先日 相互読者登録している「じいじの独り言」様の記事を拝見していて 子供の頃 聞いたり話したりしていた故郷の言葉を ふっと思い出しました。また 思い出せなくなる前に 書き留めます。
No.42 「へくそのだんなさん」
「カメムシ」のことを ブラック ユーモア、ジョークで そう呼んでいたような気がします。
どこで繁殖するのか 家の中にも沢山いて 下手に触ったりすると 強烈な臭いを発する虫で 嫌われ者でした。
冬になると温かい部屋に集まってきて 飛び回るため 食事時等 気が気でなかったこともあります。
どうして 「ダンナサン」なのか、考えたことも有りませんでしたが (強烈な臭いを発しないように)、威張った旦那様扱い、丁重に、屋外へ送り出す・・・、そんな情景から 呼んだのかも知れません。
例えば、
「ヘクソノダンナサン トンデキタッチャ オオサワギスルワネ」
(カメムシが飛んでくると 大騒ぎしてしまいますよ)
「ソコニトマットル ヘクソノダンナサン ソーット ソトニダシナイネ」
(そこに止まっているカメムシを そーっと 外に出して下さいね)