樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

お江戸

2012-07-29 12:01:55 | 日記
ほぼ30年ぶりの再会に
浅草を選んだのは
ちょっとゲンかつぎの二人
浅草寺にてお参りしてから暑気払いしようという理由

土曜日だから観光客で混んでいるだろうと見越してはいたが・・・
そんなもんではなかった。

知らぬがなんとやら・・・
この日は 隅田川の花火大会!!!
若いカップルがわんさか
それぞれ浴衣を着てかわいらしいけど
この暑さ! と この人ごみ!
皆さん若いねえ~
商店街も大賑わい






早々におまいりを終えて
駒形へ向かう

今日のお目当て 駒形どぜう


名物 どぜうなべ


江戸時代(1801年)創業の東京老舗
下ごしらえとして生きたどじょうをお酒の中で泳がせ甘味噌じたてのお汁で下煮
臭みが取れて味もまろやか、骨も柔らかくなったところで
この鉄鍋にしきつめて鰹出汁の割り下を注ぎ
ねぎをたっぷり、どじょうが見えなくなるくらいのっけて
炭火で煮ながら熱々のどぜうに山椒をちょいと振りかけ食すのです。

夏はどじょうの旬
金沢名物どじょうの蒲焼(串焼き)も懐かしく・・・
どぜうの蒲焼とから揚げも一緒にいただきました。

夏の暑気払いはこの1品で
カルシウムばっちり!


久し振りに再会した友人は
大病を患って若い頃の半分くらいになってしまったけれど
江戸っ子かたぎのあの豪快な笑い方は学生時代と変わらず顕在で
人生いろいろあるよね!と。

会えてほっとした。


花火の喧騒から抜け出そうと
上野へ抜けるために大通りをはずして歩いている途中

なにやら粋なうなぎの暖簾

でもどう読んでも 「どら焼」 と書いてある


がらがらっとお店を覗いてみると
ショーケースにどら焼き三つと最中が一つ



そしておじさまが一人
お客のおじさまに「ここはどら焼きやさんですか?」と伺うと
 「そうです。どら焼きをちゅうもんすると奥であんこをはさんで作ってくれるんです。
  最中もです。普通この時間(5時頃)には売り切れていて予約していないとないんですが
  今日はラッキーでした。」
暫くすると奥から竹の薄皮につつんだどら焼きを
正直そうなおとなしいご主人が穏やかな笑顔とともに持って出ていらっしゃいました。

ひっそりとどら焼きつくって何十年?
という職人気質の風貌がみて取れる。

思わずまだありますか?と。
はい、少々・・・と。

小豆、白餡、鶯と三種類だけをご商売にしていらっしゃる。
鶯餡は友人とわたしが一つづつ注文して終わりでした。

まあ、なんとふくよかなうぐいす餡の味♪
皮もしっとりほどよい柔らかさ
まるで・・・若い芸子さんの肌みたい?
あんこは皮のきりきりまでしっかり、でも品よい量がはさまれて。

食べ終わった後、なんだかぼーっと
昔ののんびり時間を過ごしていた頃の風景がふっと蘇る。




 






もう壊れた!

2012-07-29 10:37:07 | 日記
暑中お見舞い申しあげ候

人間も草木も動物も暑くてかないませんわ・・・
娘が使っているPC
今年の3月に購入したNECのノート型パソコン

もう壊れました
この暑さにPCもうだったのでしょか。
電源入れてもwindows画面が立ち上がりません。
修復ソフトでも修復不可

娘が夏休みに入ったとたん、
PC自身も夏休みをとりたくなったのかねえ~
一応レポートも書き終えたあとなので
娘もあまり悲観的にならずにすんでますが。


一番近くのヤマダ電機に駆け込みました。
おしゃれな自由が丘にありました。

ま、娘と二人で自由が丘のお店を楽しみながら

お茶して、PCの1ヶ月の入院のうさばらし

紅茶とミントとチョコのケーキ

ホイップクリームもほんのりミント色でミント味


それにしても
4ヶ月であえなくアウト、早すぎませんか?壊れるの。

店員さんに聞いたらNEC製品のHDはOEMで
やっぱり MADE IN CHINA

ちなみに富士通は MADE IN JAPAN だそうです。
(これ、父から譲ってもらった6年選手の富士通PCで書いてます ~~)


半蔵門寄席スペシャル

2012-07-24 21:10:41 | 日記
勤務先の半蔵門と武蔵小山近くの家の往復の毎日
家に帰ればテレビが嫌いですぐ自分の部屋に引きこもる毎日
笑う事が少なくなっている自分が恐ろしく
落語を聞くようになっている

「半蔵門寄席」という表題に引かれて買ったチケット
よくよく見れば開催場所は半蔵門ではなくて
新宿、紀伊国屋サザンシアター

紀伊国屋書店の紀伊国屋ホールには若い頃何度か足を運んだが・・・
果てさて、新宿の南口
高島屋の突端に紀伊国屋書店がありその5階にこのホールはあった。
(全く新しい建物でした)

「半蔵門寄席」とは何ぞや?
主催の東京FMが半蔵門にあるかららしいが、
副題「わたし、ラジオの味方です3」

今日のお目当て柳家喬太郎がもっている番組
「キンキラ金曜日」というラジオ番組の公開収録であった。

だけど落語バージョンは収録せずに後半のトークのみの収録
とはいえ、おなかを抱えて笑いっぱなし・・・大人のジョークが多かったけどね。

ゲストは前座に桂平治「平林」
中座は笑福亭鶴光、話は大阪淀橋を架けた富豪の噺(題忘れました)
真打は柳家喬太郎「吉田御殿」

中座の笑福亭鶴光はどこかできいたことあるなあ~と思っていたら
若い頃ラジオから聞こえた声!「オールナイト日本」を11年も続けていた
落語家だったんですか、あれは。懐かしいテーマソングがかかってフラッシュバック

落語の噺の中で時々
小話その1 お墓におまいりに行った時、石屋に聞いた。売れてます? まあ、ぼちぼち・・・
など小話がところどころに入る。大阪弁の落語も調子がええなあ~

喬太郎の噺をきいたのはこれで2回目
ちょっとイメージがかわった。動作が大きくて派手な落語家と思いきや、
以外や以外、女形がうまくしっとりと色気をだす。
 若い侍が旅の途中にひょんなことから後家の家に泊まってしまう・・・噺
これがほんとに古典落語?というきわどいしもねた多き噺だったのだが、
品よくさらっと流しながら笑いをとれるというのも芸のうちなんだろう。
落語の時間が長引いて(小話やら体験談が途中で入ってしまうから・・・
収録時間が押してしまったけど
30分も超過して話しまくる鶴光と喬太郎
喬太郎の老眼鏡(鼻眼鏡)がとても雰囲気あってよかったねえ

ラジオは落語と同じ、
聴いて想像を膨らませる娯楽、テレビとはちゃいまんねん!と鶴光はおっしゃっておりましたが
ホンマにそうやねえ、と思う。
でも、落語は生に限ります!ラジオでも想像は膨らませられるけど
あの表情、間をとっている間の顔やしぐさの表情は格別。やっぱり見ないといけませぬ。

ラジオ番組を長く続ける秘訣
その1 お便り
その2 情報
その3 (なんだったっけなあ~?)
と鶴光師匠は伝授してました。

最後に鶴光師匠
テロは世界を救う?をもじってエ(放送禁止用語?)は世界を救う!ときわどくも収録を締めました。
おじさんばかりかと思いきや、客層は若い女性が多くてカップルも。

8月3日金曜日午後8時 東京FM キンキラ金曜 にて ON AIR
地方の方もradiko.jpでPCから聴けるはずですよっ




電車利用の効用

2012-07-22 21:01:50 | 日記
都内では週末長距離運転以外、車は車庫の中
お休みいただいている。
バッテリーが上がってしまわないか少々心配しながらの休養中
今まで、無理をかけていたから・・・ね。

というわけではないが、
どこかへ出かける時は電車利用で移動

本日こちらへ来てから2回目の二子玉川
通称昔は「ふたたま」だったが
現在はどうも「にこたま」と言うらしい。

以前は玉川高島屋しかなかったのだが、
高層マンションが建ちそっち側に商業施設が出来た
rise という。

今日はどちらも偵察に行って来た。
渋谷のような混みようも無く
コンパクトにまとまってショッピングしやすい街

家からも電車で30分以内。多摩川べりにあるから少し空気が吸えるかな。
友人とそのお嬢さんとお目当ての山ギアーを新調したあと
遅めのお昼に高島屋の中にある
バームクーヘンのお店へ

お嬢さんはハーブチキンサラダランチセット
友達はミートパイランチセット
私はワインセット?バームクーヘンやさんにワインセット??

さすが!バームクーヘンやさん
ハーブチキンサラダセットのアイスティ脇についてきたのは
ちいさなバームクーヘン


ティースプーンの上のはチーズではなく一口大の別バラバームクーヘン


ビールセットにもドイツビールとバームクーヘン
ワインセットにも赤or白のワインとバームクーヘン


デザートワインのような甘いone glassとバームクーヘン2種類


電車利用の買い物
昼間っからこうやってワインやビールを飲める楽しみ!
こっちに来てから
ストレス?からかnon driverだからか
ワインやビールに手軽に手が伸びてしまう。


solo salt

2012-07-22 00:09:58 | 日記
solo piano コンサート
塩谷 哲(しおや とおる)

渋谷の小さな音響のいいコンサートホール
音の余韻がいい具合に周りの木の壁に吸い込まれていく
私達の着ているもの(木綿や麻)、すなわち湿度にも影響されるんだけど・・・
と話をしながらのピアノソロコンサート

彼は オルケスタ デ ラ ルス というサルサバンドのピアニストを経て
ソロ活動を初め、佐藤筑前とsalt & sugarというラジオ番組も持っていた。
若いけど、作曲・編曲・コンポーザー・ピアニストなど多くの顔を持つ実力派
ジャンルを越えた才能豊過ぎるピアニストの双璧(たぶん片方は小曽根真だが
女性では 上原ひとみ
男性では 塩谷 哲 
ではないだろうか(私の好みであるが)

・la quie(雨)
・枯葉
・雪の降る町を・・・
  と季節感のない曲を並べたなあ、とぼやきながら
  気分を変えて
・Bullet Train  
・シャレード(オードリ ヘップバーン主演映画主題歌)
  おーとりけいすけではないですからね、などと冗談を言いながら甘いメロディーを膨らませる
・Earth Beat
・Bud Powell
・Three Views of A Sacret
・憧れのリオデジャネイロ(ベートーベン第9風)
と続け1部を小気味よく終わる。

2部の始まりは
・Magic Dream or true love
・アンダルーサ(アルベント、ギターの曲として有名)
・Here, There and Everyshere (ビートルズ)
・即興の曲
   手からでまかせ・・・と笑いを誘い
・Ladies in Mercedes

アンコールは3曲
   お手の物のラテンの曲など
   ラストは、普通は1曲目に弾く曲だけどたまには最後に弾いてみよう!と
・Morning Bliss

であっさり終わる。
先月とは重ならないように気をつけているんですよ!と話をしながら
次の曲は何にしようか、考えてあとは指に任せているのだろうか。
指から次々にほとばしり出る音
キラキラ振りまかれる音も
最後はホールの木製壁に自然に吸い込まれ収まっていく

正に Bliss Time!

一昨日手にした 上原ひとみ の Place to Be
この二人のDUOを聴いてみたい気がする。
いつか実現しないかな~・・・