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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

平泳ぎ中心レッスン

2019年04月17日 21時52分37秒 | スイミング

数日前からやや喉がヒリヒリ、時々軽い咳も続いている。
風邪?、花粉症? 
熱は平熱、寒気も無しだが、
体調はイマイチ、
どうしようかな?
ちょっと躊躇したが こんな日こそ 泳いでくるべし・・・、
やおら重い腰を上げ 
19時~20時のスイミングクラブ成人クラスレッスンに出席、
先程 帰ってきたところだ。

今日は N指導員による平泳ぎ中心レッスン、
毎度のこと、基本、基本の繰り返しである。
特に ストロークの手、頭、顎の位置、姿勢、
キックのタイミング、スタートの姿勢等を
チェックされた。
最後に 平泳ぎ50m×2本も有って 
たっぷり平泳ぎのレッスンだった。

レッスン終了後、今日も
疲れを知らない?ベテラン女性達(60代、70代)に誘われ
居残り
クロール50m×10本、4種目25m×4本
なんとか泳ぎ切って引き上げてきた。

体調イマイチで出掛けるまでが億劫ではあるが
いざ プールに入ってしまえば
いつものペース、
泳いで帰った後は 
心地好い疲労感とすっきり感、
少々の体調不良等
忘れてしまう程になる。
有難いことだと思う。

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花曇り 爺散歩

2019年04月17日 15時19分14秒 | 散歩・ウオーキング

毎週水曜日は、妻が卓球サークルに車で出掛けてしまうため 家でうろうろしているしか無いのですが、
天候の具合、体調と相談しながら 少し 歩くことにしています。
昼過ぎ、気温は18℃前後まで上がり 薄手のジャンパーで平気、
花曇りです。
毎度のこと、コンデジでカシャ、カシャ撮りながら ゆっくりのんびり1時間余り、
スマホの歩数計で 約8000歩でした。

 「咲き満つる 花に淋しき 曇り哉」 正岡子規

 

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藤沢周平著 「義民が駆ける」

2019年04月17日 09時32分24秒 | 読書記

図書館から借りていた 藤沢周平著、長編歴史時代小説 「義民が駆ける」 (講談社)を 読み終えた。

「義民が駆ける」

(目次)
「三方国替え」、「波紋」、「駕籠訴」、「領内騒然」、「江戸町奉行」、「逆転」、「嵐のあと」、
(あとがき)(解説)

江戸時代後期 財政難に苦しむ川越藩主松平斉典は 将軍徳川家斉の24番目の斉省を養子に迎えており その生母、大奥のおいとの方に働きかけ 幕府首脳に多額の賄賂をばら撒いた上で 庄内藩への国替えを画策した。
将軍職を家慶に譲り大御所と呼ばれて尚実権を握っていた家斉は その国替えを老中水野忠邦に命じたが 庄内藩には 国替えさせる相当な理由(落ち度)が無いものだった。老中水野忠邦は カモフラージュのため 強引に 川越藩→庄内藩、庄内藩→長岡藩、長岡藩→川越藩 移封させる「三方国替え」を仕組んだ。
本書は 忠邦が老中職に就いて 「天保改革」を推し進めていた時代、天保11年(1840年)に起こった 「天保義民事件」、「天保一揆」を題材にした長編歴史時代小説である。

突然 幕府から 長岡藩への移封を命じられた庄内藩は あらゆる手を打つも、幕命に逆らえるはずはなく、移封受け入れもやむなしの状況に追い込まれる中、庄内藩の百姓達が立ち上がり、入牢覚悟で 大挙、江戸に上り 諸大名や幕府首脳に駕籠訴(直訴)を試みた。
「天保義民事件」「天保一揆」である。
事態は 一進一退、
忠邦への反発も有り、庄内藩を擁護する諸大名や世論の動きも有る中、幕府の威信を掛けて 一挙に「三方国替え」を断行すべく 忠邦は南町奉行矢部左近将監に 庄内藩の落ち度取調べを命じるが 忠邦の意に反し 矢部の下した裁定は 庄内藩お咎め無し、
結果 三方国替えの沙汰は取消しとなり、庄内藩主酒井左衛門中忠器の永城が決定した。
幕府の命令が事実上破棄されるという前代未聞の事態となったのである。
「嵐のあと」では 庄内藩江戸藩邸や早追い駕籠で知らせを受けた庄内藩内の藩士、商人、百姓達の喜びようが描かれている。
無理難題を押し付ける「お上」の不義や不正と闘って 大きな山を動かした多くの民百姓が主役であり 剣豪や英雄が活躍する他の歴史時代小説とは異にしている。
庄内藩のしかも百姓が主役の本書、終始 強烈な方言で描かれており 読み解くに苦労もするが、故郷が庄内の藤沢周平氏ならばこその作品だと思う。庄内藩(現在の山形県)への郷土愛が 書の随所からうかがえる。
歴史の教科書等で 「天保の改革」、「老中水野忠邦」等を知っていても その時代に起こっていた「天保義民事件」の真相まで勉強すること等 無かったと思う。史実を題材にした歴史時代小説であり 目から鱗にもなる。
よく 歴史上で 「たら」、「れば」の話が出てくる。
「あの時 あれが無かったら・・・」、「あの時 あれをしていれば・・」
歴史は 阿弥陀クジのごとく まるで違った方向に向かっていたかも知れない・・・という話になってくる。
それは 現代社会でも同じことであり 自分の人生でも言えることかも知れない。
ともあれ 歴史を紐解くことは楽しいことである。