金沢の古い山友よりお誘いいただいたので
開山1300年の白山に登る三連休後半
お天気は上々・・・のはずであったが
途中は時折 曇りだったり霧がかかったり
色づきはちょっと期待はずれ
今回は室堂泊まり予定でのんびりと上がる
室堂には3時頃到着
着いた時点では頂上に霧?雲?がかかり
この通り
ところが30分ほどでさ~っと風が吹いたのやら
これは頂上へいかねばなるまい!と
やおら腰をあげ
すでに戸締まりをしていて拝殿に入れなかったが
白山神社社務所に頭をたれてから
頂上目指して40分
一歩足を前に出せば少し近づく
そんな事を繰り返しているうちに
青石を過ぎ高天ヶ原を過ぎ天上界に近くなる
緑の屋根の奥社が見えてくる
ここまでくれば
あとは期待感で膨らみ
いままでの疲れはどこへやら
立山・剣・北アルプスの槍・穂高などもくっきりと雲の上に顔を出し、見渡せる。
夕方の夕食時間が近づいていたせいか、人がめっきりすくなくて
最高の天気と見飽きない景色
胸一杯に吸ってもまだまだ入る秋の空気
贅沢な1/1300を刻む
下りは夕日と紅く色づくナナカマドの実の群生を見ながら 室堂まで下る。
翌朝、零度に限りなく近い早朝
夜中に起きてみた曇と霧でご来光を諦めていたのだが
これまたさっと雲がどき、快晴になっているではないか!
これは上らなければとやおら起き
重い足、眠い目を見開きながら頂上を再度めざす
でも、途中で訪れたご来光
お日様は乗鞍岳の横から現れた
右は御岳山
思わず手を合わせ
あっと想う
何度も白山にきているのに
白山でご来光に出会ったのは今日が初めてではないか!
朝御飯の準備が始まった室堂の
太陽の動きと同調する
ゆるりとした時間の流れが見えるようだ
下山は 急傾斜の観光新道 を降りる
ガレ場の中のこんな紅に目をひかれつつ
夏の名残を探しながら
そして 冬の訪れを艷やかに待ち受ける草 を横目に
おまけ・・・
天然白峰産なめこの なめこそば うまし!