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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.22 「てばらせる」

2017年11月25日 21時00分49秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れて50年以上の歳月が過ぎ行き 子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。
記憶曖昧で 多少 違っているかも知れませんが 思い出した時に また 忘れてしまわない内に 書き留めておくことにしています。

No.22 「てばらせる」
「全部やり終えることが出来ず残ってしまう」というような意味で 使っていたような気がします。

例えば

「オラウチ キョウ イネカリオエルツモリダッタンニ テバラセテシマッタッチャ」
(私の家の稲刈り 今日終わらせる予定だったんですけど やり終えること出来なくて残ってしまいましたよ)

「テバラセンヨウニ ヨミクリシテ クンナイ」
(やり終えることが出来ないなんてことのないように うまく段取りして下さい)

昭和30年代、今のような除雪車は無く 冬中 積雪の上に踏み固めた1本道を往来していました。

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.21 「おらしゅう」

2017年10月28日 12時04分18秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代、30年代、子供の頃過した北陸の山村、離れてから 50年、60年の歳月が過ぎ去ってしまいましたが やっぱり 故郷(ふるさと)であることに違いありません。
子供の頃 使ったり、聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと 思い出すことがあります。

No.21 「おらしゅう」
「私の家族」。「ウチの人」という意味だったような気がします。
当時 大人の女性や女の子までも 自分のことを 「オレ(俺)」、「オラ(俺ら)」と 言っていたような気がします。

例えば

「オラシュウ ニ ナニカ ヨウカネ?」
(ウチの人に 何か 用ですか?)

「オラシュウ テンデニ デカケテシモテ ダレモオランワネ」
(ウチの人達 それぞれかってに 出掛けてしまって 誰もいませんよ)

「オラシュウ ト イッショニ イクマイカ」
(私の家族と 一緒に行きましょう)」

ふっと思い出した故郷の言葉(方言) No.01~No.21

刈った稲を乾燥させるハサ、昭和20年代、30年代 当時はこんなでした。


 

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.20 「どしたっちゃんね」

2017年06月29日 18時11分45秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れてから もう50年以上の歳月が流れてしまい 子供の頃 使ったり聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。
ふるさとは 遠きにありて 思うもの・・・、
ふっと思い出した時に、書き留めておこう等と思っているところです。

No.20 「どしたっちゃんね」
「どうしたんですか?」というような意味合いで 使われていたように気がします。

例えば

「イックラ マットッテモ コンモンデ ミニキタ。ドシタッチャンネ」
(ずっと待っていたのに 来ないので 様子を見にきたけど。どうしたんですか)

「カアチャ、アサ ビョウインニイッタッテ キイタケド ドシタンネ」
(奥さん、今朝 病院に行ったって聞きましたが どうしたんですか)

ふっと思い出した故郷の言葉(方言) No.01 ~ No.20

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.19 「のくとい」

2017年05月28日 22時25分58秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れて 50年以上の歳月が流れ 子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり 忘れてしまっていますが 突然 ふっと 思い出すことがあります。
先日 久し振りに 実家の跡地の管理問題対策対処で 故郷に行ってきましたが 地元の数軒を訪れてた際 言葉のはしばしに 懐かしい響きを感じました。

No.19 「のくとい」
「温かい(暖かい)」という意味で 使っていたような気がします。

例えば 

「だいぶ のくとう なったのう」
(だいぶ 温かくなりましたね)

「かぜひいたら のくとうしておらにゃ いかんぜね」
(風邪をひいたら 温かくしていないと いけませんよ)

ふっと思い出した故郷の言葉 No.01 ~ No.19

 
ブログ友 ひーた様が Youtubeに アップされている ピアノ演奏 「ふるさと」(ジャズ バージョン)を 共有させていただきました。

【Piano】ふるさと[切ないアレンジ] / 唱歌[やさしいジャズ]


ふっと思い出した故郷の言葉 No.18 「たてる」

2017年04月09日 09時28分56秒 | 懐かしい故郷の方言

ふるさとは 遠きにありて思うもの・・・、
故郷を離れて50年以上の歳月が過ぎ行き 子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり 忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。
ふっと思い出した時 書き留めておこう等と 思っているところです。

No.18 「たてる」
「閉める」という意味で 使っていたように思います。

例えば

「サムイソイ ソコノト タッテクンナイ」
(寒いから そこの戸を 閉めて下さい)

「ソウコノト アケタラ カナラズ スグ タテルヨウニ、ワカッタネ」
(倉庫の戸は 開けたら 必ず 直ぐ 閉めるように、分りましたか)


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ふっと思い出した故郷の言葉 No.17 「たびのしゅう」

2017年04月01日 09時48分44秒 | 懐かしい故郷の方言

子供の頃 使ったり、聞いたりしていた言葉(方言)も 故郷を離れて50年以上も暮らし すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことが あります。
故郷は 遠きにありて 想うもの・・・、
ふっと思い出した時に 書き留めておこうかなと 思っているところです。

No.17 「たびのしゅう」
根っからの地元の人でない人のこと、または お盆や正月に帰省しているような人のこと を 地元の人が そう呼んでいたような気がします。

例えば

「タビノシュウモ オルモンデ ハヨ シマイニセンカネ」
(よそから来てくれた人もいますから 早く 終わらせましょう)

「タビノシュウ エンリョセント ヨバレテクンナイ」
(遠くから来てくれた皆さん、遠慮しないで 召し上がって下さい)


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ふっと思い出した故郷の言葉 No.16 「さーんざ」

2017年03月29日 12時09分26秒 | 懐かしい故郷の方言

ふるさとは とおきにありて おもうもの・・、
子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。
その内 ふっと思い出すことも 語ることも出来なくなること必至で ふっと思い出した時に 書き留めておこうかな等と思っています。

No.16 「さーんざ」「さんざ」
「長時間」「ずいぶん」という意味で 使われていたように思います。

例えば

「ビョウインデ サーンザ マタサレタワネ」
(病院で ずいぶん 待たされましたよ)

「サーンザ アメフッテクレテ ミズノシンパイセンデ エーノ」
(長いこと 雨が降ってくれたので 水の心配しなくてよくなりましたね)

昭和30年代の最寄駅 駅舎

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.15 「がい」

2017年03月23日 10時52分09秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れて50年以上、子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。

No.15 「がい」
「丈夫」「元気」「頑丈」という意味で 使われていたように思います。

例えば

「コメダワラ カツゲル ガイナ アンチャダネ」
(米俵 担げるなんて 頑丈な お兄さんですね)

「ヒャクショウハ ガイデナキャ デキンワネ」
(農業は 丈夫でないと 出来ませんよ)

後年になって 日活映画等で 盛んに 「たふがい」等という言葉が使われましたが その「がい」に通じているのかなと 思ったものです。

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.14 「おてしょう」

2017年03月21日 10時39分08秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れて50年以上、子供の頃 使ったり聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。

No.14 「おてしょう」
「小皿」のことを 言っていたように思います。

例えば

「ネイチャ ソコノ オテショウ トッテクンナイ」
(おねいさん そこの小皿を 取って下さい)

「オテショウニ ワケテ タベマイカ」
(小皿に 分けて 食べましょう)

No.13 「ねまる」、No.12 「もうぞこく」、No.11 「ぴしゃる」、No.10 「はりこむ」、No.09 「おんなる」、No.08 「かまける」、No.07 「やばしい」、No.06 「こわい」、No.05 「あせくらしい」、No.04 「しょうしい」、No.03 「~くんない」、No.02 「またじ」、No.01 「おぞい」
 「懐かしい故郷の方言」

昭和30年代、40年代頃の 「ハサ」の写真です。

つらら様へ

「ハサ」について。
今は ほとんど 機械で 稲刈りし 脱穀までしてしまい 大型の乾燥機で乾燥していると思いますので 刈った稲を 天日で乾燥させるための 「ハサ」を見る機会は少なくなっていると思います。
昭和30年代、40年代位までは まだ 写真のような 「ハサ」で 刈った稲を 乾燥させていました。
「ハサ」の形、高さは 地方によって 様々のようですが 私の故郷の「ハサ」は 7段、8段・・と 高い「ハサ」で 上部には 稲の束を投げる役と 上で受取り掛ける役 二人組でやっていました。

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.13 「ねまる」

2017年03月18日 11時06分51秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷を離れて50年以上、子供の頃 使っていたり 聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。ふっと思い出しても しばらくすると 「さっき 何を思い出したんだっけ?」となってしまう爺さん。
思い出した時に 書き留めておこう等と 考えてしまい・・・・。

No.13 「ねまる」
「座る」という意味で 使われていたように思います。

例えば

「ツカレタ ソイ ネマルワネ」
(疲れたので 座りますよ)

「アンチャ ネマッテバッカイテ シゴト ハカイカンネ」
(あんたは 座ってばかりいて ちっとも 仕事が捗らないじゃないの)

昭和30年代40年代頃の故郷の冬景色

懐かしい故郷の方言
No.12 「もうぞこく」、No.11 「ぴしゃる」、No.10 「はりこむ」、No.09 「おんなる」、No.08 「かまける」、No.07 「やばしい」、No.06 「こわい」、No.05  「あせくらしい」、No.04 「しょうしい」、No.03 「~くんない」、No.02 「またじ」、No.01 「おぞい」
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