花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
これまで撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまい、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。
ふっと、「プリムラ・マラコイデス」の写真に目が止まった。
なんとも、舌を噛みそうな花名だが、この花名は、比較的早くから、なんとなく知り覚えたものだった。「猫額庭の花と庭の係」の妻が、若い頃から、プランター等で、結構一生懸命育てていた花の一つだったからだが、毎年、春先には、「花の写真を撮るだけ係」の爺さんの出番で、カシャ、カシャ撮っていたため、「プリムラ・マラコイデス」の写真は、数十枚は、外付けHDに残っている。とりあえず何枚か、引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにする。
今から16年前、2006年4月6日に撮っていた「プリムラ・マラコイデス」
その頃はまだ、花、庭に手を掛けていたことがなんとなく分かる。
2013年3月18日に撮っていた「プリムラ・マラコイデス」
2019年3月16日に撮っていた「プリムラ・マラコイデス」
2021年2月26日に撮っていた「プリムラ・マラコイデス」
昨年の冬は、温かかった・・・ということだろうか?
今年、2022年3月12日に撮っていた「プリムラ・マラコイデス」
健気にも、放ったかしの猫額庭のあっちこっちで咲いて・・・、
プリムラ・マラコイデス(乙女桜)
サクラソウ科、サクラソウ属(プリムラ属)、1年草(元々は多年草)、
別名 「オトメザクラ(乙女桜)」、「ケショウザクラ(化粧桜)」
「プリムラ」とは、ラテン語で「最初の」の意。早春に花を咲かせる
ことに因んでいる。
日本原種の「サクラソウ(桜草)」もこの仲間だが、花が小ぶりで
あることから、「乙女桜」と呼ばれる。
「プリムラ」とは、主に、中国の原種をヨーロッパで品種改良した
ものの総称で、「プリムラ・マラコイデス」の他に、
「プリムラ・ポリアンサ」「プリムラ・オブコニカ」
「プリムラ・ジュリアン」等が有る。
原産地 中国南部、雲南省、四川省等
草丈 20Cm~50Cm
花色 ピンク、白、深紅、暗紫、複色、絞り咲き 等
開花時期 12月頃~4月頃
花言葉 「運命を開く」「素朴」「気取らない愛」