樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

温湯温泉

2016-09-28 23:57:40 | 日記
温湯温泉 は ぬるゆおんせん とは読まず
ぬくゆおんせん と読みます。


古~い温泉街の匂いがする(青森県)


八甲田山の帰り
登山口にある有名な酸ヶ湯(すかゆ)に入ろうと思っていたけれど
あまりにも車の多さに、お風呂もいも洗い状態を想像し止めました。
でも、温泉には入りたし・・・

高速ICのそばに見つけた 温湯温泉 の看板
に引き寄せられ左折
え?こんな狭い道入っていくの??
と思いつつ車を進める と



ありました!
どこぞの銭湯のような感じ

でも、れっきとした温泉で
傷ついた鶴が何度も浸かってることで見つけられた温泉で
一度入るとなかなか冷めない、だからぬくい温泉として知られ
ぬくゆ(温湯)温泉と名付けられたようです。
温泉の看板には「鶴の名湯」とありました。

番台のおじいちゃんがこれまたいい人で
シャンプーなどを忘れたので購入しようとしたら、
忘れ物の石鹸でよければ、って色々見せてくれて
大きい石鹸を貸してくださいました。
シャンプーは小さなボトルが40円

そして、温泉のお代は・・・
200円、町内の方は50円!!
岩手の温泉は400円~500円だけれど
まあなんと!お財布に優しい

昔は温泉街だっったのでしょう~
心もぬくぬくっと
1日を気持ちよく締め括れました。

いも洗い状態の酸ヶ湯にいかなくてよかった~?!かも知れぬ

秋田県 八峰町 って聞いたことありますか?

2016-09-27 22:19:21 | 日記

白瀧神社 のご神体


世界遺産になっている白神山系の核心部に近い町が八峰町

ひょんなご縁から実家近くで旅行業を営むおじさんと知り合った。
自宅の庭先で白神ツアーを一人静かに宣伝している方だった。
興味があったので、お話をきくと、八峰町の出身だとおっしゃる。
パンフレットをいくつか頂き、八峰町の話をきいているうちに行きたくなり
行ってしまった9月22日

白瀧神社裏の山を留山という。
一切木を切ったり手入れをしてはならぬ との
村の方針に従い、自然林なのだが、ここはブナの林
そこで作られた水を地下水として飲み水、田畑への水、洗い物用と
村で利用しているそうだ。
だから、観光客が入ると汚れるし自然が悪い方へ変化してしまうことを恐れて
宣伝をしていない。
山に入りたいときはガイドをお願いする。

お願いしたガイドさんはブナに対する愛情豊かな方で
ゆっくりとそれぞれのブナと対話しているように歩かれる。
今の林業の話、ブナの雌雄の木の話、種の話・・・
目から鱗のことばかり。
その上キノコにもめっぽう詳しい。
実をつけている木々の名前も出てくるわ出てくるわ
覚えきれない。


樹齢推定300年


葉が集めた雨水が地面へ流れる水の跡が黒い筋となってくっきりと見える


ここの木はなぜだか幹に苔が映えず、真っ白色白
それに雪の重みがないのか、下からすら~とまっすぐな木ばかり
北陸のように根本辺りがなまめかしくカーブを描くことなく
お育ちである。


やや朽ちてくるとキノコの床となり、自然へ戻る準備を始める




金沢の公園でひろったことを思い出した くさぎ の実


きれいな響きの 白雲木(はくうんぼく)


近くには 三十釜 という渓谷を散策できる場所もあった



「釜」というのは、山から切り出した材木をひとまとめにしたときの単位
30釜の大きさならこの川を流し、海まで運べるということ らしい

ブナたちが集めた水はとにかく清らかで透明度が高い

ガイドさんたちは「山の森」を復元し「海の森」を再生させよう
と保全活動を行っている。

次世代へこの地域を継承していこうと
ブナの実から苗木を5000本ほど育て山に返しているそうだ
ブナ苗の里親も募集中!
2000円で苗木を3本送ってくれる。
5年ほどしてしっかりしてきたら、八峰町で植樹してもよし、
そのまま育ててもよし とのこと

ブナとガイドのおじさんに 
またおいで~と声をかけられた

 
           




宮城県 蛤浜

2016-09-25 23:46:49 | 日記
今朝は、疲れが貯まっていたのか起きられずうだぐだの朝
のんびり過ごそうと、ゆっくりブランチ
朝晩はもう15度位しかなく肌寒い。

お昼過ぎ、用事を思いだし気仙沼へ
ついでに、行きたいと思っていた
石巻女川の方にある蛤浜のカフェ、
はまぐり堂へ足を伸ばしてみる。

夕方の気だるい時間
古民家をリノベーションした気持ちよい縁側で


湿気を帯びた浜風に当たりながら
スイーツを食べつつ
娘とLINE

ちょっと寂しい秋を感じるこの頃...

早秋の八甲田山

2016-09-25 22:59:54 | 日記
人気の山、八甲田山
先週の9月18日、朝出遅れて10時半に
登山口の酸ヶ湯(すかゆ)温泉に到着

駐車場80台分は既に満杯状態
冬の八甲田山は、死の彷徨 として有名だが
これだけ人が入っていれば単独でも迷うことはないであろう...

ぬかるんだ道を八甲田山神社の鳥居から
歩き始める


自然に近い登山道が、ぬかるんでいても、なんだか心地よい



樹林帯を1時間、硫黄が所々吹き出している谷に出る
谷を渡り進むと、清水のある草原帯にポンとでる。
草原の木道を大嵩に向い最後の一登りを頑張ると広い頂上に立つ

そこから湿地帯に向かい下りると
ひたすら長くて急な階段に出くわすが、眼下に
予期せぬ広大な湿地帯が現れる。
この階段は決して登りには使いたくない!

携帯をスマートフォンに替え初めての山
写真がうまく撮れずなぜか動画になってしまう..
やっと撮れた写真のいくつかは、何故か画素数が大きすぎ
このblogに貼れない... ウウウ




草紅葉はまだまだ



所々で地元の方と言葉をかわす。
2時間かからず登れて眺望がよく湿地帯もあり
変化を楽しめる山
だから、人気の山なんだそうな
なるほどね、子連れファミリーが多かったのもそのためね。



日本一の橋
掛け方のアーチ型として日本一長い橋


紅葉風景を見てみたいけど、
早朝に入らんといけんね
この山は...


達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)

2016-09-23 23:26:51 | 日記


平泉より少し内陸に入ったところにあるこの毘沙門堂
古くから殺生禁断地
知るひとぞ知るパワースポットなんだそうだ


天台宗 西光寺



今どき、20円のおみくじ



周りは普通の田んぼ
そろそろ稲刈り時期で、自分の家で食べる分は天日干しにするのだとか。




NHKのもりぞう君みたい・・・


芸術的にずらしてまんべんなく太陽があたるように重ねていく
関東や金沢では横長棒にかけていく、はさがけ

これも、日本の元風景のひとつではないだろうか