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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.42 「へくそのだんなさん」

2018年11月08日 09時04分27秒 | 懐かしい故郷の方言

先日 相互読者登録している「じいじの独り言」様の記事を拝見していて 子供の頃 聞いたり話したりしていた故郷の言葉を ふっと思い出しました。また 思い出せなくなる前に 書き留めます。

No.42 「へくそのだんなさん」

「カメムシ」のことを ブラック ユーモア、ジョークで そう呼んでいたような気がします。
どこで繁殖するのか 家の中にも沢山いて 下手に触ったりすると 強烈な臭いを発する虫で 嫌われ者でした。
冬になると温かい部屋に集まってきて 飛び回るため 食事時等 気が気でなかったこともあります。
どうして 「ダンナサン」なのか、考えたことも有りませんでしたが (強烈な臭いを発しないように)、威張った旦那様扱い、丁重に、屋外へ送り出す・・・、そんな情景から 呼んだのかも知れません。

 ネットからお借りしました。

例えば、

「ヘクソノダンナサン トンデキタッチャ オオサワギスルワネ」
(カメムシが飛んでくると 大騒ぎしてしまいますよ)

「ソコニトマットル ヘクソノダンナサン ソーット ソトニダシナイネ」
(そこに止まっているカメムシを そーっと 外に出して下さいね)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.41 「ひしゃげる」

2018年11月06日 10時07分55秒 | 懐かしい故郷の方言

高校卒業まで住んでいた北陸の山村、故郷を離れてもう60年余り、当時 聞いたり話したりしていた言葉(方言)等 すっかり忘れてしまっていますが それでも 何かのきっかけでふっと思い出すことがあります。
記憶曖昧、多少 ニュアンスが違っていたり、記憶違いだったりすることも有りですが また すっかり思い出せなくなる前に 書き留めておこう等と思っているところです。

No.41 「ひしゃげる」

「押し潰す」、「ぺちゃんこにする」等という意味合いで使われていたように思います。

例えば

「コノカンカラ ヒシャゲテクンナイ」
(この空き缶 押し潰して下さい)

「クルマニヒカレテ ヒシャゲテルカエル カタヅケテクンナイ」
(車に轢かれて ぺちゃんこになっているカエルを 片付けて下さい)

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.40 「わきゃない」

2018年11月03日 15時34分04秒 | 懐かしい故郷の方言

すでに帰る家も無い故郷北陸の山村ですが、このところ 葬儀や法要のため 立て続けに帰郷しています。
久し振りに親戚縁者とひとときを過し 懐かしいふるさと言葉を 沢山耳にしました。
ただ いちいちメモを取るわけにもいかず 次々忘れてしまい 直ぐには思い出せなくなっていますが、
記憶に残ったものを書き留めようと思っています。

No.40 「わきゃない」

「簡単」「あっと言う間」「あっけない」「直ぐに」等という意味合いの言葉です。

例えば

「イマジャ コンバインダソイ タンボ1マイクライ ワキャナイワネ」
(今は コンバインで稲刈りですから 田んぼ1枚位 あっと言う間に終わりますよ)、

「コナイダ ホイクエンニハイッタトオモットッタラ モウ チュウガクセイカイネ。ワキャナイネ」
(つい最近 保育園に入園したと思っていたら もう 中学生ですか。早いですね)

「キョウノシュクダイ ワキャナカッタ」
(今日の宿題は 簡単だった)


 

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.39 「かたねる」

2018年10月29日 10時24分31秒 | 懐かしい故郷の方言

第2次世界大戦末期、父親の生まれ故郷北陸の山村に自主疎開し そのままその地に定住した一家の子供でした。
父親を除き 根っからの地元人でなかったことも有り 家族の東京言葉と方言が入り混じった環境で育ちました。
なんとなく聞いたり話したりしていた方言も 完全には身についておらず 故郷を離れて60年余り、ほとんど忘れてしまっていますが 時々 なにかのきっかけで ふっと思い出すことが有ります。
多少ニュアンスが違っていたり 記憶違いだったりすることも有りですが、
また すっかり思い出せなくなる前に 書き留め置くことにしているのです。

No.39 「かたねる」

「担ぐ」という意味合いで 聞いたり話したりしていたように思います。

例えば

「アンチャガ イネカタネテハコンデクレルソイ タスカルワネ」
(上の子が 稲を担いで運んでくれるので 助かりますよ)

「オモタイゼネ、カタネエルカネ」
(重たいですよ、担ぐこと出来ますか)

 


ふっと思い出した故郷の言葉 No.38 「よっぴて」

2018年10月27日 09時40分36秒 | 懐かしい故郷の方言

高校卒業まで住んでいた北陸の山村、故郷を離れてから60年余りにもなり 当時 話したり聞いたりしていた言葉(方言)も すっかり忘れてしまっていますが なにかのきっかけで ふっと蘇ることが有ります。
記憶曖昧、多少 ニュアンスが違っていたり 記憶違いだったりすることも有りですが また すっかり思い出せなくなってしまわない内に 書き留め置くことにしています。

No.38 「よっぴて」、

「一晩中」「夜通し」というような意味合いで 話したり聞いたりしていたように思います。

例えば

「コドモガ ネツダシテシモテ ヨッピテ ネラレンカッタワネ」
(子供が 熱を出してしまい 一晩中 眠れませんでしたよ)、

「ヨッピテ カゼフイテタソイ カワイタンナイカネ」
(一晩中 風が 吹いていましたから 乾いていると思いますよ)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.37 「こく」

2018年08月01日 16時02分42秒 | 懐かしい故郷の方言

高校卒業まで住んでいた北陸の山村、長年空き家だった実家は 既に 数年前に取り壊し、帰る家も無くなっていますが だからこそ 故郷が 懐かしくなってしまうのかも知れません。
故郷を離れてから もう60年余り、当時 話したり聞いたりしていた言葉(方言)等 今では すっかり忘れてしまっていますが それでも なにかのきっかけで ふっと思い出すことが有ります。
記憶曖昧、多少 ニュアンスが違っていたり 記憶違いだったりすることも有りですが また すっかり忘れて 思い出せなくなってしまう前に 書き留めておこうと思っています。
今日 有る方のブログを拝見していて 「あっ! これも 使っていた!」 と 気付いた言葉がありました。方言なのかどうか 分りませんが とりあえず 書き留めます。

No.37 「こく」、
「言う」とか 「する」という意味合いで 使っていたような気がします。

例えば、

「ウソコクト ショウチセンカラネ」、
(嘘をつくと 許しませんからね)

「オラジイチャ ジョウダンコクノガ スキデ コマルンダワネ」
(私の祖父は 冗談言うのが好きで 困ってしまいますよ) 

「イマ ヘコイタノハ ダレダ」、
(今 おならをしたのは だれですか)、

「イイトシコイテ マダ ソンナコトイッテルンカネ」
(年齢的にちゃんとした大人が まだ そんなこと言ってるんですか)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.36 「おしょる」

2018年07月21日 09時27分30秒 | 懐かしい故郷の方言

高校卒業まで暮していた北陸の山村は すでに帰る家も無い地ですが やっぱり 自分にとっては故郷(ふるさと)。
当時 話したり、聞いたりしていた言葉(方言)等 ほとんど忘れてしまっていますが 何かのきっかけで ふっと思い出すことがあります。

数年前に実家を取り壊しましたが その前後の家財整理中に、押入れの奥から 中学生時代の一時期、付けていた日記が出てきました。
まるで記憶から喪失していたことでしたので タイムカプセルを開けるような感覚になってしまい 持ち帰っていました。
先日も その日記のページを捲っていて 子供の頃の自分が書いた言葉であるにも拘わらず 「?」、
直ぐには 意味不明な言葉が有り ネットで 確認したりした位です。
完全に忘れ去っていた言葉でしたが、確かに 60年前後前、聴いたり、使ったりしていた言葉(方言)に違いなく 懐かしくなってしまいます。
記憶違いだったり、多少ニュアンスが違っていたりする可能性大ですが またすっかり思い出せなくなってしまう前に 書き留めておきたいと思います。

No.36 「おしょる」、
「折る」、「折れる」、「骨折」等という意味の 言葉だったと思います。

例えば、
「オラコ アシ オショッテシモテ ソトニデレンデ タイクツシトルワネ、アソビニキテヤッテクンナイ」、
(うちの子供 足を骨折してしまい 外に出られなくて 退屈していますよ。遊びに来てやって下さい)、

「ソコノボウ ジャマダソイ オショッテ クンナイ」、
(そこの棒 邪魔ですから 折って下さい)、

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.35 「こびり」

2018年07月13日 07時34分04秒 | 懐かしい故郷の方言

高校卒業まで暮していた北陸の山村は すでに帰る家も無い地ですが やっぱり 自分にとっては 故郷(ふるさと)。
その故郷を離れてから もう60年近くにもなり 当時 話したり、聞いたりしていた言葉(方言)も ほとんど忘れてしまっていますが なにかのきっかけで ふっと思い出すことがあります。
記憶違いだったり、多少ニュアンスが違っていたりする可能性大ですが また すっかり思い出せなくなってしまう前に 書き留めて置こう等と考えているんです。
先日 相互読者登録している kh38様のブログを拝見していて はっと 気が付きました。
「こびり」という言葉、脳裏から炙り出てきました。
方言なのかどうか分りませんが 懐かしい言葉です。

No.35 「こびり」、
農作業の休憩時間等に食する 「間食」、「おやつ」のことを 言っていましたが、もうひと頑張りするためのエネルギー補給の意味も有って かなりボリュームの有る食べ物というイメージがあります。
例えば 「しおむすび(塩むすび)」、
炊き立てのご飯を 大きな砲丸型ににぎり、表面にはうっすら塩、中には 梅干が入っているだけの 単純明快なおにぎりでしたが 重労働をし 小腹が空いた人間には これ程美味い物は無いくらいに感じたものでした。
田んぼや畑の隅に座り込み、パクついた記憶が蘇ってきます。

 ネットから拝借画像、

「アサ ハヤカッタソイ ハヤメニ コビリニ シマイカ」
(今日は 朝早くから 仕事してるので 早目に おやつの時間にしましょう)

「コビリ トドイタソイ コッチニ キテクンナイ」
(おやつが届きましたので 仕事の手を休めて こちらに集まって下さい)


ふっと思い出した故郷の言葉 No.34 「へばる」

2018年06月28日 08時30分06秒 | 懐かしい故郷の方言

故郷、北陸の山村を離れて もう60年近くにもなり 当時 話したり、聞いたりしていた言葉(方言)も 今では すっかり忘れてしまっていますが なにかのきっかけで ふっと思い出すことがあります。
記憶曖昧、記憶違いだったり、多少ニュアンスが違っていたりする可能性大ですが 一夜明ければ 何を思い出したのかも 思い出せなくなる爺さん、また すっかり思い出せなくなってしまう前に 書き留めておこう等と 考えています。

No.34 「へばる」、
「へとへとになる」「草臥れる」「「へたばる」という意味合いで 使ったり、聞いたりしていたように思います。
厳密に言うと 方言ではなさそうなのですが すっかり忘れていた言葉を思い出して 懐かしくなってしまいました。

例えば、

「マインチ クサカリデ ヘバットルワネ」
(毎日 草刈リで へとへとになっていますよ)

「アツイソイ ヘバランヨウ キイツケテ クンナイ」
(暑いですから へたばないように 気をつけて下さい)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.33 「ねつい」

2018年05月14日 08時57分26秒 | 懐かしい故郷の方言

先日 A新聞の片隅に 方言についての記事が有り 読んでいて 思い出した言葉(方言)が有りました。
確か 子供の頃 使ったり、聞いていたような気がします。

No.33 「ねつい」
「熱心な」「仕事が丁寧な」「念入りな」というような意味合いの言葉(方言)だったと思います。

例えば

「オラトウチャ ネッツイタチダモンデ アゼヌリモ ハカイカンワネ」
(うちの主人 念入りで丁寧な性格ですので 畦塗り仕事も捗りませんよ)

「ベンキョウ ネツイコハ セイセキ アガッテクルワネ」
(勉強に熱心な子供は 成績も上がってきますよ)

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