花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
これまで撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまい、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。
ふっと、「ギンラン」の写真に目が止まった。
毎年4月下旬から5月上旬、雑木林の公園「都立小宮公園」を訪れ、撮っていた「ギンラン」の写真だ。以前、「キンラン(金蘭)」と合わせて、「キンさん、ギンさん」等とブログに書き込んでいた気がするが、今更になってネットで調べてみると、正しくは、「ササバギンラン」だったのかも知れないことに気がついた。新型コロナウイルス感染拡大が始まった頃から不要不急の外出自粛で、その時期に訪れてはおらず、外付けHDに残っている写真は、2017年5月8日に撮っていたもの、2018年4月26日に撮っていたもの、2019年5月6日に撮っていたものだが引っ張り出してみた。今年は、また、訪ねてみょうと思っているところだ。
ギンラン(銀蘭)または ササバギンラン(笹葉銀蘭)
ラン科、キンラン属、多年草、
和名「銀蘭」は、黄色の花を咲かせる近似種の「金蘭」に対して
白い花を咲かせることに由来している、
原産地・分布 日本、朝鮮半島、中国東北部、
日本では、北海道から本州、九州まで広く分布し、
丘陵地や山地の樹林下に自生している、
草丈 「ギンラン」は、15Cm~30Cm
「ササバギンラン」は、30Cm~70Cm
葉は、茎に互生し、笹の葉のように先が尖っている、
「ギンラン」は、花序が葉より高く、「ササバギンラン」は
葉が、花序より高いか同じ高さで、全体的に「ギンラン」より大型。
花色 白色
茎先に数個の花を付ける、ひとつひとつの花の大きさは1cm程度、
花は、完全に開かず半開き状態であることが特徴、
開花時期 4月頃~6月頃、
花言葉 「おとなしい貴婦人」「そっと見守って下さい」
爺さんの備忘録的花図鑑 「キンラン(金蘭)」
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