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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.72 「ひんなん」

2022年05月20日 08時08分14秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し・ブログ カテゴリー・「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 
リアカーで、田んぼや畑へ、昼食を運ぶ様子
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.72 「ひんなん」

近所のおじいさん、おばあさん等が、「昼食・昼飯」のことを、「ひんなん」と言っていたような気がする。

例えば

「クダリノキシャトオッタネー。ソロソロ、ヒンナンニスマイカ」
(下りの汽車が通りましたね。そろそろ、昼食にしましょう)
野良仕事で、腕時計等身に付けていなかった時代、遠くを通過する、1時間に1本程度の汽車の音で、時刻を把握していたものだ。

「ヒンナンノヨウイセンナランソイ、サキアガルゼネ」
(昼食の準備をしなければなりませんので、一足先に帰りますね)


ふっと思い出した故郷の言葉 No.71 「よみくる」

2022年05月14日 08時08分51秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し・ブログ カテゴリー・「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 
リアカーで、田んぼや畑へ、昼食を運ぶ様子
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.71 「よみくる」

「予定をたてる」「都合をつける」等の意味合いで、使われていたような気がする。

例えば

「イソガシイトコ、ワルイネ。ナントカ、ヨミクッテ、キテクンナイ」
(忙しいところ、申し訳けないですね。なんとか都合つけて来て下さい)

「ソロソロ、タウエノ ヨミクリ セマイカ」
(そろそろ、田植えの(結の)予定をたてましょう)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.70 「ひんね」

2022年03月12日 22時29分43秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


当時の農家は、夏の間、猛暑の日中の農作業を避けて、夜明け前に起床、薄暗い内から朝食時間までの涼しい時間帯(「朝飯前」(あさはんまえ)と言っていたが)に、草刈り等の農作業をしていた。朝食後、午前中もその続きをしたが、昼食後は、開け放った座敷や茶の間で、ゴロリと横になって数時間、昼寝をする習慣があった。夏休み中等には、子供達も、昼寝を強要されたものだが、近所となりの子供達から、「水浴び(みずあび)、行こ!」等と声がかかると、とても昼寝なんかしておれず、大人達の制止を振り切って かんかん照りの中、飛び出していったものだった。年寄りが、「昼寝」のことを「ひんね」と言っていたことを思い出した。

(ネットから拝借イラスト)


No.70 「ひんね」

「昼寝」のこと。「ひるね」が訛ったもの。方言なのかどうかは分からない。

例えば

「オマンタ、ヒンネシテナルトコニ、ヨッテシモテ、ワルイネ」
(あなた方が昼寝しておられるところにお邪魔してしまい申し訳けありませんね

「コンナアッチャイヒニ、ヒンネモセント、カワラニイッタラ、ネッシャビョウニナルゾ」
(こんなに暑い日に昼寝もしないで川原へいったら熱射病になりますよ)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.69 「はかいく」

2022年02月20日 17時20分31秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

当時の近所の雪景色
子供の頃は 珍しい光景ではなかった。
除雪車両等無かった時代、雪上、かんじきで踏み固めた一本道を 
長靴でズブズブ埋まりながら 登校したものだ。


No.69 「はかいく」

「順調にいく」「捗る」「能率が上がる」という意味合いで、使われていたような気がする。

例えば

「オマンタ、テツドウテクレタソイ イネカリ ハカイッタワネ」
(あなた方が 手伝ってくれたので、稲刈りも順調に進みましたよ)

「ユキワリモ オオゼデヤリャー ハカイクノー」
(雪割り(除雪)も 大勢でやれば 捗りますね)

「シャベッテバッカリデ ハカイカンネ」
(おしゃべりばかりしていて、ちっとも捗りませんね)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.68 「おえる」

2022年02月08日 16時30分01秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


No.68 「おえる」

「おえる」は、「終える」ではなく、「生える」、「出来る」という意味合いで、使われていたような気がする。先日、書き込んだ「中学生日記より」その57で、「まめが手によくおえた」と有り、すっかり忘れていた言葉「おえる」を思い出した。

例えば

「アサガオノメ、イッパイ オエテキタンネ」
(朝顔の芽が、沢山生えてきましたね)

イチンチジュウ イネカリノテツダイデ テニマメオエタンゼネ」
(1日中、稲刈りの手伝いで、手にまめが出来てしまいましたよ)

 


ふっと思い出した故郷の言葉 No.67 「かせる」

2022年02月04日 08時57分38秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 「リアカー」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.67 「かせる」

人に、物やお金を「貸す」ことを、「かせる(貸せる)」と、言ったり、聞いたりしていたような気がする。

例えば

「オマン コノホン ヨミタキャ カセルソイ モッテイキナイ」
(あなた この本 読みたければ 貸しますから 持って行きなさい)

「コナイダ カセタ 100エン ナシテクンナイ」
(このあいだ貸した 100円 返して下さい)

 


ふっと思い出した故郷の言葉 No.66 「くべる」

2022年01月29日 17時38分42秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.66 「くべる」

昨日、10年前に書き込んでいた記事「横井戸、水汲み、風呂焚き」をコピペ、リメイクしていて、すっかり忘れていた言葉「くべる」が目に止まった。
ネットで調べてみると、「くべる(焼べる)」は、「燃やすために、火の中へ、燃料となる薪や紙等を入れること、補充すること」の意の標準語なのだそうで、方言では無さそうだが、子供の頃は、単純に「燃やす」の意で聞いたり、使っていたような気もして、「火が消えないように追加する」の意だったとは知らなかった。いずれにしても、燃料が、プロパンガス、都市ガス、電気等に代わり、全く使われなくなった言葉で懐かしい。

例えば

「ソコノ カミクズ クベテクンナイ」
(そこの紙くず、燃やして下さい)

「クベルマキ ナイヤンナッタソイ ウラカラモッテコイヤ」
(燃やす薪、無くなりましたので 裏から運んで来て下さい)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.65 「なす」

2022年01月22日 07時03分55秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.65 「なす」

借りていた物やお金を「返す」ことを、「なす」と言っていたような気がする。一般的に、「なす」と言えば、「成す」、「為す」の意だと思われるので、多分、方言なのだろう。

例えば

「キンノウ ◯◯カラカリタカネ、ハヨ ナシテコイヤ」
(昨日、◯◯から借りたお金、早く、返してきなさい)

「キョウ ◯◯クントコヘ ホン、ナシニイッタ」
(今日、◯◯君の家へ、本を返しに行った)

「ナストキャ キレイニシテ ナサニャ」
(返す時は きれいにして 返さなければなりませんよ)


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ふっと思い出した故郷の言葉 No.64 「さぶい」

2022年01月11日 16時51分50秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.64 「さぶい」

「寒い」ことを、「さぶい」と言っていたような気がする。

例えば

「ユンベカラ、ヤケニサブクナッタソイ、ケサミタラ、マエノヤマ、
 マッシロニナットルネカネ」
(昨晩から、非常に寒くなりましたので、今朝見ましたら、前の山が、
 雪で真っ白になってるではありませんか)

「ソコジャ、サブイソイ、サアサ、アガッテクンナイ」
(玄関先では寒いですから、さあさあ、部屋に入って下さい)


ふっと思い出した故郷の言葉 No.63 「どいやん」

2021年12月23日 17時37分31秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「味噌作り」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.63 「どいやん」

「どうなんですか」、「どうしてですか」の意で、
聞いたり、話したりしていたような気がする。

例えば

「オマン シゴトモセント ドイヤンネ」
(あなた、仕事もしないで どうしたんですか)

「レンラクコンソイ、ドイヤンカ ワカランワネ」
(連絡が来ないので、どうなんだが 分かりませんよ)

コメント (2)