たけじいの気まぐれブログ

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民謡をたずねて・その38

2024年07月05日 06時36分32秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり覚えが無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

               

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、ページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、日本全国の「民謡をたずねて」・・・、みよう等と思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その38
「岩室甚句(いわむろじんく)」
(新潟県)

「岩室甚句」もまた、NHKの「あなたが選ぶ民謡ベスト100」等で、常にランクインするような民謡のひとつであり、子供の頃から、ラジオ等から流れてくるのを聞いていた民謡だが、メロディも歌詞も、ほとんど曖昧、ただ、おはやし詞の「ハーヨシタヤー、ヨシタヤー」だけが、妙に印象深く、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡である。
今更になってネット等で調べてみると、
「岩室甚句」は、「新潟県の五大民謡の一つ」等とも呼ばれているようで、元々は、新潟県のほぼ中央、越後平野の西側に聳える霊峰・弥彦山(標高638m)の山懐に抱かれたところに有る、越後一の宮「弥彦神社」、そこから5㎞ほど北の北陸街道沿いに有る、名湯「岩室温泉」(現・新潟市西蒲区)は、かって、弥彦詣りの客で賑わっていて、芸姑によりお座敷で歌われていた「お座敷唄」だったが、次第に、「盆踊り唄」としても人気が高くなった民謡なのだという。
「へー!、そうだったのか」
目から鱗・・・・・、である。

「岩室甚句」 (YouTubeから共有)


(参考・参照)
👇️
NHK アーカイブ 「岩室甚句」


 


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