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樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

三三

2011-11-28 23:30:53 | 日記
縁あって
柳家三三(さんざ)の独演会へ行った。

いや~ 涙を流して腹筋使って笑ってました!
なんだかすわっていても走ったあとの爽快感と一緒?!でしたのお~

落語を聴くのは何十年ぶりだ・・・
祖父が大好きで、よくテレビの落語を見ていたし
ラジオから流れてくる落語も聴いていた
そこから何十年と経っている

「落ち」があるから落語
いつも思うにその「落ち」を言葉を飲み込んで引くように「落とす」
それが落語の作法なんだろう

笑をきちんと仕舞って収めてくれる、そんな気がする。

独演会
まくら話や小話を挟んで2つ、2時間 あっという間に引き込まれてしまった。
まくらは富山にまつわるかまぼこなどのこと、
小話は例えば「隣のうちに囲いができたってさ」「へえ~」
とかちょっと近代的に?「隣のうちに囲いができたってさ」「か(っ)こい~」
とこの手をずらずらと。

本題は
あわび夫婦の噺とお代官の噺

三三の顔の表情や間のとり方に
勢い引かれ、涙を流して流し笑ってしまった
つぼに入りましたねえ~

噺家の噺や表情をみて、見ているほうが頭の中に場を描き膨らませ
それぞれの想像の中で笑うのが落語
噺家の噺がうまいへたではないんだ!(責任はないんだ?)と言っていたが
これも「落ち」なんだろうな

そういえば林やきく蔵とは小学校の同窓生らしい
三三、ちょっとご贔屓にしてみようかな。