樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

2013年ゆくとし

2013-12-31 23:38:52 | 日記


2013年12月31日23:35
今年もあと25分ほどで終わります。

今年このブログを訪問くださいました皆様ありがとうございました。
皆様にとりどのような一年でしたでしょうか。

私には・・・
東京へ舞い戻ってから2年目
精神的にもちょっとまいる日々も多々ありましたが、
週末山へ行ったり自然の中に回帰することで均衡を保ってきたと言えましょう。

冬が来るから春が嬉しいのと同様
辛い事があるから、嬉しい時は倍増するのかもしれません。
でも、辛い事はないにこしたことはありません。

このまま
東京に住み続けていると病んでしまいそうなので
2014年から脱出計画を練り、準備を始めていこうかと・・・



では皆様、よいお年をお迎え下さいませ。


冬至

2013-12-24 21:50:45 | 日記
2013年は12月22日が冬至でした。
ご存知、昼間より夜の時間が長く、その差が一番長い日
要するに、夜が一番長い日

でもこれを過ぎると春分に向かって
昼間の時間が少しづつ長くなっていく

今は日が暮れるのがとても早いけど
これからは少しずつ遅くなっていく・・・のだけど
実感するのはまだ少し先でしょう。

これを境に春に向かうといってもいいのではないかと、ちょっぴり思うけど
春への序章、本当は節分なんでしょう。そして
ここ節分で本当に年を分かつのです。

そういえば、
クリスマス=イエス・キリストが生まれた日をこの12月25日にしたのは
どこぞの法王が、この冬至=季節の節目で春に向かい始める=復活
にちなんでこのあたりにに定めたとかいう説を聞いたことがあるけど、
まゆつばもの・・・

日本では
冬至にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入って
あったまろ~♪



登った事になった富士山

2013-12-23 20:44:10 | 日記


昨日外苑からNHKホールへ歩いて向かう途中、
千駄ヶ谷の鳩森八幡神社の前を通る。

?なぬなぬ?
鳥居の横に 千駄ヶ谷の冨士塚 とあるではないか。
江戸市中を中心に庶民の間でみられた冨士信仰を満たしてくれる
ありがた~き富士塚

ここに登ると富士山に登った事になるという。
登らなきゃあかん!と神社の鳥居をくぐる

境内の脇に盛り土を円墳状にし、頂上付近にはちゃんと
富士山の溶岩を配している。(1789年の築造と言われているらしい)





登山道は結構自然態で、岩もごろごろ、熊笹もさらさら
さすがにヒール靴向きではない。
7合目には洞窟も掘られ

頂上につくとそこには浅間神社?の奥宮が安置されている。


無事下山すれば「冨士(塚)登山記念」の冨士浅間(せんげん)神社ご朱印も書いてくださるご丁寧さ



あ~ありがたやありがたや!
これで絶対登らない百名山の一つの富士山
登った事にできるわい!

初めての経験

2013-12-22 23:27:53 | 日記


生まれて初めて 生の第9の演奏会へ行く

今月にはいると年末行事のひとつとして
Beethoven Symphony No.9 Concert
があちこちで開催されているようだが、
天邪鬼な私は、クリスマスにクリスマスケーキ、
バレンタインデーにチョコレート的な
年末に第9というあまりにも商業的な感覚を受ける第9に興味は全くなかった。
あまりに高いチケットにその代償を満たしてくれないであろうコンサートに
行く気持ちにまったくなれなかったのである。

が、ひょんなことから今年知り合った勤務先の派遣社員さん(同い年の方)から
N響の第9のチケットを頂いた。それも協賛企業元からの招待席

冥土の土産の一つとして有難くお誘いを受けて
天邪鬼がNHKホールへ向かった。

年齢層が高い。N響のこのコンサート、12月に4回も開催される。
私にとっては「初めてのお使い」ならぬ「初めての第9」

1,2楽章は初めて聴いたのではないかな?
まったく印象に残らない、旋律のない音の羅列。
なんだか居心地が悪く感じる。

これは後から分かるが、
歓喜の歌への伏線。こういった楽章があるからこそ
最終楽章に喜びが爆発するのだ、と終わってから気づく

こんな時は、中段後半で目をつぶって両手を膝においている銀髪の団員が目を惹く

3楽章の穏やかな旋律にやっとこの楽団に心を許し
安らかな平和を音で感じる頃
最終楽章の始まりのあのメロディーが
コントラバスとチェロだけで奏でられる。
これは素晴らしい掛け合いだった
底から湧き上がってくる様な静かな音が折り重なる
「レチタティーヴォ」(語り)

これがあるからあの合唱が活きてくるのだ!

そう、コントラバスとチェロの「語り」にバリトンの人間の声が加わり
合唱へとつながれていく
An die Freude

国立音楽大学の200人ほどの混声合唱団の迫力に圧倒される
声の圧力は楽器の音に勝る。
若いエネルギーと素晴らしく律されたハーモニー
人間の声の安堵感が この第9を年末にふさわしいものにしているのではないだろうか。

じっと我慢し続けていた銀髪の団員も最後の満開な音に参加していた with ピッコロ


O Freunde, nicht diese Tone!
Sondern LaBt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere!

陽だまり

2013-12-22 23:01:39 | 日記
朝起きて 部屋のカーテンを開ける
小さな窓から
柔らかな冬のお日様が光を届けてくれる。

窓に背を向けて本を読む
背中にひたすら 光を浴びて
次第に背中がぽかぽかと温まる

陽を集めた背中はぬくぬくとし
本の文字を拾いながら
頭の中では春を思い浮かべる

ちょうどいい 
   幸せなあたたかさ