民主党政権になって2年の間に、3人目の総理大臣の誕生です。
方針が行き詰る度に総理大臣の顔が替わる。・・・自・公政権時代とそっくりです。
民主党代表選について、ぼくの周囲では、「小沢さんが支持にまわったから海江田だろう」という声がもっぱらでしたね。
それがどんでん返し。野田ということになった。
「反小沢バネが発揮された」「民主党にも良識がある」などと、代表選結果をめぐる評価は百家争鳴でしたよ。
野田勝利の原因は15分の演説だった(細川元総理)といいます。「どじょう」という表現がよかったのだそうです。
テレビ番組のコメンテーターは、「民主党役員人事は 自民党も簡単に批判できない配置だ」「閣僚人事はバランスがいい。安定感がある」などと、まるで安定政権の誕生のような持ち上げぶりです。「どじょう鍋は熱いうちに食べなければならない。スピード感がある」などという人まであらわれましたよ。
しかし、ちょっと考えてみましょうよ。
「どじょう」という言葉は 「庶民」という言葉と同義語じゃないですかね。だとすれば 「庶民目線の政治」ということになるはずですよね。・・・だが、「どじょう」は言葉だけで、実態は「金魚」だということが早くも露見しているじゃありませんか。
野田氏は、組閣前に経団連の会長に会っています。経団連会長からは「信頼できる」というお言葉をもらったそうです。
野田氏は組閣後の記者会見で、さっそく「消費税増税」「TPP(環太平洋連携協定)推進の立場をあらためて表明しましたよ。
また、組閣前に自民・公明の党首とも会談したそうじゃありませんか。増税推進の「翼賛体制」構築を進める方向を明確にしましたね。
原発問題は・・・・。原発の「げ」の字もありません。「原発ゼロ」なんて頭の中にはなさそうです。
普天間問題は・・・。沖縄県名護市辺野古に新しい米軍基地を建設する「日米合意」についても推進する考えです。
いったい、どこに「どじょう」の思想があるというのですかね。
星条旗をバックに、財界の馬車を護りながら進む「翼賛体制軍団」・・・・まるで西部劇です。
翼賛体制の幌馬車隊は、被災地の復旧に苦しんでいる人、原発被害に苦しんでいる人、(TPP推進の地ならしといえる)復興特区構想に怒っている人、そして、沖縄の怒り・・・・の中に突入してくることになるのでしょう。
オー 野ー田 です。
われら「どじょう」。連帯して押し戻したいですね。
そのとき、大手メディアはどちらにつくのでしょうかね。
これからの1年。かつてない「正念場」になりそうです。
方針が行き詰る度に総理大臣の顔が替わる。・・・自・公政権時代とそっくりです。
民主党代表選について、ぼくの周囲では、「小沢さんが支持にまわったから海江田だろう」という声がもっぱらでしたね。
それがどんでん返し。野田ということになった。
「反小沢バネが発揮された」「民主党にも良識がある」などと、代表選結果をめぐる評価は百家争鳴でしたよ。
野田勝利の原因は15分の演説だった(細川元総理)といいます。「どじょう」という表現がよかったのだそうです。
テレビ番組のコメンテーターは、「民主党役員人事は 自民党も簡単に批判できない配置だ」「閣僚人事はバランスがいい。安定感がある」などと、まるで安定政権の誕生のような持ち上げぶりです。「どじょう鍋は熱いうちに食べなければならない。スピード感がある」などという人まであらわれましたよ。
しかし、ちょっと考えてみましょうよ。
「どじょう」という言葉は 「庶民」という言葉と同義語じゃないですかね。だとすれば 「庶民目線の政治」ということになるはずですよね。・・・だが、「どじょう」は言葉だけで、実態は「金魚」だということが早くも露見しているじゃありませんか。
野田氏は、組閣前に経団連の会長に会っています。経団連会長からは「信頼できる」というお言葉をもらったそうです。
野田氏は組閣後の記者会見で、さっそく「消費税増税」「TPP(環太平洋連携協定)推進の立場をあらためて表明しましたよ。
また、組閣前に自民・公明の党首とも会談したそうじゃありませんか。増税推進の「翼賛体制」構築を進める方向を明確にしましたね。
原発問題は・・・・。原発の「げ」の字もありません。「原発ゼロ」なんて頭の中にはなさそうです。
普天間問題は・・・。沖縄県名護市辺野古に新しい米軍基地を建設する「日米合意」についても推進する考えです。
いったい、どこに「どじょう」の思想があるというのですかね。
星条旗をバックに、財界の馬車を護りながら進む「翼賛体制軍団」・・・・まるで西部劇です。
翼賛体制の幌馬車隊は、被災地の復旧に苦しんでいる人、原発被害に苦しんでいる人、(TPP推進の地ならしといえる)復興特区構想に怒っている人、そして、沖縄の怒り・・・・の中に突入してくることになるのでしょう。
オー 野ー田 です。
われら「どじょう」。連帯して押し戻したいですね。
そのとき、大手メディアはどちらにつくのでしょうかね。
これからの1年。かつてない「正念場」になりそうです。