寒かったり熱かったり、それでも夏はそこまできていますね。
ご機嫌はいかがですか。
「ご機嫌どころではないよ、内閣不信任を巡っての日本共産党の態度はなんだ?」と怒っている人もいるでしょうね。
そんなこともあって、久しぶりに書き換えました。よろしく。
内閣不信任案の採決の模様をみながら、いろんな意見が出ましたねえ。「NHKの『日曜討論』で、日本共産党の穀田国対委員長は、自民・公明とは立場が違うが、”内閣不信任案”が出されれば賛成すると言っていた。出されたら”棄権”だという。どうなっているんだ」と声高にいう人もいましたね。
そのことで盛り上がりそうでしたが、別件があって退席し、次の会合に移りました。
場所は 有楽町のtTRATTORIA(「酒場」という意味)「SCORPION STAZIONE」というイタリア料理
の店です。
感じのいい店でしたねえ。店員さんがいいんですよ。イタリアワインだと「キャンティー」が定番でしたが、そこで
薦められたのは、同じトスカーナ地方の「Etra e China」(エルタ・エ・キーナと読むそうです。”キーナという
薬草の生える斜面”という意味だそうです。重くて美味かったねえ。
良い店だったので、つい話が横道に反れました。内閣不信任案と日本共産党の対応でしたね。
帰宅したら、信頼する友人からメールが入っていました。「共産党が内閣不信任案に棄権することを決めたそうですね。正直、失望しました」「共産党は最初は不信任案が否決されるだろうという予想のもと、反対票を投じることを決めていたものの、可決されそうになったので棄権したと報道がありました。棄権の理由は、党利党略に巻き込まれたくないとも伝えられていますが、本当でしょうか」「この期に及んで賛成でも反対でもないというのなら、共産党はいったいどうしたいのでしょうか」「これこそ、私には共産党の党利党略に見えてしまうのです」・・・・・大要 そんな意見でした。
日本共産党に訊いたわけではありませんが、ぼくの感想をいいましょうね。
たしかに、穀田恵二国対委員長が、NHKの『日曜討論』で「自民・公明とは立場が違うが、不信任案には賛成する」といっていました。事実です。
不信任案の採決で「棄権」。事実ですね。
さあ そこで、冷静に「この数日」を振り返ってみましょうよ。
3.11以降の菅内閣の対応(やたら会議をつくるが具体的な進捗が見られない、大震災のどさくさに紛れて、TPPや消費税増税論、漁業・農業の”会社化”、道州制の目論み・・・など、あげれば切がありません)は、従来の自公政権よりひどい政治に突き進む感じでしたよ。
不信任案が出されるとしたら、あなたならどうします?。ぼくだって不信任に賛成しますね。
ところが どうでしょう。不信任案提出を前に やたら水面下で動きがありましたね。
「不信任案の前に国会解散に打って出るのでは」という報道もありました。小沢グループの動きも報じられました。鳩山氏が2回も菅首相と会っていましたね。「解散が怖い」という議員もいたようです。「亀井静香氏が引導を渡した」なんてことも報じられた。「結局、(退陣の日取りははっきりしないが)退陣する約束をしたらしい」ということでしたね。
知人の多くは、「不信任案は否決されるよ」と言っていましたよ。
このような状況を何と表現するのですかね。「茶番劇」といっていいでしょうね。
真剣に「不信任」を考えている側からすれば、「いい加減にしろ!」と言いたくなりますよ。「そんな茶番劇に付き合っていられるか!」・・・・・日本共産党が「棄権」という対応に変わったのは当然だと思いますよ。まじめに「不信任案に対する態度」を考えていたら、ぼくだって「いい加減にしろ!」と怒りたくなりますよ。「棄権」は、「茶番劇」に対する「いい加減にしろ!」の意思表示でしょう。あなただっら どうしますか?。
これを「党利党略」というのでしょうか。
わたしたちは、一瞬立ち止まって、冷静に判断しようじゃありませんか。
日本共産党が、今回の判断にどのような見解をだすか知りませんが、ぼくは、「棄権」はまともな判断だったと思うのですよ。
みなさん「政局」がお好きなようですが、この国は 大きな曲がり角に直面していると思いませんか?。
近い将来、国会解散・総選挙ということになるでしょう。原発(時間はかかりますが)からの撤退、早急に「自然エネルギー」への移行、「国民生活第一」の国の予算の抜本的組み変え・・・政治が決断すればできるのです。そんな政治にしたい。そのチャンスは間もなくくるでしょう。
この際、あれこれの「政局報道」にうろうろすることをやめて、一人ひとり 冷静に「生活を」「この国の行く末」を考えようじゃありませんか。
気候の変わり目です。御身大切にお過ごしくださいね。
追伸
6月5日のNHK『日曜討論』で 「ああそうだったのか」とわかりました。
各党の幹事長、書記局長の出席でしたが 席上、日本共産党書記局長・市田忠義さんが(棄権したことについて)発言していました。「実は、不信任案が出される直前の野党党首会談で、”不信任案が可決されたらどうするのか”とその後の展望を(日本共産党の志位和夫委員長が)たづねたら、谷垣禎一総裁は”確固たる展望はない”とおっしゃったのです。震災、原発対応について菅内角ではだめだと、私たちも菅内閣の対応には極めて不十分なところや問題があるし、信任できないという態度です。けれども、原発を推進して安全対策も怠ってきたのは、自公、自民党政権だったわけです。その反省もないのに、(新しい政権なら大丈夫と)言ってもその保障がないとの点で不信任案には組しないとした。同時に菅内閣も信任できないという立場から、棄権をしました」と。
「不信任案が可決されたあとの展望がない」というのは、率直といえば率直ですね。そんなやりとりがあったとは知りませんでした。市田さんのこの指摘について問われた石原幹事長はまともに答えられませんでしたね。
自民党、公明党は、なにがなんでも(対決の政策も無しで)政権交代なんですね。「茶番劇」というのは当たっていましたかね。
いま、「大連立」で騒いでいますが、原発をどうするのですか・・・・。どうやら「脱原発」に踏み切れないようです。被災者支援、被災地の復旧、原発被害対策の先は見えません。一方で、消費税を上げるという。国民生活優先の政策を掲げる政党を国会から締め出そうとする「比例定数削減」まで言いはじめていますよ。民主党と自民党の「政権のキャッチボール」というのが どうやら「大連立」構想なんですね。こんなことの繰り返しでは、この国は前へ進めません。いや、後退することになるかもしれませんよ。「体制翼賛国家」にはなりたくありませんねえ。
ご機嫌はいかがですか。
「ご機嫌どころではないよ、内閣不信任を巡っての日本共産党の態度はなんだ?」と怒っている人もいるでしょうね。
そんなこともあって、久しぶりに書き換えました。よろしく。
内閣不信任案の採決の模様をみながら、いろんな意見が出ましたねえ。「NHKの『日曜討論』で、日本共産党の穀田国対委員長は、自民・公明とは立場が違うが、”内閣不信任案”が出されれば賛成すると言っていた。出されたら”棄権”だという。どうなっているんだ」と声高にいう人もいましたね。
そのことで盛り上がりそうでしたが、別件があって退席し、次の会合に移りました。
場所は 有楽町のtTRATTORIA(「酒場」という意味)「SCORPION STAZIONE」というイタリア料理
の店です。
感じのいい店でしたねえ。店員さんがいいんですよ。イタリアワインだと「キャンティー」が定番でしたが、そこで
薦められたのは、同じトスカーナ地方の「Etra e China」(エルタ・エ・キーナと読むそうです。”キーナという
薬草の生える斜面”という意味だそうです。重くて美味かったねえ。
良い店だったので、つい話が横道に反れました。内閣不信任案と日本共産党の対応でしたね。
帰宅したら、信頼する友人からメールが入っていました。「共産党が内閣不信任案に棄権することを決めたそうですね。正直、失望しました」「共産党は最初は不信任案が否決されるだろうという予想のもと、反対票を投じることを決めていたものの、可決されそうになったので棄権したと報道がありました。棄権の理由は、党利党略に巻き込まれたくないとも伝えられていますが、本当でしょうか」「この期に及んで賛成でも反対でもないというのなら、共産党はいったいどうしたいのでしょうか」「これこそ、私には共産党の党利党略に見えてしまうのです」・・・・・大要 そんな意見でした。
日本共産党に訊いたわけではありませんが、ぼくの感想をいいましょうね。
たしかに、穀田恵二国対委員長が、NHKの『日曜討論』で「自民・公明とは立場が違うが、不信任案には賛成する」といっていました。事実です。
不信任案の採決で「棄権」。事実ですね。
さあ そこで、冷静に「この数日」を振り返ってみましょうよ。
3.11以降の菅内閣の対応(やたら会議をつくるが具体的な進捗が見られない、大震災のどさくさに紛れて、TPPや消費税増税論、漁業・農業の”会社化”、道州制の目論み・・・など、あげれば切がありません)は、従来の自公政権よりひどい政治に突き進む感じでしたよ。
不信任案が出されるとしたら、あなたならどうします?。ぼくだって不信任に賛成しますね。
ところが どうでしょう。不信任案提出を前に やたら水面下で動きがありましたね。
「不信任案の前に国会解散に打って出るのでは」という報道もありました。小沢グループの動きも報じられました。鳩山氏が2回も菅首相と会っていましたね。「解散が怖い」という議員もいたようです。「亀井静香氏が引導を渡した」なんてことも報じられた。「結局、(退陣の日取りははっきりしないが)退陣する約束をしたらしい」ということでしたね。
知人の多くは、「不信任案は否決されるよ」と言っていましたよ。
このような状況を何と表現するのですかね。「茶番劇」といっていいでしょうね。
真剣に「不信任」を考えている側からすれば、「いい加減にしろ!」と言いたくなりますよ。「そんな茶番劇に付き合っていられるか!」・・・・・日本共産党が「棄権」という対応に変わったのは当然だと思いますよ。まじめに「不信任案に対する態度」を考えていたら、ぼくだって「いい加減にしろ!」と怒りたくなりますよ。「棄権」は、「茶番劇」に対する「いい加減にしろ!」の意思表示でしょう。あなただっら どうしますか?。
これを「党利党略」というのでしょうか。
わたしたちは、一瞬立ち止まって、冷静に判断しようじゃありませんか。
日本共産党が、今回の判断にどのような見解をだすか知りませんが、ぼくは、「棄権」はまともな判断だったと思うのですよ。
みなさん「政局」がお好きなようですが、この国は 大きな曲がり角に直面していると思いませんか?。
近い将来、国会解散・総選挙ということになるでしょう。原発(時間はかかりますが)からの撤退、早急に「自然エネルギー」への移行、「国民生活第一」の国の予算の抜本的組み変え・・・政治が決断すればできるのです。そんな政治にしたい。そのチャンスは間もなくくるでしょう。
この際、あれこれの「政局報道」にうろうろすることをやめて、一人ひとり 冷静に「生活を」「この国の行く末」を考えようじゃありませんか。
気候の変わり目です。御身大切にお過ごしくださいね。
追伸
6月5日のNHK『日曜討論』で 「ああそうだったのか」とわかりました。
各党の幹事長、書記局長の出席でしたが 席上、日本共産党書記局長・市田忠義さんが(棄権したことについて)発言していました。「実は、不信任案が出される直前の野党党首会談で、”不信任案が可決されたらどうするのか”とその後の展望を(日本共産党の志位和夫委員長が)たづねたら、谷垣禎一総裁は”確固たる展望はない”とおっしゃったのです。震災、原発対応について菅内角ではだめだと、私たちも菅内閣の対応には極めて不十分なところや問題があるし、信任できないという態度です。けれども、原発を推進して安全対策も怠ってきたのは、自公、自民党政権だったわけです。その反省もないのに、(新しい政権なら大丈夫と)言ってもその保障がないとの点で不信任案には組しないとした。同時に菅内閣も信任できないという立場から、棄権をしました」と。
「不信任案が可決されたあとの展望がない」というのは、率直といえば率直ですね。そんなやりとりがあったとは知りませんでした。市田さんのこの指摘について問われた石原幹事長はまともに答えられませんでしたね。
自民党、公明党は、なにがなんでも(対決の政策も無しで)政権交代なんですね。「茶番劇」というのは当たっていましたかね。
いま、「大連立」で騒いでいますが、原発をどうするのですか・・・・。どうやら「脱原発」に踏み切れないようです。被災者支援、被災地の復旧、原発被害対策の先は見えません。一方で、消費税を上げるという。国民生活優先の政策を掲げる政党を国会から締め出そうとする「比例定数削減」まで言いはじめていますよ。民主党と自民党の「政権のキャッチボール」というのが どうやら「大連立」構想なんですね。こんなことの繰り返しでは、この国は前へ進めません。いや、後退することになるかもしれませんよ。「体制翼賛国家」にはなりたくありませんねえ。
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