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元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

結構毛だらけ 猫灰だらけ

2021-08-05 10:07:15 | Weblog

憲法とメディア2021正月号

        結構毛だらけ 猫灰だらけ
        安倍のまわりはウソだらけ
謹賀 闘牛年。「この国をまともな国にする年」の幕が上がった。
〇 ―――――――答弁訂正に関する発言の申出について――――――――
私が、本会議及び委員会において、内閣総理大臣として行った答弁について、事実と異なる部分があることが判明いたしましたので、答弁を訂正する発言を行わせて頂きたいと存じます。お取り計らいのほど、よろしくお願い申し上げます。――――――――――――――――――――――――――――――――
これは12月24日 安倍晋三元首相が衆議院議長に宛てた文書だ。
答弁の訂正とは・・・国会で118回も「桜を見る会」前夜祭について虚偽答弁を重ねてきたことについてだ。
〇 118回の中身は
1、 夕食会の収入と支出に関する政治団体などの関与について。「事務所は
  関与していない」と答弁70回。
2、 夕食会を開いたホテルの明細書などの発行について。「明細書はない」
  と答弁20回。
3、 政治団体による不足分の補填について。「差額は補填していない」と答
  弁・衆参両院で28回(衆院調査局調べ)。
〇 訂正発言をしたいのなら本会議や予算委員会の場でやればいいのだが、結果は25日の衆参両議院運営委員会。
  「社長が公の場で嘘を100回以上も重ねた揚げ句、“社員にダマされた“という言い訳は通用するのか。その上、社員だけは詰め腹を切らせ、社長は”初心に帰って全力を尽くす“なんて言い分は通らない」(立憲民主党・辻村清美衆院議員)
  「多額の補填は“不適切な支出”と指摘されるのはまずいと考え、隠蔽のために不記載にしたのではないか」(日本共産党・宮本徹衆院議員)。これに対して安倍は「(秘書と)接触し、話を聞くことができない」と答弁を拒否。
  さらに「補填分の原資は“私のいわば預金から下した」「事務所に手持ち資金として預けていたもの」だと。
〇 これに対して安倍の地元からも厳しい声。「預けてた個人の通帳?から毎年何百万円も引き落とされて気が付かない?」「裏切られた」「議員辞職だ」(朝日新聞デジタル)
〇 記者会見を見ていた人は・・・「私は秘書から言われるままを国会でお話ししました。と神妙な顔でうなだれて唇を噛みしめて“痛恨儀礼”。すべてを秘書にかぶせるのだな」
「責任はもとよりこの秘書を信じた私にございます」「私の監督不行き届きでございます」「責任を痛感しております」と言って深々と頭を下げる。両手を前で組んで誠実さと謙虚さを演出。ときどき無念さを精一杯漂わせて唇を噛みしめる。そこここに「いささかも」とか「もとより」とか時代がかった大仰な言葉遣い。
 かくも重大な事件を安倍本人は不起訴。すべて秘書におっかぶせ。「今後とも一議員としての責務を全うし責任を果たしてまいる所存です」「国民の皆様には誤解を招いて申し訳ございませんでした」
 これで幕引きというのか!ゴメンですむなら警察も検察も裁判所も刑務所もいらんわい。


〇 知人のFさんから「寅さん」の啖呵売(たんかばい)の決め台詞が届いた。
「結構毛だらけ 猫灰だらけ 安倍のまわりはウソだらけ」。
  文章とは無関係だが、この写真は番組宣伝マン時代に渥美清さんと一緒に撮った写真だ。二人とも若かった。
〇 数ある嘘の中でも最も卑怯な嘘は、他人に罪をなすりつけるためにつく嘘だと私は思います。コロナ禍で苦しむ世界の中で、嘘をつかないというルールがいかに大切なことか。わたしたちは今 思い知らされています。(12月26日 TBS「報道特集」で金平茂紀さん)
〇 自民党議員の三大伝統芸
1、 悪事がバレたらすべて秘書のせいにして自分は知らぬ存ぜぬ。
2、 悪事がバレたら仮病で緊急入院
3、 悪事がバレたら「虚偽答弁」と「ごはん論法(パンを食べたにもかかわらず、ご飯は食べていないと論点をずらして逃げるという論法)」と「お答えは差し控える」で国会閉会まで逃げ切り、あとはホトボリが覚めるのを待つ。(きっこのブログから)
〇 茂木外相の政治団体。使途不明の支出が1億2000万円以上。全体の9
 7%占める。(東京新聞ウエブ)
  声あり「おい茂木よ、まさか“私の秘書が”なんて言い訳は通用しないぞ」。
〇 自民党の二階幹事長、自分を含む菅首相らとの大人数会食に批判が出て
 いることについて。「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやって
 いる」。会食でなく意見交換だと。
● 外出を控えていたらメモ書きが増えました。何の脈絡もなく書いてしまいましたが、「この国をこのままにしておくわけにはいかない」思いは募るばかりです。今年こそ!です。

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