樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

復興

2016-10-31 22:22:31 | 日記
週末、一寸用事があって仙台方面へ
急ぐことはないので、三陸沿岸を南下した。

東日本大震災から5年が過ぎた。
被害にあった町が再興、復興を続け、商店も建ち始めた・・・
と、思っていた。
宮城県気仙沼、石巻、松島、塩釜・・・
人々が集まり始め、建物も再興され、漁港も復活
目に見えて復興が進んでいる
と、思っていた。

でも
実際に車で走ってみると、
ナビには載っていない道なき道を走ることになったり
盛り土と仮設道路ばかりが目につく

ちょっと内陸にはいると全く被害がない。
この温度差

こうした光景を目の当たりにしないと
なかなか想像できるものではない。


土地の収用、土木工事人の不足
資材の高騰など
理由は色々あれど

最後は
地元の方達の頑張りがないと復興は難しい。
外部の人間がいくら支援しても、最後は地元民の地元愛
がないと、進まない。

そんな印象を強く感じる神無月のみそか

出雲大社にお集まりだった神々は、あちこち視察しながら
そろそろ出雲大社からお帰りか

今後、それぞれの町の復興が加速していきますように

動物の親子連れ

2016-10-28 23:59:57 | 日記


以前
初秋の朝、宿舎の駐車場で2頭の鹿を見たことを書いたが、
つい先週の夜、買い物に出るため駐車場への道を歩いていた時
何か気配を感じ、夜目を凝らしていると
道の端っこからこちらを見つめる目と合ってしまった。

目が暗さに慣れてくると...
じっとこちらを窺っていたのは、鹿の親子だった。

あ、あの2頭が山に帰る途中か、と思い私が歩きはじめると、
襲ってこないことに気を許したのか
出てくるわでてくるわ!
大小合わせて、7頭も!!
どこに隠れていたのやら。

ちゃんと、小さきものを中にはさみ行動している。
人目につかない時間に食後のお散歩ならいいけれど...
山が切り崩され、高台宅地に変貌し
住む場所を失った動物達、雉や熊、狸に鹿は
どこで冬を越すのだろうか。



先週は秋田の山奥で きつねの親子が道路を横断していた。
子供らしきが2匹と大人らしき1匹が素早く渡り、ガードレールの下で待っている。
小柄なキツネはクリックリの目をして待っていた。

車をゆっくり進めていると
後からゆっくり横断し始めた1匹...
びっこをひいている。
怪我をしたのか

どうか今年の冬を、このご一家、無事に過ごせますように。



十二湖

2016-10-25 23:37:40 | 日記
白神山系の北側に
湖や池が12個ほど点在していて
ブナ林の中を散策することができる




一番有名な 青池


透明度の高い隣の池
カツラの甘い いい香りが漂う


途中に天命を終えて朽ちたブナの木
         

           キノコ達を育てその後土に還っていく
                こんな木を ナースログとかナースウッド と言うそうだ

以前、留山のブナ林を案内していただいたガイドさんに挨拶へいくと
とっておきの場所を秘密の暗号とともに教えてくださった。
ガイドするお客は決してつれていかない場所・・・
人が多く入るとどうしても自然が破壊されやすくなるから・・・と

そこで出逢ったブナ


樹齢400~500年

なおも葉っぱは瑞々しく勢いがある


人知れず静かに
しかし孤高に生きる立派なブナは
今までのことをすべて受け入れ抱き止め
それでもなお穏やかに手をひろげ
パワーを放つ

思わず頭をたれた。

白神山系の秋

2016-10-25 23:24:41 | 日記
遠くに見えるは頂きに雪をつけた岩木山


秋の装い ブナに呼ばれて白神山系へ
二ツ森から世界自然遺産に指定された白神山系の核心部を見ると・・・


山また山の山には針葉樹が見られず
もこもこっとしたブナばかり
地元の人がブナっコリーと呼ぶブナが山を覆い尽くす
葉っぱが緑の時はそれほどとは思わなかったけれど
こうしてみると、今まで見てきた山々との違いがはっきりくっきり


こんな中をすれ違う人もなく
カサコソと落ち葉の踏み音をたてて歩く





ふっと目を横にすると


ダケカンバの白い幹がなまめかしい







足元をみれば
鮮やかな艶やかさ



どこを見ても思わず頬が緩む景色
冬前のブナたちもそれぞれの秋を楽しんでるのではないだろうか

冬道安全運転研修

2016-10-20 22:23:42 | 日記
希望を出していたが、抽選に外れてしまった冬道安全運転講習会

朝、出社したら突然の電話、
なんだと思ったら、冬道安全運転講習会参加者のキャンセルがあったから
今日だけど参加できないか、との連絡

喜んで出席してきた。

盛岡の北西、雫石にあるドライビングスクールの特設コース
鉄板に特殊な溶剤を塗り、その上に水を撒いてつるつる状態にしてあるコース

30~40キロのスピードから急ブレーキを踏んだときの制動感覚や
それにちょっとハンドルを捻るとどうなるか
そしていかに少ないブレで横滑りを回避あるいは建て直し、
車を止めるか、の実地訓練

昔、シャーベット状の信号手前でブレーキを踏んで180度回転し
止まった(奇跡的にも対向車おらず、どこにもぶつけずすんだ)経験あっても
今回のスケーターワルツのような運転経験はなかった。
とっさになかなかできないもので、頭でわかったつもりでも
実際ハンドルを握ってみると、頭のなかは真っ白白になってしまう。

あまり経験したくないが、これも経験なんだろう。
何度か繰り返している内に怖さもドキドキ感も薄れ
身体が体得してきた感じもする。

本番の道路で、こんなことにならないように
スピードは控えめに、
ABSを過信せず、ひたすらにスピードは控えめに
急ハンドルも控えめに・・・
急ブレーキもかけないように・・・

と頭でわかってはいるが、ね。

東北は雪道以上に凍結路が怖い~~~