樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

新米

2010-08-29 21:00:39 | 日記
今日の夕日はとても大きくてきれいでした!
昼間、空気が久しぶりに澄んでいて、すっきりとした空だったから。
でも、暑かった~

窓を開けて車を走らせると、
イグサの匂いぷんぷん・・・
そうです!もう稲刈りが始まっていて、
何枚かの田んぼはきれいに刈り取られた跡。
その香りです。蒼い感じです。

スーパーには「新米」が、早出回っていました。
もちもちっとしたおいしいお米がまた めぐってきた~^^)V

レッドデビルス

2010-08-28 21:44:08 | 日記
石川県ラグビー協会に本日正式に登録された
女子ラグビーチームのチーム名

金沢市営競技場で発足会および初練習が行われた。
芝生のフィールドで初練習。
ラグビーは15人制なのだが、石川県で初めて登録した
この女子チームは実はまだ6人しか確保できていない。
今日は友達を誘ったり、高校のラグビー部の女子マネを
呼び込んで練習してもらった。

あと一人、7人集まれば、7人制の試合に出ることができる。
大阪や東京にはちゃんとした女子チームがあり、全日本チームも存在する。
そのキャプテンがまたかわいらしい24歳。

2016年ブラジルでオリンピックがあるがそのときには男子と共に女子ラグビー
も正式種目。2019年には日本でラグビーのワールドカップが開催されることが
決定している。それに向かって競技人口の少ない今、石川県はチームを立ち上げた。
この中から、選手を輩出したい!という意気込み。
中学生の一人の女の子が関西のチームのセレクションを受けて受かっている。
すばらしい身体能力を持っているお嬢さんだった。

娘もこのチームのメンバーで、夏休みは週3回+土日に大人の男子チームの練習に
混ぜてもらっている。今日はとても嬉しそうだった。
            

基本のパス練習のあと、人数がいたので、3チームに分かれてタグラグビーをして
走り回っていた。

新聞の取材も受けていた。
多分明日の地方紙に掲載されるだろう。
がんばれ!レッドデビルス

ラグビーの合言葉
  one for all, all for one



北信越大会結果

2010-08-22 22:55:28 | 日記
10:45から開始されたラグビー北信越大会決勝(青年の部)
新潟対石川

いいとこなしのぼろ負けの結果、25対0
結局相手は5トライ、石川はトライなし。
新潟は来週末、東海地区大会に出場し、その結果で千葉での
国体に参加できるかどうかが決まるそう。

この試合に先立ち、高校生の試合があったが、ここも新潟が優勝。
層が厚い、ということでしょう。
おめでとうございます!

今日も暑かった~~~

息子は明日休みを取っているので、金沢に寄って夕食を共にする。
娘と7歳離れているのだが、ケタケタとガハガハと二人でよう笑う。
こんな二人を見ていると親冥利に尽きる♪

夕食後、道路端で月夜をながめながらコーヒーを飲む。
話題は小さい頃のNHKの番組。
7歳違うと番組も違うのだが、二人ともよく覚えていて、
息子が好きだったおかあさんと一緒のキャラクターは
ピッコロ・ボロリ・ジャジャマルの3人組だったとか、
「パジャマでお邪魔」「はっみっがっきできるかな?」の
歌を歌ったり・・・
「ルドルフといっぱいあって名」や「ガンバとなかまたち」の
物語やアニメの話で大いに盛り上がった。
よう笑った笑った(大笑

そして・・・
ほい、ちょっと早いがクリスマスプレゼント・・・?!と
渡されたもの。それは来月迎える私の誕生日プレゼントだった。
知らぬ間に二人で買い物をしていた様子。

これを選ぶにもあーあだこーだと店内で大声でヨ~笑ったなあ~!
と息子がぽそりと言う。私をえさにしてくれてもなんでも
仲がよい兄妹であって、本当に幸せ。
渡されたプレゼントもサポライズで嬉しかったが、
二人の笑い声に満たされた時間が何よりの宝物、の一日だった。


北アルプスの奥座敷 縦走

2010-08-21 23:26:51 | 日記
水晶岳(2986m)と鷲羽岳(2924m)をめざして、お盆の休み本格的な縦走に参加した。
メンバーは一人の高校生を抜かせば50台前後の方々、総勢5人。
富山の折立口から雲の平経由、水晶岳・鷲羽岳~真砂岳~湯俣温泉、信州高瀬ダム~大町を目指す、
全長たぶん40Km前後、標高差1700m前後。
はっきり言って、修行の道 だった。

台風一過の晴天を期待していたが、全行程雨と霧。足元をひたすら気にして歩く。
足元の花々は見えるが、周りの景色は1日目の薬師岳への分岐点、太郎兵衛小屋前でこの先の山々を目にしてから
最終日、くだりの稜線と野口五郎岳への道・カールしたの五郎池がほんの瞬間、霧の切れ目から見られただけ。
こんな日々でも、途中エスケープルートはないので、一度踏み出したら、前へ進むか戻るか、とどまるかしか
選択の余地はなし。人生そのものかもしれない。

               三角のツンとした山が「水晶岳」
               
               最後の秘境


今回の山域は今年初めのメンバー飲み会でほぼ決定していたが、どうしても参加したい訳があった。
「水晶岳」、ここは下界からでは眺めることができない山で、ひとつ山を越えてこの山域まで踏み入れないと
見れない山であること、そしてもうひとつは私の名前の由来の山だからである。
深田久弥の100名山のひとつでもあるが、『日本百名山』の記述から引用すると
  <前略>四周すべて山である。文字通り北アルプスのどまんなかであって、
      俗塵を払った仙境に住む高士のおもかげをこの山は持っている。

確かに、1日目7時間半、2日目6時間半かかってやっとその麓にたどりつく。水晶小屋の周りには水もなく、
雨水が頼り。そんな場所に、下界からは臨めない域に存在する。人を寄せ付けない孤高の強さを感じた。

そこまでの道のりも「最後の秘境」と言われている雲の平の庭園をつっきって行く。
1泊目は薬師沢がすぐそばを流れ、水も豊富な薬師沢小屋

     薬師沢小屋
     水が豊富で流しっぱなし、ビールもペットもその水で冷やされている
        
     冷たい水が本当においしい。黒部源流に近い。
 しかし、このお盆のため、悪天候にもかかわらず、小屋はいっぱいで、5人部屋に布団は4枚・・・
 ビールでのどを潤せば、すぐ寝られる私はノー天気・・・
小屋にたどり着く前のカベッケガ原の広々した風景はここまでの7時間を洗い流してくれるだけの清々しさがあった。
実はここへ来る前にほんの小さな川を渡る際にバランス崩してこけて、水に漬かった私は、片足の靴の中はいつも
川の中を歩いているような状態。めがねも川に流してしまって、ちょっとしょげていたが、ここで気分転換できた。
トリカブトが咲いていた。それにしても10キロちょいの荷物を背負っていると、ちょっとバランスをくずしただけで
体制を整えられない。やっぱり腹筋と背筋をもう少しつけておかないといけないな~。それに亀の子状態になると
一人でたちあがるのも重労働・・・ いろいろとしょっぱなから感じることしきり。

2日目は水の音で目が覚めた。雨だろうか・・・
昨晩結構ひどく雨がふっていたので不安だったが、この水の音は川の音だった。が、昨日とは明らかに水量が違う。
小屋すぐ目の前のつり橋を渡り対岸へ、大嫌いなはしごを降りると急勾配の斜面。35度近い傾斜の登りが始まる。
2時間ほど岩場と根っことの悪戦苦闘。岩場はほとんど小川と化している。
登りきったところに広々とした庭園が広がっているはずだった。ここからはしばらく木道をるんるんと歩けるはず・・・
ところが、霧と雨がひどくなり、ごらんの有様
             アラスカ庭園、奥日本庭園、ギリシャ庭園といわれているのっぱら
             
昨日の川の中のような片方の靴は意外と乾いていたが、雲の平山荘に着くころには両靴の中はずぶずぶ。
当然雨具も着、足にはスパッツもつけているが、そんなのお構えなしに、雨と汗でぬれていく。
4日前に出来上がったばかりという、木の香りぷんぷんする雲の平山荘に泊まりたいと思ったが、先が長いので
水の補給だけをして先に進む。祖父岳を登り、鷲羽岳・水晶岳の分岐点に来たときはまだ昼前だったが
雨風が横殴りとなりその上、2800Mを過ぎていたので、息が上がっていた。こうしてもう6時間は歩いていることになる。
心拍数が少ない、ということがここでマイナスとしてでるのだろうか、とにかく、呼吸を整えるのに時間がかかる。
水晶小屋まであと15分、という看板が背中を押してくれるのだが、
足を一歩一歩だすのがやっと。長い15分に感じられた。
この日に分岐のところから鷲羽(往復約2時間ちょっと)を登る予定だったが、悪天候のためキャンセル。
百名山のピークハンターはちょっと残念そうだった。
が、この雨風では仕方がない。小屋に入って靴を脱いで逆さにしたら、水が出てきた。
そんな靴にもう今日は足を突っ込みたくない・・・と誰もが思った。
乾燥室にはそんな上着、靴下、スパッツなどがかけられていたが、ぎゅうぎゅうづめ・・・
火炎放射器のような乾燥用ジェットとストーブが使われたが、翌日まだ湿っていた。

              水晶小屋
              
              3歳になるかならないかの子供をつれて、小屋の番をしている若い夫婦
              あの子を背負ってここまで登ってきたのだろうか。1ヶ月半、籠るという。
              (ちなみにここでペットボトルのお茶を買うと、500円です)
              
ここの神棚にあのヤタガラスが祭られていた。
その横に、多分小屋の伊藤さんという主人が書いたであろう言葉が。
「ゆっくり歩こう、山は人生」

              
翌日、雨は降っていないものの、霧はかかっている。
下界では考えられない13度ほど。涼しい。
40分の登りで念願の「水晶岳」にたどりつく。今回企画した御仁、この山域のうち、水晶だけ登っていなかったと。
今日でもうこの山域は卒業だ~!と満足そうだった。
      岩稜の頂上
        


さてさて、今日は麓まで一気に下る。標高差、多分1600M
霧のおかげが雷鳥の親子に出くわす。
ガレている崩壊地をそろそろと進むとまた少し登り返し・・・
野口五郎岳が見える稜線に来たところで、少し晴れ間がやってきた。
                 五郎池
                 
全行程くだりと思っていたら、
真砂岳、湯俣岳と登り返しもあり、樹林帯に入ってからはひたすら下り、どろどろになりながら約6時間半
川(高瀬川)の音が聞こえ出した頃には足はヘロヘロ、温泉の硫黄の匂いがしてきて、少し気を持ち直した。

昭和7年に最初の宿が立てられた湯俣温泉。昭和17年に流されて、再建されたという由緒ある温泉。
川のそばを掘るとこうしてお湯がわくらしい。私は内湯だけにしたけど、いい湯でした!!
           露天
           

           高瀬川 硫黄分が含まれているからだろうか、とても美しい色
           

最終日の朝、つり橋を渡り15分ほど川原を散歩すると仏舎利のような噴泉塔がある。その近くにはぷくぷくと温泉が湧く。

ぷくぷく温泉


途中で1匹分のきれいなへびの抜け殻を見つけた。金運アップになりますように!と真ん中を少々頂いた。
               

携帯からも隔絶された4日間、俗世界から離れた日々
修行のような道のりだったけど、
もしかしたら、私も蛇同様一皮むけたかもしれない・・・と期待する。

ウオーターブレイク

2010-08-21 21:38:09 | 日記
先週末からラグビーの北信越大会が富山県魚津の桃山運動公園で行われている。
今日は、息子も名古屋から駆けつけ石川県チームのメンバーとして出る
ということで、観戦に行った。

日陰で観戦していたが暑い!

炎天下で30分ハーフ(試合は前半後半あわせて1時間)走り回っているのだから、
すごいスタミナである。ひとつの慰めは、地面が芝生であること。

ラグビー観戦は好きで、大学時代から東京秩父の宮競技場に見に行っていたが、
久しぶりの観戦。ルールもだいぶ変わったときく。ラグビーの本当のシーズンは秋~冬。
普通はこんな真夏の炎天下でするようなスポーツではないのだけど。

どのチームにも 「W」と大きく書かれたゼッケン(シャツの上にかぶる)を
つけた人たちが2人いて、「M」とかかれたゼッケンをつけた人が1人いる。
「W」はどうも、waterのW、「M」はmedical ・・・
昔は「魔法のヤカン」というのがあって、ぶつかって倒れると、この「魔法のやかん」が登場。
ヤカンをもって走るマネージャー、その中の水をかけると皆、不思議と復活!する。
今は、そのヤカンはみあたらず、メディカルボーイが救急箱のようなものを持って走る。

そして、今日初めて聴いた言葉、 ウオーターブレイク
30分ハーフのハーフ、15分過ぎるとこのブレイクがアナウンスされる。
そうでしょう!でないと倒れてしまう!!

魔法のヤカンの水ではなく、このご時世、
ポカリなどのウオーターボトルを6本ほど入れて運べるかごのようなものを持って
二人がダッシュ。15人に飲み物を配り撤収してダッシュして戻ってくる。

熱中症で死人がでるご時世、スポーツも根性だけで成り立つ時代ではないのです。

日陰で観戦していたのに、結構焼けてしまった・・・
明日は決勝、石川対新潟 また魚津までひとっ走りしてきます。