、
本日その弟子が会社の社員の施術にやってきた。

整体と気を流す裏面30分
2週間後に表面30分をして完了だそうな。

なぜかその先生にバランスがいい、と言われた。
ホントかいな?
S字側湾症なれど、ずっと付き合ってきたからうまく
バランスがとれているのだろうか。
ま、いいか。

背中から腰、肩から首
なんだかすっきり30分
ちょっと筋肉痛になりかかっていた体が
しゃきっとした。

ラッキ~
社長の道楽?がたまには役に立つもので、
結構皆さんに好評な弟子だった。

デフラグビー

2011-06-14 08:01:01 | 日記
聴覚に障害を持った人達が集まって
ラグビーを楽しんでいる。
そんなスクールがあるそうだ。

名古屋での話だが、
息子がその手伝いをし始めたと聞いた。

息子が所属している名古屋のクラブチームのHP
以前掲示板に聴覚障害を持っているが、入会させてもらえるか
という問い合わせがあった。

その方が入会し、
その方が別に所属しているデフラグビースクールの
手伝いをすることになったという。

全日本選手から小学生まで幅広いスクール
音が聞こえないのだから、
後ろから走ってきてもタックルされるまでわからないのだから
怖いだろうなあ~、と息子の弁
でも、すごい!すごい!と連発
みんなラグビーをして楽しんでいるのだから!と。

娘は
ラグビーで小中学生のチームの練習に参加させてもらっている。
自分の練習もあるが、子供達の姉貴役も担っているみたい。
学校内のクラブより多くのことを教えられているだろうなあ。

二人とも、周囲の人たちに助けられながら
結構社会貢献しているかもしれない。

鬼の撹乱

2011-06-13 20:34:02 | 日記
珍しく熱を出した。
風邪でしょう。土曜日にのどが痛かったから。

土曜・日曜とまったく予定がなく
のんびりと
土曜日は朝寝坊(朝の2度寝)なんかしてしまったから
いけなかったのかもしれない。
気が緩む?
でも、きっと年とったからなんでしょう。
疲れがたまると動きながら吐き出せなくなっているから。

寝汗を3度もかいて、でも朝すっきりせず
体の芯曲がったままの感じ。

年のせいか
飲みすぎのせいにしよう♪