おはようございます。今日はこれから千葉県木更津市まででかけます。義母が退院することになり、今度は、しばらくケアハウスで過ごすことになり、そのためです。 高齢でしたが手術を選択、不安はありましたが、予想を越えて快復が早く、驚きました。
昨日は、9月20日、21日にあった早稲田進学会の模試の結果が返ってきて、報告がありました。 この点のコメントについては、後日全員の結果を見て、また分析してみたいと思います。
今日は、現中3のみなさんが、現在も、これからも受けていくであろう、模試について、少し私見を述べてみたいと思いました。
かつて都下では、業者テストというものがあり、都内の中学校は、割り振りをして、進学研究会か、新教育研究会の制作する、いわゆる業者テストを、中3になると、毎月受けていました。学校の先生は、そのデータによって、受験を指導してきたわけです。しかし、偏差値教育の弊害が叫ばれ、ゆとり教育が推進される中、学校から、業者テストは追放される羽目になったのです。
しかし、業者テストは、不死鳥のように蘇りました。今度は、都内の塾の中で生き抜こうと考えたのです。業者の生き抜くためのアイデア、営業力は凄まじいものでした。
竹の会でも、これまで学校の先生独占だった、データを手にするようになりました。高校受験が塾主導へと変化していく過程でした。
竹の会では、VもぎもW合格模擬も、望めばどちらでも受けられる体制です。ただ私的には、Vもぎのデータは5回分はほしいと思っています。Vもぎは参加人数が圧倒的に多く、データとしての価値は高いと思います。 W合格模擬も実力を測るにはかなりいい。ただわたしが合否判定をする際に、参考にするのは、どうしてもVもぎになります。
Vもぎにしても、W合格模擬にしても、都立入試には、かなり正確な合格予測になるか、と思います。 ただし、難関私立には使えません。
独自校判定については、独自校対策模試があります。こちらも2回ほど受けておいたほうがいいでしょう。
先日面談された方のお話しによると、早稲アカでは、W合格模擬のみなのだそうです。大手進学塾が、業者テストに頼るというのは、自前の評価基準を持たないということを暴露したようなもので、しかも、よりマイナーなW合格模擬に限定するというのは、なにか裏にあるのではないか、と勘ぐりたくなりますが、いずれにしても、大手では都立入試はできないというのは、わたしの昔からの認識です。
わたしは、W合格模擬は、問題集代わりに積極的に5回を受けるのがいいと思っています。W合格模擬のいいところは、データがカラフルで丁寧なことでしょうか。わたしも控えのデータをもらうのですが、それもカラーです。V模擬だと塾配付用は白黒でケチっています。データも丁寧に大判の封筒に入ってくるのが、W合格模擬で、V模擬は「勝手に分けてください」とばかりにまとめてドサッです。なにかこのへんに姿勢のちがいを感じます。
データ的には、母集団の多い方がいいに決まっていますから、どうしてもVもぎに頼ってしまう。
以下に、現在も竹の会の人気記事で、アクセス率の高い、過去にわたしが書いたVもぎ分析記事を加筆修正の上、掲載することとします。
○合格基準総合得点(V模擬) 2011年2月24日執筆
Vもぎの成績表には, 学力検査点を縦軸に内申点を横軸にした早見表がある。そこでは, B判定とC判定との境(BC判定)に位置するマスを合格基準総合得点として設定している。
Vもぎの実力判定は次のようになっている。
S 90%以上
A 80%以上
B 60%以上
C 40%以上
D 20%以上
E 19%以下
ある質問サイトのベスト・アンサーには, この%を確率の意味にとらえているものがありましたが, そのアンサーはC判定だと「合格はない」と言いきっていましたが, それがベスト・アンサーなのには驚きました。
過去の竹の会の都立新宿以上の合格者にはいくらでもC判定がいたからです。それどころか, 都立青山でE判定でも受かった生徒もいました。
進学研究会の説明によると, たとえば, D判定というのは, 合格可能性が20%, 過去のデータからみて同じ学力の人が10人受験したら2人合格しているという位置を表わすとされています。
ベスト・アンサーは, B判定にさえ「合格はない」と言いきっていましたが, たとえ単純な確率論だとしても確率の意味を誤解しているとしか思えません。進学研究会の見解では,
B判定は「合格はない」どころか, 「合格の可能性が高い」というふうに考えているのは疑いのないところです。
入試は1回の結果で合否が判定されます。本番の得点が高ければ高いほど合格の可能性は高まります。その本番で取るであろう得点を過去のデータから推測して,
本番当日の得点を予測しています。Vもぎでは, 本番の得点が模試の得点よりも高いことが当然に予定されています。その上で算出しているので, 本番の得点は限りなくVもぎの予想点に近くなります。
本番の得点がV模擬の予想した得点よりも, さらに上の位置にあれば, それはかなりに合格の可能性が高まるということです。V模擬の想定したよりもはるかに上の力を短期につけたということだからです。
今回の理科は難易度が高かったというのでほぼ一致しています。社会については変化なしという説もありますが, 私の見たところでは, 普段85点くらいとる生徒で10点ほど低い点になっているように思われます。
高偏差値の都立ではその影響はほとんどないと見.る説もあります。確かに, その場合でも, 英数国で点が取れれば差し引きゼロということは言えます。そうなると, 英数国がとれない受験生にはかなり影響があります。平均的な受験生がどうであったかが問題です。平均的つまり当該校を受験して平均80%の得点能力がある受験生が, 多数派であるとすれば, 影響あり, つまり平均点が下がるということになります。
ただ, 易しい問題は点差が開き易いといえます。
なんとも微妙な問題です。
私は, 総体的には, やや合格者の点は下がるのではないかと判断しています。
くり返しますが, B判定というのは, 過去の同じような力の受験生が10人いたらそのうち6人は合格したということです。これはかなり合格の可能性が高いのではないでしょうか。ベスト・アンサーの「合格はない」というのは明らかな誤りです。
本番で判定Aクラスの学力点をとれば, 10人受けたら8人受かるわけですから, まず合格でしょう。ただ現実はあるときは、C判定、あるときは、A判定、ときにS判定、総じてC判定が多いと、多分に流動的なものです。
○VもぎB判定で現実に合格する可能性 2011年2月25日執筆
23日(水)に都立入試が実施されました。竹の会でも2名が受験しました。その中の1人の受験生の報告があり, 理科・社会がとても難しかったということでした。その子はもともと理科と社会とくに社会が苦手の子でしたが,
塾の過去問検査では概ね8割は安定してとるようにまでなっていました。その生徒にとって難解でありかつ新傾向に見えたらしいのです。
もともと理科・社会が得意な生徒がどれくらい取れているかということが, 気になるところですが, もう一人の子は, 比較的理科・社会の得意な子ですが, やはり普段より低めでした。
理科・社会の難易度の上昇が合格者の平均点を下げることになるのかが気になるところです。
この点については, 他の主要3科で高得点をとった子が多ければ結局プラマイゼロで影響なしといえそうだということは私見として前回述べました。そこでは合格可能性のある平均的受験生像が, 各科目80点をとるものと想定した場合は, 「影響あり」として総体的に合格最低点がやや下がるのではないかということもやはり私見として述べました。
今もこの考えは変わりません。
ところで, Vもぎの設定する「志望校合格基準総合得点」は, BC判定に位置するところにラインをひいたものです。B判定は60%以上, C判定は40%以上ですから,
BC判定は50%以上と考えていいかと思います。つまり, 10人受けたら5人受かるところにラインを引いたということです。これをあるサイトのベストアンサーとされた人は,
その人個人の合格可能性を40%と理解して, 確率的には「合格はない」と言いきっていましたが, これが誤解であることはもうお分かりかと思います。
今日の私の疑問点は, 「志望校合格基準総合得点」を本番でとった場合の話です。つまり, BC判定にあたる点を本番でとったとして, 実際に合格するだろうかという話しです。
「志望校合格基準総合得点」が本番でも通用するのは, 受験生の層が超例外を除いて概ねVもぎ受験当時とあまり変化のないときだといえます。つまりVもぎ当時より,
格段の力をつけた受験生が突出して増えていれば, 本番でBC判定レベルの得点をとっても合格できないはずです。Vもぎの判定では, Vもぎで実際にとった点数から,
本番の点数を割りだして, 本番ならこれくらいはとるだろうというところでやや高めのところでBC判定を出しています。つまり, Vもぎは, 受験生が概ね本番では,
その後の勉強の成果か, あるいは本番がやや易しいかわかりませんが, とにかく得点が上がったという前提で合否判定しています。
そしてこの受験生全体の実力の上昇比率は, それほどの誤差もないのではないかという実感がしています。概ね「言い当てている」のではないか。つまり,
最後(1月)もぎ模擬判定の受験生の上下関係は, 本番もそのままに維持されているのではないかと思われます。特に, 平均的な受験生が一気に実力をつけて高得点をとれるような事態にはなっていない,
と思うのです。むしろ当初Vもぎが予測した幅での受験生全体の総得点の上昇があったに過ぎないと考えるのが常識的なのではないでしょうか。もちろん中には神がかり的な実力アップをした生徒もいるかもしれません。しかし,
それは全体からみれば「志望校合格基準総合得点」に影響を及ぼすほどのものではないと判断できます。逆に, 得点が「とれない」生徒もいるはずだからです。
ただこのへんの判断はやはりなんとも微妙なものです。
さて表題のB判定で現実に合格できる可能性について, 考えてみたいと思います。
B判定は, 10人受けたら6人合格するというものです。BC判定なら10人受けたら, 5人合格です。
ところで, 実際の高校入試の受験倍率はどうでしょうか。日比谷高校などは別として, たとえば小山台や文京では受験倍率は2倍です。これは, 10人受けたら5人合格するというものです。つまり, BC判定の点のところで, 10人のうちから点数の高い順に5人まで受かるということになります。
それなら, 本番でB判定ほどの点をとれば, 10人受けたら6人合格です。もしA判定ほどの点をとれば, 10人受けたら8人合格です。
受験倍率2倍というとき, 受験生の平均がBC判定と想定しても, 実際は, C判定D判定, そしてAやS判定の人もいるわけですから, 結局, 受験倍率2倍なら, BC判定で100%合格できるはずです。つまり, 100%合格できるということになるはずです。
今述べたことはすべて私の勝手な推測ですので, そのまま信用しないでください。私はただこうも考えることができるといっているだけですから。

○世の中の、巷の親御さんというのは、竹の会のチラシを配るとわかるのですが、頭から「なに、この塾? 知らないわ」と頭から否定して、見向きもしない、全くの無視、ゴミ箱直行なのかと思いますが、
竹の会をよく知りもしないで、頭から否定し、大手に安心を覚える、惹かれる心理構造というのは手に取るように透けて見えますが、竹の会を、なめるな、と言いたいですね。
あなたたちが、軽薄に信じて行動して大手を選ぶのは勝手ですが、竹の会が、あなたたちの軽薄な考えではとうてい及びもつかない、本物の塾だということを知ることもなく通り過ぎてゆくのは、不運ということです。確かに、竹の会のお母様たちというのは、竹の会との出会いをみな「幸運だった!」と感動をもってわたしにメールをくれますから。
昨日は、9月20日、21日にあった早稲田進学会の模試の結果が返ってきて、報告がありました。 この点のコメントについては、後日全員の結果を見て、また分析してみたいと思います。
今日は、現中3のみなさんが、現在も、これからも受けていくであろう、模試について、少し私見を述べてみたいと思いました。
かつて都下では、業者テストというものがあり、都内の中学校は、割り振りをして、進学研究会か、新教育研究会の制作する、いわゆる業者テストを、中3になると、毎月受けていました。学校の先生は、そのデータによって、受験を指導してきたわけです。しかし、偏差値教育の弊害が叫ばれ、ゆとり教育が推進される中、学校から、業者テストは追放される羽目になったのです。
しかし、業者テストは、不死鳥のように蘇りました。今度は、都内の塾の中で生き抜こうと考えたのです。業者の生き抜くためのアイデア、営業力は凄まじいものでした。
竹の会でも、これまで学校の先生独占だった、データを手にするようになりました。高校受験が塾主導へと変化していく過程でした。
竹の会では、VもぎもW合格模擬も、望めばどちらでも受けられる体制です。ただ私的には、Vもぎのデータは5回分はほしいと思っています。Vもぎは参加人数が圧倒的に多く、データとしての価値は高いと思います。 W合格模擬も実力を測るにはかなりいい。ただわたしが合否判定をする際に、参考にするのは、どうしてもVもぎになります。
Vもぎにしても、W合格模擬にしても、都立入試には、かなり正確な合格予測になるか、と思います。 ただし、難関私立には使えません。
独自校判定については、独自校対策模試があります。こちらも2回ほど受けておいたほうがいいでしょう。
先日面談された方のお話しによると、早稲アカでは、W合格模擬のみなのだそうです。大手進学塾が、業者テストに頼るというのは、自前の評価基準を持たないということを暴露したようなもので、しかも、よりマイナーなW合格模擬に限定するというのは、なにか裏にあるのではないか、と勘ぐりたくなりますが、いずれにしても、大手では都立入試はできないというのは、わたしの昔からの認識です。
わたしは、W合格模擬は、問題集代わりに積極的に5回を受けるのがいいと思っています。W合格模擬のいいところは、データがカラフルで丁寧なことでしょうか。わたしも控えのデータをもらうのですが、それもカラーです。V模擬だと塾配付用は白黒でケチっています。データも丁寧に大判の封筒に入ってくるのが、W合格模擬で、V模擬は「勝手に分けてください」とばかりにまとめてドサッです。なにかこのへんに姿勢のちがいを感じます。
データ的には、母集団の多い方がいいに決まっていますから、どうしてもVもぎに頼ってしまう。
以下に、現在も竹の会の人気記事で、アクセス率の高い、過去にわたしが書いたVもぎ分析記事を加筆修正の上、掲載することとします。
○合格基準総合得点(V模擬) 2011年2月24日執筆
Vもぎの成績表には, 学力検査点を縦軸に内申点を横軸にした早見表がある。そこでは, B判定とC判定との境(BC判定)に位置するマスを合格基準総合得点として設定している。
Vもぎの実力判定は次のようになっている。
S 90%以上
A 80%以上
B 60%以上
C 40%以上
D 20%以上
E 19%以下
ある質問サイトのベスト・アンサーには, この%を確率の意味にとらえているものがありましたが, そのアンサーはC判定だと「合格はない」と言いきっていましたが, それがベスト・アンサーなのには驚きました。
過去の竹の会の都立新宿以上の合格者にはいくらでもC判定がいたからです。それどころか, 都立青山でE判定でも受かった生徒もいました。
進学研究会の説明によると, たとえば, D判定というのは, 合格可能性が20%, 過去のデータからみて同じ学力の人が10人受験したら2人合格しているという位置を表わすとされています。
ベスト・アンサーは, B判定にさえ「合格はない」と言いきっていましたが, たとえ単純な確率論だとしても確率の意味を誤解しているとしか思えません。進学研究会の見解では,
B判定は「合格はない」どころか, 「合格の可能性が高い」というふうに考えているのは疑いのないところです。
入試は1回の結果で合否が判定されます。本番の得点が高ければ高いほど合格の可能性は高まります。その本番で取るであろう得点を過去のデータから推測して,
本番当日の得点を予測しています。Vもぎでは, 本番の得点が模試の得点よりも高いことが当然に予定されています。その上で算出しているので, 本番の得点は限りなくVもぎの予想点に近くなります。
本番の得点がV模擬の予想した得点よりも, さらに上の位置にあれば, それはかなりに合格の可能性が高まるということです。V模擬の想定したよりもはるかに上の力を短期につけたということだからです。
今回の理科は難易度が高かったというのでほぼ一致しています。社会については変化なしという説もありますが, 私の見たところでは, 普段85点くらいとる生徒で10点ほど低い点になっているように思われます。
高偏差値の都立ではその影響はほとんどないと見.る説もあります。確かに, その場合でも, 英数国で点が取れれば差し引きゼロということは言えます。そうなると, 英数国がとれない受験生にはかなり影響があります。平均的な受験生がどうであったかが問題です。平均的つまり当該校を受験して平均80%の得点能力がある受験生が, 多数派であるとすれば, 影響あり, つまり平均点が下がるということになります。
ただ, 易しい問題は点差が開き易いといえます。
なんとも微妙な問題です。
私は, 総体的には, やや合格者の点は下がるのではないかと判断しています。
くり返しますが, B判定というのは, 過去の同じような力の受験生が10人いたらそのうち6人は合格したということです。これはかなり合格の可能性が高いのではないでしょうか。ベスト・アンサーの「合格はない」というのは明らかな誤りです。
本番で判定Aクラスの学力点をとれば, 10人受けたら8人受かるわけですから, まず合格でしょう。ただ現実はあるときは、C判定、あるときは、A判定、ときにS判定、総じてC判定が多いと、多分に流動的なものです。
○VもぎB判定で現実に合格する可能性 2011年2月25日執筆
23日(水)に都立入試が実施されました。竹の会でも2名が受験しました。その中の1人の受験生の報告があり, 理科・社会がとても難しかったということでした。その子はもともと理科と社会とくに社会が苦手の子でしたが,
塾の過去問検査では概ね8割は安定してとるようにまでなっていました。その生徒にとって難解でありかつ新傾向に見えたらしいのです。
もともと理科・社会が得意な生徒がどれくらい取れているかということが, 気になるところですが, もう一人の子は, 比較的理科・社会の得意な子ですが, やはり普段より低めでした。
理科・社会の難易度の上昇が合格者の平均点を下げることになるのかが気になるところです。
この点については, 他の主要3科で高得点をとった子が多ければ結局プラマイゼロで影響なしといえそうだということは私見として前回述べました。そこでは合格可能性のある平均的受験生像が, 各科目80点をとるものと想定した場合は, 「影響あり」として総体的に合格最低点がやや下がるのではないかということもやはり私見として述べました。
今もこの考えは変わりません。
ところで, Vもぎの設定する「志望校合格基準総合得点」は, BC判定に位置するところにラインをひいたものです。B判定は60%以上, C判定は40%以上ですから,
BC判定は50%以上と考えていいかと思います。つまり, 10人受けたら5人受かるところにラインを引いたということです。これをあるサイトのベストアンサーとされた人は,
その人個人の合格可能性を40%と理解して, 確率的には「合格はない」と言いきっていましたが, これが誤解であることはもうお分かりかと思います。
今日の私の疑問点は, 「志望校合格基準総合得点」を本番でとった場合の話です。つまり, BC判定にあたる点を本番でとったとして, 実際に合格するだろうかという話しです。
「志望校合格基準総合得点」が本番でも通用するのは, 受験生の層が超例外を除いて概ねVもぎ受験当時とあまり変化のないときだといえます。つまりVもぎ当時より,
格段の力をつけた受験生が突出して増えていれば, 本番でBC判定レベルの得点をとっても合格できないはずです。Vもぎの判定では, Vもぎで実際にとった点数から,
本番の点数を割りだして, 本番ならこれくらいはとるだろうというところでやや高めのところでBC判定を出しています。つまり, Vもぎは, 受験生が概ね本番では,
その後の勉強の成果か, あるいは本番がやや易しいかわかりませんが, とにかく得点が上がったという前提で合否判定しています。
そしてこの受験生全体の実力の上昇比率は, それほどの誤差もないのではないかという実感がしています。概ね「言い当てている」のではないか。つまり,
最後(1月)もぎ模擬判定の受験生の上下関係は, 本番もそのままに維持されているのではないかと思われます。特に, 平均的な受験生が一気に実力をつけて高得点をとれるような事態にはなっていない,
と思うのです。むしろ当初Vもぎが予測した幅での受験生全体の総得点の上昇があったに過ぎないと考えるのが常識的なのではないでしょうか。もちろん中には神がかり的な実力アップをした生徒もいるかもしれません。しかし,
それは全体からみれば「志望校合格基準総合得点」に影響を及ぼすほどのものではないと判断できます。逆に, 得点が「とれない」生徒もいるはずだからです。
ただこのへんの判断はやはりなんとも微妙なものです。
さて表題のB判定で現実に合格できる可能性について, 考えてみたいと思います。
B判定は, 10人受けたら6人合格するというものです。BC判定なら10人受けたら, 5人合格です。
ところで, 実際の高校入試の受験倍率はどうでしょうか。日比谷高校などは別として, たとえば小山台や文京では受験倍率は2倍です。これは, 10人受けたら5人合格するというものです。つまり, BC判定の点のところで, 10人のうちから点数の高い順に5人まで受かるということになります。
それなら, 本番でB判定ほどの点をとれば, 10人受けたら6人合格です。もしA判定ほどの点をとれば, 10人受けたら8人合格です。
受験倍率2倍というとき, 受験生の平均がBC判定と想定しても, 実際は, C判定D判定, そしてAやS判定の人もいるわけですから, 結局, 受験倍率2倍なら, BC判定で100%合格できるはずです。つまり, 100%合格できるということになるはずです。
今述べたことはすべて私の勝手な推測ですので, そのまま信用しないでください。私はただこうも考えることができるといっているだけですから。

○世の中の、巷の親御さんというのは、竹の会のチラシを配るとわかるのですが、頭から「なに、この塾? 知らないわ」と頭から否定して、見向きもしない、全くの無視、ゴミ箱直行なのかと思いますが、
竹の会をよく知りもしないで、頭から否定し、大手に安心を覚える、惹かれる心理構造というのは手に取るように透けて見えますが、竹の会を、なめるな、と言いたいですね。
あなたたちが、軽薄に信じて行動して大手を選ぶのは勝手ですが、竹の会が、あなたたちの軽薄な考えではとうてい及びもつかない、本物の塾だということを知ることもなく通り過ぎてゆくのは、不運ということです。確かに、竹の会のお母様たちというのは、竹の会との出会いをみな「幸運だった!」と感動をもってわたしにメールをくれますから。