樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

北海道新幹線

2017-06-30 07:24:26 | 日記
トンネルを抜けると
そこは雪国 ならぬ北海道 だった

盛岡から北海道新幹線にのって函館の旅
先週の週末久しぶりに娘と函館で待ち合わせて たび に出た。

盛岡の次は「新青森」
その次は「新函館北斗」
2時間の新幹線

青森から、乗務員交代で東日本JRから北海道JRに切り替え
青函トンネルを抜けると、ようこそ~北海道へ!という
観光満載のアナウンス

ただ、新幹線の旅はトンネルまたトンネル
時々防音壁ごしの風景・・・と
車窓を楽しむことはできない

そして、
新函館駅は、回りにお店も
町も何もない、寂しい場所だった。
ただ、湿気のないさらりとした
心地よい風とどこまでも広い空だけが、
私は北海道に居る!と感じさせてくれた。




娘との待ち合わせ時間までまだあったので
レンタカーで大沼公園を訪ねてみる。
とんがり山頂の駒ヶ岳をバックに大沼が
のんびりと横たわっている。
千の風になって という歌の歌詞はここの
湖畔生まれたそうだ。

耳を澄まさずとも木々の葉を揺らす風が
目に見えるように走り去る。1時間半ほど
遊歩道を散策し、島巡り。


大沼団子を今晩の食後のデザートに買い込んだ。
さあ、娘を空港に迎えにいかなくちゃ!
と、駒ヶ岳に別れを告げる。


新日本百名山

2017-06-20 22:14:48 | 日記


時は6月、時雨時・・・
ではあるが、なかなかスッキリした6月らしからぬ週末
すっかり山友達になった松阪市から派遣されていらっしゃるお姉さんと
八幡平市にある山へハイキングウォーク

山の名前は 七時雨山

牧場の脇を通りながら登山口へ
2合目辺りには
まるで鳥居のような4本の木


ここを儀礼のように通過する
3本はブナでした


3合目から8合目まではブナ、ダケカンバ、ナラなどの混合林の中を
足元から沸き立つばかり土の香りと
木々の間をすり抜ける風
高い木々から落ちてくるヒグラシの鳴き声に包まれて
パワーを交換しながら登っていく。


表っから見ると太い立派な木に見えたこのダケカンバ
後ろに回ると芯がない。
老兵のよう
でも、見上げれば新緑の葉っぱが萌えている
息ずく命



キリンのような不思議な枝?幹?
どうしてこんなになったのか 考えを巡らすが
答えは出てこない


1時間ほどで北峰の頂上
その先15分ほどのアップダウンを進むと南峰頂上に到着




権現様も鎮座ましまして・・・


頂上からは岩手の空の広さを感じ
岩手山の見返り美人と其に続く八幡平の穏やかさ、たおやかさを
飽きるまで眺めていた。




今日がお姉さんと一緒に歩ける最後の日


締めは 下山後
七時雨山荘のカフェで 懐かしきアイスクリームソーダ
(ここのアイスは、奥中山高原の濃厚なアイス!)



そして、忘れてならぬ天然温泉

一緒に歩いた道を懐かしみながら・・・
ふやけるほどに浸かる


羽黒山

2017-06-14 22:30:16 | 日記

ふたりしずか


山形県、出羽三山(月山、湯殿山と羽黒山)
その一つである羽黒山に所用の帰りに寄ってきた。

木造の五重塔で有名な羽黒山
今から1400年前に開山
(ちなみに石川県の白山は今年開山1300年)


灯籠が三日月模様


東山魁夷の絵のごとし


まずは祓川神社で浄めてから参道の階段をひたすら登る






階段は全部で2446段


途中でふ~っと一休み





羽黒山山頂には茅葺き屋根の 三神合祭殿




屋根の厚みといい、ヌバックを思い起こさせる鞣し具合は 貫禄十分
さすが、3つの神様を合祀させたお社だけある立派なもの

            



三山各々に月山神社、湯殿山神社があるが、どちらも雪深い山や渓谷にあり
通年の参拝が難しいため羽黒山に神々を合祀したそうな。

羽黒山の入口、随神門近辺は宿坊の村
今もその信仰は熱い

残る浄めの山、湯殿山にもそのうち行かなければ・・・

はないかだ

2017-06-05 11:52:26 | 日記


珍しい植物をみつけました。
はないかだ

白い花が葉っぱの上に咲く
花の跡に緑の実



場所は御殿場、岸さんの別宅園庭
虎や工房の前庭

カフェも暫くご無沙汰していた間に
成長してて、テラス部分が増築されていた。



香りよい深い味わいの煎茶は相変わらずで
ほっとする。



座席を注文前に確保するシステムなんだけど
積み木のように並べられたこんな木のキューブ
これをテーブルに置いて席を確保する




暫く元気のなかった母とのちょっとした小旅行