樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

来訪者ありの週末

2016-11-29 22:42:18 | 日記
金沢に居たときに
息子と特に娘がお世話になった知人が
わざわざ陸前高田に足を向けて訪問?慰問?してくださった。

お土産は、懐かしき笹寿司と
なんと香箱蟹!!
この蟹の食べ方の指南を娘と受けたのもこの知人
この方は、元々福井県人なので
おやつに蟹を食して育ったようで、お手のもの



午後に岩手県入りのため、観光は一関近くの巌美渓へ
つい先日テレビでやっていて有名になっている
空飛ぶだんご ~ かっこうだんご
注文すると対岸のお茶屋さんからピューっと
お団子と日本茶がおりてくる

ポットホールのある岩場と
硫黄が含まれているだろう磐井川の
エメラルドブルーな川の流れに感嘆し
暫しお茶の時間


あんこ、ごま、醤油味の串だんご3本と、お茶が2つで400円


夜は宿泊場所近くの
仮設屋台村で久しぶりによく呑んだ!
にも拘わらず、え?これって一人分じゃないの??って
驚かれる位に懐に優しく飲んで食べて喋って

またまた人恋しく感じている自分を再認識

まだまだ盛り土とプレハブだらけの陸前高田をどのように感じられたでしょうかね・・・

雪降る空気

2016-11-26 10:06:07 | 日記
先日山形で車を降りた途端
顔にまとわりつく湿った空気!

これです!!これ!

フェースパックをしているように
顔に張り付く湿気、そして冷気
この割合で、あ~雪降りそう~🎵
とか、
まだ今日はふらないだろうなあ・・・
などと推測するのであります。
ただし、経験値
外れることも当然あります。

だって期待値も含まれているからね(^_^;)




陸前高田では、
まだその湿気を感じられません。
でも、
凍結路が心配だから今日、
タイヤを交換しました。


なごり秋

2016-11-25 22:42:00 | 日記


23日、山形の友人に会いたくて山形県へ
山形市近くに 東北の四寺廻廊 の一つがある。

四寺廻廊は 宮城県松島の瑞巌寺
岩手県平泉の平泉寺・毛越寺 そして
山形県山寺の立石寺
どれも円仁(慈覚大師)が開いたか再建したと言われているお寺




人間の煩悩の数 108段
上がりつつ煩悩を一つづつ昇華させていく


上がりきったところに
山寺日枝神社 と並んで 立石寺 

神仏共存


そこから山寺の奥之院へ続く階段 
霊場だけあって1015段、修験のみち






五大堂からの眺め


山寺の町並みはまだまだ秋色



奥之院に着く頃には雪が舞う


途中に聳える仁王門の中の仁王さまたちは
運慶の弟子の作品らしいが、なかな厳めしい力強い面立ちで
阿と吽をむすんでこちらを睨んでくる。

途中に ぴんぴんころり のお堂があってそこにはお参りをした。
一寸した登山気分を味わい、今年の秋の名残ゆく寂しさを味わう。

山形市の友人宅で、本場山形の 芋煮 をご馳走になり
体も心もほっかほか

今、こんな家庭の味や友人との語らいに飢えている自分を
再認識した晩秋


あるいて、つないで、みちになる

2016-11-21 22:44:32 | 日記
みちのく潮風トレイル
環境省が立ち上げたプロジェクト
スローガンは
あるいて、つないで、みちになる




青森県八戸市 種差海岸 から
福島県相馬市 相馬中村神社まで
東北を太平洋に沿って歩くこと700キロ

その道を、歩く道を繋げようとしています。

陸前高田市内を通る路は現在策定中
今年度中には決めるらしいですが
そのプレイベントで
六ヵ浦漁港~黒崎仙峡までを
地元のガイドさんの案内のもと環境省の方と一緒に
歩いてみました。


干し柿ならぬ干し大根
美味しい沢庵漬けのために・・・

そんな民家の横から始まります。



のどかな入り口







切通をながめながら・・・


潮の音を聞きながら・・・



小浜ぎく


せんぶり(とおやく ともいう。千回煎じても苦い)、
山芋の一種の蔓を見て(春のお彼岸に神棚へお供えする)
林のなかで ぬたば(鹿が自分の体を土に押し付けて匂いをつけた場所)を指して
朴の葉(お盆の際、蓮の葉が手に入らぬならこれにお団子等乗せてお墓にお供えする)を拾い
そんな地元の山のこと、恵みを、日常に取り入れている生活のお話をききながら・・・

黒崎仙峡の突端まで歩く




鬼のお手玉


解散後に黒崎温泉 地物ほたて丼(650円)


みちのくの普段着の生活、現在、そしてこれから
を 歩く ことで通りすぎずにつなげていけるのかもしれません。

少しづつ気になるコースをトレイルしてみようかな。