「テレビ」と「平和」と「憲法」のblog

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

千人針

2006-06-29 09:37:23 | Weblog
沖縄平和ツアーの報告の最後が 尻切れになってしまいました。
2000字までが限度というのを知らなかったのです。気が付いたら4000字近くになっていたのです。
パソコンだって怒りますよね。
報告の最後は なんのことはない1900円の買い物をしたことを書いて 地元には「経済的には喜ばれませんよね」と締めくくったつもりなのです。よろしく。

まだ頭の中に沖縄の暑さが残っています。
28日朝 NHKの連ドラ『純情きらり』
主人公桜子の恋人(松井達彦という青年)に召集令状がきたのですね。
桜子と結婚させようとする友に 「戦争にいくちゅうことは まかり間違えば死ぬちゅうことじゃ 好きな人を未亡人にさせたくないだろう」といいます。

桜子は彼のために「千人針」に取り組みます。いまでいえば千羽鶴でしょうか。
多くの人の願いをこめるものですね。
千人針の布には「祝入営 松井達彦君 武運長久」と書いてあります。
一人一人が思いをこめて 赤い糸で小さな糸玉をつくるのです。刺繍みたいなものですね。「防弾?腹巻」といっていいでしょう。
寅年生まれの女性は 自分の年令分だけ針をもつことができたそうです。
虎は強い」という意味でしょうね。
もうすぐ8月。タイミングのいい進行のドラマになっているようです。

一方で石原慎太郎脚本・総指揮の映画『俺は 君のためにこそ死ににいく』が撮影中です。来年の参院選 いっせい地方選に標準を合わせているのでしょう。
あちらが巨額の製作費なら こちらは200万か300万で『あなたは アメリカのために死ねますか』を マイケル・ムーア風に作ろうかと本気で考えはじめているのです。
どうでしょうかね。

二つ目の「温度差」

2006-06-28 19:20:59 | Weblog
民放シニアの会の「沖縄平和ツアー」 6月25日から27日。日射病にかかったMさんはどうやら大丈夫なようです。全員無事に帰ってきました。
梅雨明けの沖縄は 連日30度を超す暑さ。すっかり夏です。
それぞれが それぞれの思いを抱いているでしょうね。

□ 米軍ヘリコプター墜落の痕跡は もう消されようとしている。

ツアー一日目は普天間 嘉手納飛行場の見学です。
最初に案内されたのが沖縄国際大学。
04年8月13日午後2時18分 大学本館ビルに米軍ヘリコプターCH53Dが墜落 激突 爆発 炎上しました。
命の被害がなかったのは「奇跡」の連続だったようです。なにしろ住宅密集地なのですから。
あっという間に米軍が大学を占拠したそうです。地元の消防 警察の検証を拒みました。「安保植民地状態」と表現した軍事評論家もいます。

いま 大学本館ビルは取り壊され 新築工事が進行中です。焼けた壁面をみることはできません。
墜落直後 米軍は報道規制をしながら周辺の砂をすべて持ち去りました。それでもガイガーカウンターが反応したようです。あのヘリに何が搭載されていたのうでしょうかね。

この日われわれが目にしたのは 吹き飛ばされて残った一本の焼けた樹だけです。
なんという名の樹か聞き忘れましたが 「赤樹」か「モクマオ」(外来種)ではないかということです。
その樹の根元にははやくも新芽が育っています。焼けた樹皮はやがて朽ちて隠されてしまうのでしょう。
そのとき墜落の痕跡は無くなってしまいます。

□ 広大な飛行場 きれいな芝生に囲まれた居住施設。腹が立ちましたねえ。

市街地のど真ん中にある普天間飛行場を後にした時のみんなの気持ちは 「いますぐ沖縄に返せ!」でしたね。
嘉手納飛行場を目の前にしたら その思いはさらに大きくなります。

「日本最南端の道の駅・かでな」の屋上が展望台になっています。望遠鏡もある。
広い ばか広い。
日曜日のせいか 遠くに偵察用と思われる大型機が一機。
上空に戦闘機が五機。
やがて数機のプロペラ機が順番に舞い降りてきます。まるで日曜の空の散歩といった感じです。
他は格納庫か 海外出張?か。
こんなものいらない! いますぐ といっても60年も経っているのですが 「沖縄に返せ!」
夕食時にスコール。ものすごい音です。梅雨の最中に沖縄は土砂災害に見舞われました。こんな雨がつづいたのですね。

□ 二つ目の「温度差」

翌26日は辺野古 平和の礎 ひめゆりの塔 人々が身を隠したそして死んでいったガマ(洞穴)を廻ります。
辺野古への途中 バスの運転手(山口さん)が気をきかせてくれて大浦湾が一望できるポイントに立ち寄ってくれました。
「大浦湾の水深は深い 大型艦船が着岸できる」「反対側は遠浅。工事がし易い」などという会話を聞いていてくれたのですね。
今後訪れるひとは ぜひこのポイントに立ってみるといい。アメリカが考えている全体像が見えます。

辺野古の「団結小屋」はこの日が799日目。「九」のつく日です。
70歳になる女性が海上での抗議行動の経過を話してくれました。
カヌーの漕ぎ方を覚えたそうです。泳げなかったひとが泳げるようになったそうです。
無関心だった陸の上の人たちが 「申し訳なかった」と行動に参加してくれるようになったといいます。
この日は何事もないので常駐は4人。いざという時は連絡網があるのです。

「沖縄のNHKは嫌いだ」といいます。
NHK以外の報道関係者は 工事の情報を知ると「こんな情報があるのですが 意見をきかせてくれ」と連絡してくれるのだそうです。その情報が連絡網に流れ みんなが駆けつけるのです。
NHKが情報をキャッチした場合は 知らせてはくれないのだそうです。
ニュースをみて知るのです。だから行動が一歩遅れることになるのです。
NHK受信料不払いの多いのは沖縄だと聞きました。「納得」ですね。
沖縄と本土の報道の「温度差」はかねてから指摘されていますが 沖縄にも「温度差」があることを知ったのです。
沖縄のマスコミの交流組織は「マスコミ労協」だそうですが いまいちNHKの動きが鈍いそうです。誰のためのNHKなのでしょうね。

辺野古の海岸に鉄条網が張ってあります。その先はキャンプ・ハンセンです。
鉄条網に抗議の布切れが無数に結ばれています。とるのに苦労するのか 米軍はそのままにしているようです。
先日 この海岸で広島の青年が逮捕されました。たまたまこの場所にテントを張ったのです。「布切れをとりつけたのはお前たちだろう」というのです。
事件がなくなることはないでしょうね。米軍が居座り続けるかぎり。

読谷村役場のことをいいわすれました 嘉手納飛行場脇に「おれは読谷村役場だ!」と言わんばかりに胸を張って建っています。憲法九条の碑が建っています。
近くにあるのは「象の檻」(通信施設)です。

□ 陸と海の人たちの共同

27日は自由行動です。
モノレールで首里へ。タクシーの運転手さんが「知念海岸のガラスの船に乗ってみてはどうですか。飛行場までお送りしますよ」といいます。任せることにしました。
首里城のことは省略です。ただ もしも沖縄が独立したら この建物が大統領府になるのかも・・・と思ったりしましたよ。
知念海岸にいく途中 運転手さんが車を停めました。「あのマンションを見てください」といいます。5階建てマンションが四棟 少しづつ斜めに傾いています。土砂災害のの被害です。賃貸だそうです。もう誰も住んでいません。東京のメディアも取材にきたそうです。おかしな観光コースになりそうです。

ガラスの船というのがあるのは新原という集落です。2キロ先の珊瑚礁が自然の防波堤です。干潮時はそこまで歩いて行けるそうです。
この海には 他所では見られない魚がいるようです。
陸上で開発が進められようとしたとき 集落の人たちは 陸の人もいっしょになって反対して「美ら海」を守ったのです。
海はいくつもの色をしています。波にえぐられた奇岩が並んでいます。昔 転がり落ちた岩なのです。
ガラスの船とは 船底がガラスになっている船なのです。
熱帯魚がいっぱいです。お奨めのスポットです。

前夜 三人の女性による沖縄の歌を聞いて飲んだ店は「金城(かなぐすく)」 タクシーの運転手さんは金城(きんじょう)さん。
僕の名前を知って 「沖縄の人ですか?」と。
妙な縁です。
「こんどこられるときは 福樹(デイゴの樹などとともに街路樹になっている)に囲まれて 外部からはそこに村があるとはおもわれない所をご案内しますよ」と言われた。
昔ながらの家並みが見れるそうです。
訪れてみたいものです。
それよりも あの辺野古に(このままでは恒久化してしまう)基地を作らせてはなりません。日本を真の独立国にしなければなりません。

暑かったけれど 百聞は一見にしかず。いい旅でした。
買ったもの 6枚1000円のハンカチ 辺野古の貝殻でつくられたストラップ300円 「戦争ほうき」の文字入りの小さな帚のアクセサリー300円を2個。
経済的には喜

日本もやっと静かになったから

2006-06-23 10:32:53 | Weblog
ワールドカップ 対ブラジル戦
玉田選手の鋭いひと蹴り 
結果は1対4 決勝進出は完全になくなった
「世界の壁は厚かった」というのが選手たちの実感のようですね
選手のみなさんご苦労さま
サポーターのみなさんご苦労さま
これでやっと 日本も静かになりましたね

これからは あらためて静かに日本の現実を見つめましょうよ
日銀総裁の村上ファンドとの癒着
「ほんとうに私はド素人ですから 契約書は読んでいなかった」と国会答弁。
ド素人でも日銀総裁になれるなんて 知りませんでしたね
庶民が預けた銀行の金利はゼロ。
一方で日銀総裁の暴利。
村上某は逮捕直前に「お金儲けって 悪いんですかね」と言っていましたね。
もうそろそろ怒るときですね。

ぼくも高齢者の仲間入りで年金生活です
でも 税金が高くなった。それを見て女房さんが「なにか他に収入があったの?」と不審の目で聞くのですよ 副収入があったから税金が高くなったと思い込んでいるのです。
「国の政策の結果だよ」といっても納得しない様子なので 市役所に電話して女房さんにでてもらいましたよ。やっとわかったようです。
小泉内閣は増税策として 2004年度に公的年金等控除の縮小と老齢者控除の廃止を決定。
05年度には高齢者の住民税の非課税限度額を廃止し 定率減税半減を盛り込んだのですよ。
これらの住民税増税が 6月から一気に高齢者に襲いかかってくるのですよ。
市役所の職員も かかってくる電話の応対にたいへんだとこぼしていましたね。
もうそろそろ 怒るときですね。

ワールドカップの(日本の決勝進出なしという)ひと山を越えて 一応静かになったはずですから こんどは自分たちの生活のために政治を見つめなおすときだと思うのですが・どうでしょうか。

25日から沖縄にいってきますよ シニアのグループで基地ツアーです
シニアが元気なのです 怒りが加わっていますから さらに元気です。
これからの日本はシニアが中心になってやる!・・・ちょっと言いすぎですかね。
でも そんな気持ちで沖縄にいってきますよ。
お互いに健康にだけは気をつけましょうね。いのちあってのなんとかですからね。
いずれまた。

ジャーナリストたちのベトナム戦争

2006-06-17 17:35:50 | Weblog
ぼくはいま NHKの受信料支払い停止中です
以前は支払っていなかった 民間放送で働いていると言っただけで徴収にこなかった
CATVに加入するとき 街の電気屋さんの「NHK受信料を支払うようにしてください」という口車に乗せられて支払うようにしましたが そうではないことが間もなくわかった

NHK番組『ETV2000』への自民党議員の介入問題がきっかけで 「当分の間 支払を停止したい」と連絡したら CATV側は簡単に了承してくれたのです
CATVは仲介しているだけで 影響はないようなのですね

支払いを再開する腹づもりでいるのですが 『女性国際戦犯法廷』のプロデューサーがみせしめ配転されたり 6月8日 9日 10日の3夜連続の「米軍再編」特番(再編誘導番組といってもいい内容でしたね)を見せられたりすると その腹づもりも萎えてしまうのですよ。

NHKは 政府の政策の「露払い」役だけかというと そうでもない。
気合の入った番組もあります
5月31日放送の『その時歴史が動いた』を見た人は多いのではないでしょうか
この日のサブタイトルは 「これは正義の戦いか」「ジャーナリストたちのベトナム戦争」です

ベトナム戦の当初 アメリカのジャーナリストの多くは 「正義の戦い」と信じ 勝利を疑いませんでした
しかし やがて「はたして戦争の真実を伝えているだろうか」と こころあるジャーナリストが戦場に赴きます
UPI記者N.シーハン NYタイムズ記者D.ハルバースタム CBSのキャスターW.クロンカイトです

彼らは 政府発表と現実のあまりの違いを目にして 現実をありのままに報道します
結果 それまでベトナム戦争支持65%だったアメリカの世論は 一気に逆転するのです
大統領ジョンソンは「彼らは祖国の裏切り者だ!」と怒ります
W.クロンカイトは ありのままの戦争を伝えたあと 「アメリカは勝利者としての道を捨てるしかない」と番組を締めくくります
全米に反戦デモが起きます 世界各地に広がります
運動に押されるように ジョンソンは退陣します

次の大統領になったニクソンに衝撃を与えたのは NYタイムズに転じたN.シーハンの(7000頁に及ぶ)「ペンタゴンペーパー」のスクープでした
ベトナム戦の発端となったトンキン湾事件は「実はアメリカの挑発によるものだった」「北爆の目標は軍事施設ということだったが その80%は民間施設と民間人だった」などなどの内容です

ニクソンはNYタイムズ社に連載中止の文書を送ります
NYタイムズの幹部は「機密漏洩にあたるかもしれない」と議論します
結論は 一面トップで大統領の申し入れを拒否したのです
その理由は「この資料は 血を流して支払ったアメリカ国民と インドシナ人民のものだ」です

諦めないニクソンは 連邦最高裁に連載差し止めを提訴します
最高裁は この訴えを却下するのです 「報道機関は政府に奉仕するものではなく 国民に奉仕するものだ」という判断です。
ジャーナリストの勇気 報道機関の決意 最高裁の判断。最高です。見事というしかありませんね。民主主義とはこういうものをいうのでしょうね。

W.クロンカイトは いまジャーナリスト養成学校教授。「権威を恐れることなく 自由に学び 議論せよ」と教えています。
N.シーハンはいまも活躍しています 「政府の政策をめぐって国民が迷っているとき 権力はジャーナリストを排除したがる たたかい続けなければならない。いつでも成功するとは限らないが たたかわなければ 成功はない」と話します。
最後に 写真家石川文洋さんが登場して 「アメリカ政府はベトナム戦争報道を教訓にした 湾岸戦争以来 報道規制は強まっている」「規制と報道・・・・いま せめぎ合いだ」と語ります。

アメリカのジャーナリストのたたかいは知られていますが いまあらためて取り上げたことに新鮮さを感じたのです。
これは 現在のジャーナリズムへの警鐘であり ジャーナリストへの叱咤です。
声を大にして評価したいのです。

これで受信料支払い再開は目前になった?
九条 教育基本法・・・・いま歴史が動こうとしていますね。NHKも そろそろ「国民のための放送」に向けて舵をきる時ではないでしょうかね。
こころまちにしています。
はやく支払い再開の決断をさせてください。

□ これは「マスコミ九条の会」のホームページと JCJ(日本ジャーナリスト会議)機関紙「ジャーナリスト」に書いたものです。 臆面もなく載せてしまいました。ごめんなさい。

5174+1

2006-06-11 21:54:32 | Weblog
6月10日(土)日本青年館
雨でなくてよかったですね
昨年の「九条の会・有明講演会」で提起された「来年は全国交流集会を」が実現しました。
「九条の会」は 6.10に拘りました。2年前 九人によるアピールをだしたのが6月10日でした。記念日なのです。
全国から集まるのだから 広い会場がいいのでは・・・ぼくもそう思ったものです。
でも 拘ってよかったと思いますね。

とはいっても 収容人数1300のホール。全国の会が代表一人でも5000人が参加するのではないかという計算になりますね。
事務局は 人数をしぼるのに苦労したはずです。苦情はきていないようです。
配布資料づくりに2日かかっていますね。
当日は スタッフは9時集合です。
ぼくは第6分科会の司会を 町田九条の会の斎藤さんとやればいいので10時過ぎに入りました。
受付開始は10時 早くもごったがえしています。
周辺に食べるところがないので みなさん昼食は大丈夫だったのでしょうかね。
いろんな人に会えるのもたのしみの一つです。
九条かながわの会・事務局の中島さん 西亀さんにも会いましたね。5月20日 横浜文化体育館で4000人集会を成功させたばかりです。

九条の会の集会は その都度満員です。
理由は 1)九条を護りたいと積極的にかつどうしているひとが多いこと。その幅が広いこと。 2)大江健三郎さんなど呼びかけ人が一堂に会する魅力(この日は三木睦子 鶴見俊輔 澤地久枝 加藤周一 小田 実 大江健三郎の六氏でしたが)でしょう。それに 今回は各地の経験を聞きたいという興味がプラスされています。
11時から全体集会 司会 小森陽一東大教授。

呼びかけ人6人の話はいつも新鮮です 平均年齢は78歳ぐらいですが 若々しい。
これも運動との相乗効果でしょうね。

13時30分から分科会です。分科会は11です。300人のところもあれば ぼくのところのように63人というところもあります。
ぼくのところでは発言したのは24人。休憩10分をはさんで3時間は 笑ったり感心させられたりで あっという間に過ぎましたね。
京都と大阪の間にある「乙訓(おとくに)九条の会」を代表して参加した青年は 「乙訓は準備会ということになっていますが 実は結成されているのです。小森さんの報告ではきょうまでに結成された会は5174でしたが 乙訓を入れれば5174+1です」と。

三木睦子さんほか6人の話。全体集会で発言した5人の話。分科会の話など詳しくお話したいのですが ここは雰囲気だけの報告とします。
来年 二回目の全国交流集会をやろう!ということになっています。
詳しい内容は
「九条の会」のホームページでご覧下さいね。

千駄ヶ谷の居酒屋で 例によって飲みましたね
NHKが3夜連続で「日米再編」の特番をやっていて 10日が最終だったので慌てて帰りましたよ。番組の途中から見ましたが 結論から申し上げましょう 「ひどい内容」でした.三宅なんとかいうアナウンサーは「再編誘導係り」だったようですね。NHKの役割の一端を見せ付けられましたね。
「九条の会」の役割は大きいですね。

メディアは 全国交流集会をどう伝えたのでしょうかね。
ぼくのところは東京新聞 四段写真つきで紹介していました。ありがとう ですね。
また来年 お会いしましょう ですね。

有楽町マリオン前で

2006-06-04 12:12:42 | Weblog
6月3日(土)の有楽町マリオン前のとりくみについて報告しましょうね。
予報どうり曇りでした
暑くもなく 寒くもない。天気としては好条件でした。
MIC(マスコミ文化情報労組会議) 自由法曹団 JCJ(日本ジャーナリスト会議)
マスコミ関連九条の会連絡会による共同行動です。

13時30分開始なので30分前に到着しましたよ
なんと かなりの人がきていました 宣伝カーも。
予想が違ったのは ぼくらの車のまえに民主党の宣伝カー その前になんとかいう右翼の車がいたことです。
民主党はジャワ島地震の救援カンパ行動です。別に反対することもないのですが 国会では ちょうど共謀罪についてつばぜり合いが続いている最中です そのことに触れるのかなと思っていましたよ。だが 一言もなし。早々に引き揚げました。
問題は なんとかいう右翼団体です。
彼らは この3年間毎週13時ー15時でマリオン前で行動してきたそうです。
ぼくらがやったのは3年前 有事立法の時が最後でした。実績では分が悪いですよね。
マスコミ九条の会の三枝さんが交渉役になって解決しましたね。
結果 ぼくらは14時30分から開始です。トラブルにならなかった。

音楽ユニオンの有志によるデキシーランドジャズで幕開けです。
音楽はいいですね。
街ゆく人の表情も好意的になりますね

宣伝カーに貼られたスローガンは「憲法九条 教育基本法はたいせつ」「共謀罪 国民投票法 基地はいらない」
車の上で話してくれた人は22人 リーフレットを配布してくれたひとは70人をこえていましたよ。
ティッシュつきが好評だったのか 2800枚があっという間になくなりましたね。

この場所に数寄屋橋があったこと 空襲で焼け野が原になったこと」をはなしたのは弁護士の上条さんでしたかね。
作家の小中陽太郎さんに 「君たち!」「あなたたち!」と呼びかけられた若者たちは おもわず小中さんを見上げましたね。「どこかで見た顔の人だ」という表情でしたね。

弁士の平均年齢をいっきに引き下げたのは 自由法曹団の若手弁護士5人がいっしょに登場したときですね
「好きでもないのに 愛せよ!といわれても困る」と 教育基本法改悪について話しましたね。共謀罪 九条 国民投票法について若々しい声が響きましたよ。
MICの現役も熱が入っていました 新聞 民放 出版 映画の人たちです。若手の参加は心強いですね。

「マスコミ文化九条の会・所沢」の鴨川さんが閉会の挨拶を終わったら マリオンの仕掛け時計が5時を知らせました。
疲れはしましたが こころよい疲れですね。
近くのビアホールで 自由法曹団幹事長の吉田さんの音頭で乾杯。
「またやろうよ」という気になってしまう場面です。

基地問題の訴えが弱かったという反省はありますが
成功裡に終わった6.3行動です。お疲れさまでございましたですよ。

さて マスコミ関連九条の会」は 7月14日 巴里祭。
「シャンソンとワインと九条のつどい」です。
詳細はあらためて。
乞う ご期待です。

「一寸先は闇」とはこのことか

2006-06-02 12:24:17 | Weblog
「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法「改正」案について 民主党の「修正」案を丸飲みしようとしている
驚いている
与党は衆院議長のあっせんを受け入れる形で採決を見送った
この時点で事実上 強行採決は封印されてしまった と思っていた

ところがとんでもはっぷん 自民 公明はきのう(1日)の衆院法務委員会理事会で 民主党の「修正」案をすべて受け入れる方針を表明したのだ
昨夜 「強行採決はなさそうだ」ということもあって 友人たちと八重洲口で飲んだ。帰る途中 八重洲通りでデモ行進に遭遇した。
手を振って激励したばかりだった。

自民党幹部は 「まとまれば何でもいいんだ 問題があれば(法制定後に)改正すればいい」と言い放っているという。

きょうの法務委員会はどうなるのか
民主党案を 自民 公明 民主の賛成多数で可決するつもりなのか。
「一寸先は闇」とは まさにこのことだ。

あす(3日)有楽町マリオン前で自由法曹段 マスコミ文化情報労組会議 日本ジャーナリスト会議 マスコミ関連九条の会の共同でリレートークとリーフレット配布を(13時半から)やるが その場で きっと「共謀罪」断念の報告ができるだろうとたかをくくっていたのだが 世の中 ほんとにわからないものですねえ。
きょうの国会のうごき 目が離せません。
ともかく あす お会いしましょう。有楽町で。