樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

ISO

2009-10-28 22:54:36 | 日記
ISO本審査が今日、終了した。
半年間、ISOチームの一員として勉強会に参加し、監査委員としての訓練を受け
文句をいいながらもマネージメントシステムの理解を深めてきた。
先が見えずに、本音と建前とのギャップ、何のために行っているのか?
と疑問に思いつつ参加していた。が、本気で改善を考えていると、意外と効果が
出てくるもの。止まることなく改善を心がけていると、うまく回るようになるこ
ともわかってきた。確かに書類は多くなっているが、それをも改善して実質的に
会社の動きにあわせて変更していくと、意識が変わる。

うまく運用されて、品質の更なる向上などにしっかり反映されるよう日々改善!
とすっかり洗脳されたようだ。

PDCAサイクルは続く・・・


縁(えにし)

2009-10-25 23:29:06 | 日記
近くにある秋色を見つけたくて、樹木公園へと足を向けた。
子供が幼稚園時代に親しくなった知人と二人、
10年前子供達をよくつれて遊びに来た樹木公園。
獅子吼(ししく)高原のすぐふもとにあり、
県の林業試験場のような役目をしているためにたくさんの樹々が植わっている上に、
ちょうどよい広さの芝生や傾斜がある。
「おいもごろごろ」遊びを何回もして目を回したこともあったっけ・・・
落ち葉を集めて山にして、その中に子供達はもぐりこんで「暖ったか~い!」と騒いでいた日々も蘇る。
20分ほど木々の間を歩き上へあがると、石川の風景を縮図にして造園されたという
獅子吼の山を借景にした日本庭園がしつらえてある。

昭和天皇もここに立ち寄られたという、その場所で暫し秋をめでる。まだまだ秋色にはなっていないが、
その移ろいゆく季節を感じるには充分かもしれない。

                           持ってきたお菓子と、コッヘルでコーヒーをおとしお茶の時間
                          

突然だったが、知人と話をしている中でどうしても「今日」、
幼稚園時代にお世話になった先生にお目にかかりたくなり、電話をかけた。
今日を逃すとこのチャンスはこの先5年はなくなるような気がしたから。
歳を取った証拠かもしれない。

快諾してくださった先生、感謝です!

伺ってみると先生のご自宅は、我が家から自転車で15分ほどの距離だった。
国道から一本横筋に入ったところだが、旧街道沿いだそうで、
150年も昔に立てられた家をそのまま使っていらっしゃる、
いわば「町屋」として残っている家だった。
           
息子さんご夫婦が同居され、横に小さいながら暖かな空間のギャラリーを開いていらした。
「こうさく舎くりくほ」という。
http://kagabiyori.seesaa.net/article/99027005.html

お隣のおうちも同じような町屋で、今日は丁度公開をしている日だったので覗かせていただいた。
玄関を一歩入ると、土間の上はご覧のように、見上げるように高い吹き抜け
天窓の明かり取りの窓からの光がまばゆい。
           
           造園業を営んでいらっしゃるそうで、町屋の住居横にはモダンな事務所

                       
              ここで色々な空間のアイデアを練り、ひねり出しているのだろう。

ちょうどギャラリーで、色鉛筆画の展覧会をしていたため、先生も通りに縁台をだされていた。そこで1時間半ほど
懐かしい幼稚園時代の話し、近況、幼児教育のことなど伺う。
          
     どんなことがあっても、いつも前向きな先生からまたまた元気をいただいた。
     どうしてこんなに前向きでいられるのかしら。

我が家の子供達はこの先生から、そして自然いっぱいの幼稚園の園庭での遊びから、
転んでもなんとかして自分で起き上る力を与えていただいた気がする。



天井裏の住人駆除

2009-10-23 22:11:21 | 日記
実家の天井裏を住処としていた「ハクビシン」、
その後駆除業者がスモークの匂いのする薬をまいて
外に追い出そうとしたところ、出口の穴をふさいでいたのか、
出るに出られず、大運動会の如く、七転八倒?駆けずり回って
以前にも増して騒ぎまわっていたらしい。

その業者、その後の消毒と床下の消毒と出入り口2つの穴をふさぐ
作業で、見積もりがな、なんと80万円なり!!!ギョギョ!!!
「端数は切り捨て安くしておきました」と言う言葉に契約書にサイン
をしてしまったという。あ~~

老人のみの住まいだからと詐欺まがいとまではいかないが、ぼられた
のではないかと疑うのは娘の私だからだろうか。
年金生活者の老人相手に・・・・
消費者センターに相場を問い合わせた方がいい、と助言はしたが、
いったい世の中どんなもんなんだろうか?

山へいく ということ

2009-10-19 23:41:04 | 日記
先日アップした五竜岳山頂の写真
霧に包まれた五竜岳山頂、でも頂の左側と右側には、まったく同時に
青空ともう一方で霧がとどまったスクリーン。自然界のなせる業。
                
                 刻々と変化する雲


  左を見れば提灯型した雲                   右を見れば山の陰まで写す霧のスクリーン

リーダーより今日新たに写真が届いた。それを見ていてフッと思う。


「忙しい」という字は「心を亡くす」と書く。
「慌しい」という字は「心が荒れる」と書く。
下界にいると「仕事」という名目の元に、忙しい事が当たり前で、
「ああ忙しい!忙しい!」と偉そうに言ってしまっている。

朝日も拝まず、夕日も見送らず、お天道様と話をするのを忘れている。
おっと、「忘れる」という字も「亡くして押しつぶされた心」と書くんだ。

この亡くしそうな「心」を自然界に返し、頭を垂れ、
鈍った「五感」を思い出すために
   -山へ行く-
そんな考えが頭をよぎった。

お祓い

2009-10-17 22:03:17 | 日記
今年から社会人になった息子が所用で名古屋から週末にもどってきた。
ところが、途中、高速のSAでバンパーを当て逃げされたようで、パニクッて相手のナンバーを見る余裕もなかったという。交番に一応届けたが、当てられた場所の所轄の警察に届けを出さないといけないそうで、帰りに高速の途中で車を停めて緊急電話で警察に届けを出さなければならない。なんか変だなあ。こちらの警察から届けを何故出してくれないんだろうか。同じ道を通らなければどうすればいいのだろうか?融通が利かない警察・・・

さて、そんなこともあり、いつも初詣へいく白山ひめ神社にお祓いへ行った。全国にある白山神社の総本山、白山の室堂に奥社があり、山頂にも祠がしっかり建てられている。白山信仰のお膝元。ここの参道、木々に囲まれた階段を一段一段登っていくと身が段々と浄化されて軽くなっていく感じがする。

私達にとってここは事あるごとにお参りにくる神社。今回ちょっと遅かったかもしれないが、車のお祓いを受けた。
この境内の脇に「白山霊水」という白山から染み出たおいしい水が流れている。今日もポリタンクを持っていったので、汲んだ。おいしい水を飲んでいると気持ちが柔らかくなる。            
                
          長寿でなくていいけど生きている間、優しい気持ちでいたい。

近くに石のカマドで焼き上げるピザがおいしい「木遊りん」(もくゆうりん)というところがある。ここのデザートビザがおいしい!
木工店も併設され、チップをふんだんに使い、お店の中は中央に大きな木を一本使った無垢のテーブルがあり、それを囲むように螺旋階段、その途中に席が設置されている。中庭に大きな大きな水盤があり水が湧き出ている。この水の流れ・水紋をみていると、ちょっと時間を忘れる。
                             
           

                            これはオレンジピザ ↓
                     

今日は新しいピザ、胡桃ピザも頼んだ。ベースはカカオ。その上に鬼ぐるみが散らされて、そのまた上に粉砂糖が降りかかっている。白黒の不思議なピザだったが、しつこい甘さもなく大人の味のピザだった。