樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

深大寺

2015-04-29 23:10:36 | 日記


所用があって 初めて東京都調布市にある
深大寺を訪れた。

水が滴るような鮮やかな新緑が
周りを一気に明るくさせ、活力みなぎる力を醸し出す。



ここは、深大寺そばが有名らしいし、
ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるが住んでいたらしい家があったり、
日本の3大だるま祭りがあるところらしい。

今日は 色即是空の般若信教を聞いただけなので
次回ゆっくり中を散策してみよう。

本堂の横に小さなお社があった。
そこには白山社が祭られている。今日ここを訪れたのは
くくりひめのご縁だろうか。


林試の森

2015-04-29 00:38:45 | 日記


目黒不動尊の隣接する 環境省管轄の
林試の森
東京の真ん中にある割りと自由な
自然のままの森

5月の連休前の日曜日
6月を思わせる暑さを凌ぎに
散歩にでかけた。



子供連れのファミリーやカップルたちが
シートを拡げ思い思いに寝転んだり
お弁当をひろげたりピクニックを楽しんでいる。
かたや、ランニングコースとして走っている人、
2輪車に挑戦してる子供、
乳母車を押すおかあさん、
ゆるりと杖をつきながら散歩を楽しむご老人
ここには多様な年代の人達が集う
植物の種の多様性だけでなく
人の多様性も見られるということ。



ちょっと人口密度は高いけど
近いし、木々の高さに免じて2歩ほどゆずろう~♪


桂宮治 独演会 エピソードI

2015-04-22 23:41:57 | 日記

(このちらしは次回7月31日のエピソードIIのもの)


4月22日内幸町ホール
約200人くらいのこじんまりとしたホール、完売

1年ぶりくらいになるが、武蔵小山生まれ戸越銀座在住の噺家
桂宮治の独演会へ

ちょうど1年前の4月22日に国立演芸場で行った独演会(全4回)の
初日だった緊張に比べると・・・と枕のもっと前の幕が上がる前の5分間、
浴衣とマイクで登場し宮治節が炸裂
開演前なので途中でお客さんが入ってくると舞台の上から
「お客さん、何番の席ですか?」「Mの5です」
「あ、そのお席は隣の会場です~」とさっそく笑わせる。
今晩は、リラックスナイトですから!
国立演芸場と違い、自分もリラックスして古典落語しますから・・・と前置き。

枕話、これ実話です、と前置きした
秩父特急で飯能への往復のはなしから笑わせる笑わせる。
これが本命の話じゃないかと思うほど長い枕・・・

その前の前座君は 笑福亭 希光(きこう)
師匠が新幹線とかけてつけた名前だそうで
上が (希)のぞみ
下が (光)ひかり  ・・・
はぎれのいい若さ溢れる噺家さんだったですよ。
演目は 平林(一八十のもくもく と読んだりする話)



まじめな古典落語もこの人にかかると
コテンコテンにやっつけられてしまう。
大きな手振り身ぶり、マイクのいらない大きな地声
一段とうまくなった顔の表情とお酒を美味しそうに飲む所作
東北なまりの権助が一瞬にして乗り移る、あの変わり身

この人は、独演会が似合ってる。

どことなく柳屋喬太郎にも芸風がにているような、
テレビやラジオのレギュラーも3月で終わり
そろそろ落語に再び本腰をいれる時期となった新人若手?39才
これからどの道を歩きなさるのか。
このはしゃぎっプリはどこまで行くのか
一抹の不安はぬぐえない。

でも、彼のお陰で一時的にも要らぬ考えは完全に頭から消え失せ
笑いの世界にどっぷり浸かってリラックスしナイト~♪

つるつる温泉につられてハイキング

2015-04-19 22:02:49 | 日記


東京都日の出市
我が家から車で2時間弱の日の出市
春けき山、日の出山(902m)をハイキング





1週間違うと春が進む
先週より瑞々しい黄緑の若芽が山を明るくし
900mの山にはまだ山桜
そして一輪草、山吹、山ツツジなどが山に彩りを添える。

                   

今年初のウグイスのさえずり、
筒鳥の鳴き声、犬が吠えているのかと間違える蛙の求愛の声・・・と
供に歩く急に賑やかになった春の山。

頂上近くは階段が多い山だったけど頂上以外は
ハイカーが少なく山の優しさを直に肌で感じられて
楽しかったなあ~

          

ヤマトタケルが顎を乗せたと言われる岩があったり
             





頂上からは天気がよければ
スカイツリーも臨めるそうで
御岳山(みたけさん)とも続いて歩ける
結構人気がある山らしい。

麓に とろんとしたお湯の つるつる温泉
東京奥多摩温泉スタンプラリーの一つ
今日で4/6 箇所目
いままで回ったところはすべてJAFカードの割引あり
通常100円引きになるが
本日特売?キャンペーン中?で200円off
お得感満載の東京都日の出市でした。


タムシバ


春山には早過ぎた 山歩き

2015-04-12 23:45:55 | 日記
色々なことが貯まりすぎて
ニッチもさっちもいかなくなり始めたので
リセットしに山へいく。

そしてたまに山道を運転させないと発散できない
「いぬのきもち」も思い出した。

やっと晴れ間が見えた日曜日
時間を少しずらして  東京都の山へ
とはいえ、山梨にも頂上があり山梨100名山
でも東京都にも頂上がある山へいざ!

雪でも降っているのではないかと思うような
はらはらと舞い散る花片の中を車で突き抜けるのは
本当に雪の中を走っていような錯覚に陥る。

山の雪はところどころになごり雪
下草もまだまだ枯れ葉の下にほんの少しだけ顔を覗かしている程度



ハシリドコロ

鹿が食べると狂ったように走ると言われている
はしりどころ という花がやっと咲いているだけの
時期的に少し早すぎた寂しい山だからこその静けさ。
でも、
芽吹きをいまかいまかと待ちわびる淡い薄紫色に染まりし枝たちが
山を明るく染めている。そんなポヤポヤな春けき山肌、産毛のよう。
ところどころにまだまだ山桜健在!


出遅れた分登山道には人がおらず、静かな山歩き
鳥のさえずりをBGMに、風が冷たい1600mの尾根
詰まっていたものを汗と共に流し
厳しい冬を越えた東京都のブナと交信しながらゆく。



随分と昇華できた。

今年はどの山を歩こうか、と体力と持久力の査定を始めなきゃ。
山選びの楽しさがまたやって来る