樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

平泉寺白山神社

2018-08-28 21:20:01 | 日記


行きたい、と恋い焦がれていた
福井県勝山市にある 平泉寺白山神社

穏やかな空気が流れ
清廉な風が吹く
下界から離れて精霊たちがひっそりと暮らしているような・・・
威厳という言葉は似合わず
ただひたすらに動じない穏やかさを感じる


いにしえの石畳が続く


この石畳にくっついている 苔
分厚くふかふか柔らかく
石畳というより絨毯の上を歩いているような感覚に陥る

質素な鳥居を潜った先には長い参道が続く
緑の苔も一緒に脇を固めてたおやかに続く

本殿にたどり着く前にいくつかのお社が苔と一緒に脇を固めていた
白山を開山した泰澄大師の廟にも参る

参道途中に清廉な池


御手洗池


この池の真ん中に女神が現れ
泰澄に白山へ行きなさい、とお告げがあり
白山へ登った と伝わっている

今でも清らかな水が湧き、空を木々を鏡のごとく写す

向かいに、その泰澄が植えたとされる杉が天に向かって延びていた


ご神木


途中から3本に枝分かれし、これが3社(御前峰のお社、大汝のお社、別山のお社)と共鳴するとか

参道を進むと道が別れる
まっすぐ素直に進むと中宮



さらに素朴な道を進むとこれまた素朴な、しかし細かな細工が施されている本殿がひっそりと佇む


小さいながら風格、重みはずっしり感じられる


その裏、長く続く白山への道 越前禅定道 がここから始まる



ここの神社はなんと表現すればいいのだろう


飾らない ありのまま・・・
それでいて 厳かさを持ち併せている




きっと泰澄大師がここに生きていた時代と
漂う空気はそれほど変わっていないのだろう


ここで、浄化されつつ空気のなかへ昇華されていっても悔いは残らない
そんな気がした

息子一家の来訪

2018-08-26 21:33:36 | 日記

天然記念物の ニホンカモシカ のこども


娘が東京へ帰った翌日から5日間、山形から息子一家がやって来た。
2日目の朝、動物園よろしく朝から動物たちがベランダのすぐ先に遊びに来てくれた。

朝から鳴き声がうるさかった猿たち
そしてとても珍しい ニホンカモシカ
眺めていたら、空に虹!
親もこどもも大喜び~♪

夜にはクワガタのメスを捕まえた。
(翌日脱走して一騒動)

家でくつろいだり、本物の動物園や航空プラザで遊び
息子にとっては懐かしの石川。その風に吹かれて一家みんな楽しんだ様子



お散歩にいけば猫じゃらしやヒメジオンを摘んできてくれた孫たち


嵐が去ったあとには
ホットする自分と一抹の淋しさが漂う

でも、摘んできてくれた花の後ろから孫たちの無邪気な顔が見え隠れする



貸し切り風呂

2018-08-26 21:15:50 | 日記


娘がほんの1日帰郷した
国体の試合練習のために。

石川県への転勤がほぼ決まりかけていて喜んでいたのに
それが延期?消滅?し、意気消沈していた娘へ
ちょっと慰めを込めて、キャンパス内にある温泉施設の
貸し切り風呂を予約してみた。

石川県にきて初めて知った「家族風呂」というジャンル
家族であれば老若男女一緒に入れるお風呂のシステム

今回のはそれではなくて、ただの貸し切り風呂だけど
私も初の貸し切り風呂(各人の入浴料+1000円)


貸し切り風呂の入口
蔵 をイメージしている
中は総桧 湯船はそれほど大きくないが静かにゆったり浸かれる


ここのお風呂(温泉)が気に入ったのか
翌日も昼間、貸し切り風呂ではない普通の温泉に浸かったという娘



風呂上がりの一杯は こんなんがありました


翌日の夜、夜行バスで娘は東京に帰って行った。
翌朝そのまま出勤だそうで、若いねえ~

またお風呂入りに戻って来るね! って


2府7県の旅

2018-08-15 10:30:25 | 日記


テニス仲間と
行ったことのない厳島神社へ行きたい!という話がまとまり
お盆前の夏休み
2府7県を駆け抜けた。

金沢から1家族と出発し神戸で1家族と合流
その日の夜は広島泊





原爆で一瞬にして廃墟と化した遺構
津波の被害と違うのは焼けただれた焦げた壁
何故人間を殺す殺戮兵器をつくるのか・・・


夜は自分達で広島焼きに挑戦


何度もひっくり返さなければならず難しい・・・


翌日干潮の厳島神社へ





神社のしたから湧き水が湧き、海へ向かって流れていっている
蟹がうようよと動いていた


古い柱の一番したの部分
裏側へ廻ると木の香りがするのには驚いた




山口県岩国 錦帯橋
広島で 穴子弁当を買ってここで風に吹かれながら美味しくお腹のなかへ



木造の橋の裏
日本の匠だなあ~


次は

しまなみ街道
四国へ渡る

もう一つ神様へ詣る前にお風呂でお清め




坊っちゃん のお風呂 道後温泉にぼっちゃん!



廁へ続く道


道後温泉名物 からくり時計


いよいよ金比羅さんへ
その前に うどん県 のうどんを食して力をつけて・・・


まずはお店が並んでいる100段


参道はまだまだ続くが少し涼しい




讃岐富士





今回奥社へは行かず次の目的地
香川に住んでいらっしゃるテニスの仲間のおうち等知人を訪ねる旅を続ける

120坪の別宅にはスポーツジムも完備され
元気なご夫妻と久々の再会にビールもおいしい!

翌日神戸、明石に寄り
明石焼き(卵焼き)なるものを食す



最初の就職先が明石だった先生方と昔の話を伺いながら
魚の棚(うおんたな)=魚市場 をぶらつくのはなかなか楽しい



こんな、気心しれた知人との旅
次回はいつになるだろう・・・

しらやまさん

2018-08-02 22:41:40 | 日記


不謹慎かもしれないが
台風が逸れてくれたため
日曜日(シャトルバスがの運休が事前に決まっていたためか)
登山者はほとんどおらず
こんなに静かな山道を歩くのは初めてではないか
と、考えながら新鮮な気持ちで対峙した。

時おり吹く風は台風崩れの突風




バイケイソウ


お花の宝庫 の 12曲がり


ここは最後の苦しい場所


   イワイチョウ

        
          ハクサンフウロ


やっと たどり着いた 弥陀ヶ原
ポップコーンのような花を付ける コバイケイソウ



雪渓を吹き降りる風は冷たく 寒い


ここは山全体がご神体
地獄覗き があり、弥陀ヶ原のような極楽を見せながら修行の道を
自分自身に飴と鞭を与えて登拝する

室堂につくと回りは霧に包まれしらやまさんはお隠れになる。
こんな日は素直に頭を垂れ、そのまま下山しよう

白山さんの手拭いと中宮道で厄落としに壊れた鈴の代わりの鈴を
4時間かけて買いにいったこととしよう