レジュメができない。子どもの顔は当惑ととまどい。冷たく突き放すことが多いかもしれない。が, これは女の子には結構ショックだと思う。私も後で結構気にしている。強い心で耐えてくれればといつも思う。次の指導日にやってくる。なんとかがんばってくれてるな。ホッとする。いつもギリギリのところで子どもと立ち向かっている。
かつて机に涙をボタボタと落としながら泣いていたKさ . . . 本文を読む
竹の会で, 漢字検定を始めて, もう随分となる。漢字検定の級をとることもいいが, その合格に向けてコツコツとやる努力がなかなかばかにならない。特に協会が出している「ステップ問題集」はなかなかの出来で, 音読み, 訓読み, 部首, 書き順, 意味, 熟語, 四字熟語といたれり尽くせりである。私はこれほど優れた国語教材を知らない。このステップ問題集を3回も4回目まわ . . . 本文を読む
2008年版の適性検査問題集を2日前に手に入れた。同じものを2冊購入。さらにもう1冊買う予定。いつも鞄の中に入れておく分, 塾でコピーするためにばらす分, 自宅でスキャナーにかける分と最低3冊は必要だ。「声の教育社」の過去問は学校によっては同じものを2冊揃えることもあるが, なにせ高いので1冊で間に合わせることも多い。1冊2000円から2300円もする。 その年 . . . 本文を読む
試験にもよるが, 独学というのは, 試行錯誤が多々入り込む分, 遠回りになることが多いと思われる。だから様々な予備校が闊歩することになる。資格試験の予備校, 大学入試の予備校,は, 既に大手といわれるところでシェアーが占められてしまっている。 司法試験などの資格試験では, LEC, 早稲田セミナー, 辰巳の3大予備校に最近では, . . . 本文を読む
今年の指導は厳しい。7月になると最新の過去問が出始めます。公立中高一貫は2年分がストックされることになります。資料が多いのはいいことなのですが, これをそのまま使うことができないからです。今年の子どもたちは, 未だ思考が未分化なままです。ここのところあれこれと考えこんでいます。過去問をどう使うか。ストレートに使えないのが痛い。7月は試作のレジュメをいろいろ作って . . . 本文を読む
試験というものを考えた。人は試験本番に備えて準備する。試験までの準備期間が長ければ長いほど盛り沢山の知識を仕入れようとする。これが人の常である。世には様々な試験のカリスマという人たちが登場して自分の成功談をいつの間にやら一般法則にまでして世に説き始める。私は仕事柄そうした類の出版物もあらかた目を通している。ほとんどが筆者の特殊的才能は無視されて一般の普通の人にも可能なように語られる。一番鼻につい . . . 本文を読む
竹の会には, このところテキスト業者から, 公立中高一貫対策用の問題集やら模擬テストの案内やらがやたら送られてくる。公立中高一貫の対策はなにやら特別の対策が必要だとの前提にたって商売熱心なことである。多くの巷の受験生たちもそうしたものを見るととびつくのだろう。巷の塾とくに中高一貫対策を謳う塾がそうした似た問題を用意して授業するというのは, なるほどそういうことを . . . 本文を読む
次の問題は2006年千代田区立適性検査2の問題です。
「縦型信号機が使われている場所の特徴を2つあげ, 使われている理由を説明しなさい。」(問題には縦型信号機の設置場所の写真が4枚掲げられている。千代田区役所前の信号機の遠景と近接, 新潟県村上市の雪の道路の遠景, JR水道橋駅の橋桁に近接して設置されている信号機の写真など)
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少子化は都立を受験重点へと回帰させた。都教育委員会は,進学指導重点校として日比谷を始めとした7校を指定後, さらに進学指導特別推進校として新宿高校などの5校を指定。ほか九段など11校を進学指導推進校に指定。このうち九段高校は区に譲渡され中高一貫の道をたどることが決まっている。さらには中高一貫教育校として10校を指定した。この中高一貫校の人気は異常なまでに高く, . . . 本文を読む
竹の会では新規入会は当分の間, 見合わせることになりました。脱落者が出ないかぎり ,新規入会は無理な状況です。
竹の会のような指導システムをとる塾はおそらくないのかもしれない。指導対象が増えた分, 事前の準備は絶対に欠かせない。その日の指導を充実させるために, 前日は指導レジュメの製作にかかりきりである。その日の指導をイメー . . . 本文を読む
小学生の指導では, まず分数の計算がこなせることが一つのポイントになる。この段階で多くの時間を費やす子もいるわけだ。計算というのは, 一つのルールであって, 計算をするときには, 分数なら分数で分数にまつわる計算ルールが確認されながら実行されているわけである。よく「なぜそのようなルールとなるのかを説明しなければ・・・」という主張がなされる。たとえば分数の割り算 . . . 本文を読む
いよいよ明日から7月の指導が開始します。7月は夏の指導の実質的なスタートです。
基本設定のできていない小学生はまず基本設定からです。
基本設定とは,
(1)分数の四則混合演算
(2)1あたり量の思考
の2点です . . . 本文を読む