草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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本日より冬期集中指導開始

2008年12月26日 08時47分32秒 | 
 今日は冬の指導の第1日目。天気は青空が広がり気持ちのいいスタートになりそうです。昨日は一日中レジュメの準備などに追われました。竹の会では中学募集をしないので, 中3受験生はいても例年2人くらいです。今年は, 私立の推薦合格で決着しそうです。中学受験組も少なく, 冬の指導では熱心な5年生や4年生が多いようです。そのため私もこうした小5や小4の顔ぶれを想定して念いりにレジュメを調整しました。この冬で割合の思考枠組をなんとか理解させたいと願っています。会員の子どもたちや親御さんには竹の会のレジュメ指導というものがわかっておられる方も多いと思います。私が日々作成するレジュメは今や竹の会の指導になくてはならないものになっています。レジュメ指導が完成する前は竹の会オリジナルのテキストがありました。受験指導には過去問のコピーに私の手書きのオリジナル解説というのが中心でした。オリジナルテキストは内容的に古くなってもあるいは不備が見つかってもとにかくそのまま使うしかないという窮屈さがありました。この10年のパソコンの進化とソフトの進化が時宜を得たレジュメの作成を可能にしたのです。最初は手探りで作成していた私のレジュメも専用ソフトのスキルが向上しかなり手の込んだレジュメが作れるようになりました。いわば痒いところに手の届くレジュメ作りができるようになったのです。最初は入試過去問の解説などを書いていたのですが, 次第にオリジナルテキストの全レジュメ化へと取り組むようになりました。子どもたちの日常の授業に合わせて徐々にレジュメ化を進めてきましたが, もう少しで全面完成のところまできました。長く伝統であった過去問指導法にも少し変化が出てきました。過去問コピーはもちろんよく使いますが, 最近は過去問レジュメの部数も多くなりました。去年の都立西指導ではタウンページ2冊分に匹敵するレジュメの厚さにまでなりました。とはいっても過去問を使った実践指導では1人につき数百枚に及ぶ過去問コピーが使われました。とにかく今や竹の会の指導はレジュメ指導で高度に完成しつつあるといっていいと思います。熱心な子どもたちが竹の会のレジュメ指導で自信と実力をつけていく過程を私は確実にその目で確かめながら指導を進めることができるようになりました。忘れてはならないのは竹の会の指導というものが, 子どもたちに自信をつけていくシステム技術にたけているということです。竹の会の指導を体験した実に多くの方たちから, 子どもたちがたくましく変わっていく姿を深い感謝とともにご報告を受けています。
 熱心な子どもが「伸びる」 。これが真理です。この10日間を悔いのない充実した10日間とするようにお互いにがんばりましょう。
後記
12月の冬期指導
26日~30日の5日間(前半)
13時~21時実施(実動8時間指導)
P-6 申込の中1の6時間の指導内容予定
2時間 数学 前期は正負の数・文字式・方程式の復習レジュメに力を入れます。関数は直前までかなりのレジュメをこなしてきましたが, さらなる関数の理解は後期に指導の予定です。後記は新作の空間図形シリーズも練習の予定です。冬休みに数学の既習範囲の復習と3学期に履修する範囲の完全マスターを予定しています。3学期が始まったところで, さらなる高みの指導が可能となりました。
2時間以上 英語のレジュメを何十枚もこなします。1枚やるごとにその1枚を私が添削しながらの個人指導となるのはいつもと同じです。英語は大量のレジュメが洪水のように子どもたちの頭の中が英語脳になるまで洗い込みます。次から次へと新しい文法を出していきます。加えて英語の構造を意識した思考枠組を身につけさせるための工夫と指導も考えています。特に語順がでたらめなこの段階に語順のルールをそして前置詞の前に名詞を置くというめちゃくちゃなその意味でルールのない思考を矯正していこうと思います。
残りの時間 国語が苦手という子どもには, 小学生の読解指導で発見した指導レジュメ「読解の素」を使いたいと思います。理科が苦手という子には, 試してみたい試みがあります。すでに絶版となってしまった旺文社の「理科計算問題の解き方」という本があるのですが, 昔から理科の苦手な子に薦めてきた良書です。私の手元には古ぼけた1冊があるのみですが, これを活用した指導をと考えています。時間があれば完全レジュメ化したかったのですが, それはできそうにもないので, 別の方法を考えています。さて, この6時間を10回のメニューでどれだけ力がつけられるか楽しみです。
次は, 中2の指導について触れてみたいと思います。この冬休み中は, 様々な学年の様々なコースの指導の実際をご報告したいと思っています。
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