釜山の動かないエスカレーター
韓国に地下鉄のある都市はソウル、釜山、仁川、大邱、大田、光州 の6都市。
首都ソウルに比べると釜山の地下鉄の規模は劣るが、釜山の要所を結ぶ上に渋滞知らずの地下鉄は非常に重宝されている。
そんな釜山の地下鉄を利用していていつも不思議に思うことが一つある。
それは地下鉄の駅構内に設置されたエスカレーターである。
急いでいるときや階段を上るのが面倒くさい、疲れる…という時に便利なエスカレーター。
がしかし、釜山の地下鉄構内に設置されたエスカレーターはそんな利用者の気持ちもなんのその、運転中止になっていることが多々ある。
(※特に1号線。2号線は比較的施設が新しいので、センサーで人が通ったらエスカレーターが動くシステムが導入されているところが多い。)
理由は簡単だ。
省エネを念頭においての試みらしい。
そういうこともあって朝夕の通退勤ラッシュ時にはエスカレーターはきちんと稼動しているが、昼間の利用者が比較的少ない時間帯には運転中止の札が前に掛けられ、使えないという場面によく出くわす。
がしかし!故障しているのか省エネのためなのかよくわからないエスカレーターもよく見かける。
例えば南浦洞駅の地下商店街から地上に続くこのエスカレーターは稼動しているところを今まで一度もみたことがない。
埃がかぶっているように見えるのは気のせい?!
何度も同じところを通っているとエスカレーターが止まっていても気にならなくなるから不思議なものである。