「テレビ」と「平和」と「憲法」のblog

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

刺客とホリエモン

2005-08-22 11:54:49 | Weblog
刺客とは 辞書には「暗殺者」の意の激情的表現 とあります。
坂本竜馬 浅沼稲次郎 和平を推進しようとしたイスラエルの首相も暗殺されましたね。

刺客とは テロリストの意ですね。
ブッシュ大統領の「アフガン戦争に反対するのはテロリストに味方することだ。どちらにつくか」という演説をおもいだします。
日本の首相も 「テロは許せない」と いち早くブッシュの応援を買って出ましたね。

その首相が 公然とテロリストを各地に派遣しました。
決行の日が 「9.11」なんですね。これはもう 喜劇ですよ。

そのテロリストの一人に ホリエモンが名乗りをあげました。
彼が フジテレビ買収のとき (メディアの活用について)「女子大生の日記を写真つきで載せる」というような発言をしていました。
フジテレビの女子アナの日記と写真の配信も計画の一つだったと思われます。
彼のメディア論は そんなものでしたね。

そのホリエモンが こんどは政治家になるという。
ウオール街は 郵貯 簡保の340兆円を狙っているそうですね。
そういえば ホリエモンの金は外資でしたね。
結局 彼は金融資本の一翼を担っての立候補だったということになりますね。「馬脚」が現れましたね。
郵政民営化問題は 日本を売り渡しかねない問題ですよ。

今回の総選挙 面白がっているだけではだめでしょうね。

待つだけでは 助けはこない

2005-08-03 16:07:30 | Weblog
7月30日 九条の会・有明講演会
暑いなか ご苦労さまでした
いかがでしたか。構成、演出はマスコミ九条の会が担当しました。
浮き彫りの文字 大きな向日葵。ひろい会場に負けないものになったと思います。
音声が聴きとれなかった席もありました。申し訳ありません。音声担当の方が 講演者が変わる度に 懸命に調整してくれたのです。あの大きな会場で 精一杯の努力をしてくれたのです。感謝しています。

荘村清司さんのギター 「死んだ男の残したものは」から「禁じられた遊び」まで。ぼくも感動しました。
小森陽一 渡辺 治両教授と 司会の宮崎絢子さんによる「九条」朗読。みなさん一緒に読んでいましたね。
締めの音楽は ベートーヴェンの「第九」の合唱部分でした。
全体としてまとまっていた(我田引水)とおもいます。

小森 渡辺両教授も感動したのでしょう 最後にやるはずだった「行動提起」を忘れてしまったのです。翌日の新聞『赤旗』がきちんと取材し報道していましたから参考にしてください。
念のためご紹介しますと
4点の行動提起のうち 3点は従来どうりですが 今回のポイントは「相互に情報や経験を交流しあうネットワークを広げ 全国的な交流集会の開催を目指そう」というものです。

講演者のみなさんの話 それぞれ特徴があってよかったですね。
大江健三郎さんが シュナイダ-さんの詩を紹介していました。「求めるなら助け(変化)はくる しかし 決して君の知らなかった仕方で」。
文学者らしいアピールだとおもいます。
助けはどこからくるのでしょうか ただ待っているだけではだめですね。わたしたち一人一人が地道に努力し 事あらば 一斉に立ち上がる。助っ人は わたしたち自身なのですよね。
あの詩を通じて 大江さんはそのことをいいたかったのではないか。
そんなことをかんじた7月30日でした。

8月1日 自民党の新憲法起草委員会が「新憲法第一次案」を発表しました。「戦争放棄」のタイトルを 「安全保障」に書き換えるのです。どうしても海外で戦争ができる国にしたいのですね。
総選挙があるとしたら 三分の一以上の議席を「九条」を守る議席で占めたいものですね。

それにしても 暑い日がつづきます。くれぐれも健康にご留意ください。