草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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竹の会の看板はレジュメ指導だ

2008年12月31日 12時03分59秒 | 
冬期の指導に全力投入しています。竹の会では今冬からP-6(passport-6)を準備しました。時間的にはこれくらいあったほうがいいと思ったからです。指導と習得には十分の時間でした。小学生でも十分に思考時間をとらせてやることができましたし, 中1でも時間の余裕を感じました。普段のpassportでは最大5時間ですが, これくらいあって初めて指導の効果も目に見える形で現れてくるようです。
 冬は短期ですが, これほど力のつく時期はほかにはありません。冬の寒というのがあるのでしょう。それに年末年始を挿んでいるという特殊の雰囲気もあります。とにかく集中できる時期です。指導の成果も抜群です。今年は私のレジュメ指導もさらに磨きがかかり, 竹の会の指導の真価は当意即妙なレジュメ指導にありといえるくらいにまでなったと自負しています。今年開発した「思考の素」は確実に「思考する」小学生を育てています。さらに読解できる小学生をと始めた「読解の素」も思わぬ国語指導法の発見ともなり順調に竹の会の看板レジュメとして成長しつつあります。この冬に小4を対象に制作している「1%」は難しく書きすぎた部分が随所に見つかり, 修正を余儀なくしています。が, 何度かの修正を経て今年増えると予測される小4のためのメイン指導レジュメとしての役割を期待しています。冬はレジュメを執筆する時間がほとんどないので, いずれにしても休み明けからの始動になると思います。
 中2のために執筆していた「英解の栞」はお休みしていますが,2人いる 中2は今私のテキスト「新英語指導案」にかかりきりです。ノートに解かせて丁寧に添削し, my解答集を作らせています。これで一気に中3で学ぶ文法もマスターさせます。すでに関係代名詞は説明済みです。数学は新作の図形の証明レジュメを解くことを課しています。もちろん私の詳細な解説レジュメ付きです。最近の私のレジュメの傾向の一つは, 特に中学・高校受験用や中学生用の指導レジュメには必ず詳細な解説レジュメをつけるようになったということです。レジュメの制作にかかる負担は増しましたがその分の効果もかなりいいようでこれからもこのやり方は続けていきたいと思っています。
 竹の会の子どもたちはみな計算マスターだ。小4でも慶応レベルの難解な四則混合算をこなすようになります。入室するとまず計算です。これができて初めて「思考の素」などのレジュメをやることができます。これからは小4を意識した割合指導用のレジュメ「1%」がメインレジュメとなる予定です。小4に割合を理解させることが2009年の目標です。
 竹の会では, よく「体験させてくれ」とか, 「見学させてほしい」とかいう方が見学に見えられることがありますが, そういう方はたいてい入会することはありません。体験とか見学とかいう人はどうしても疑い深い目で見る人が多いわけです。不思議なことにそういう疑い深い人ほど大手のみせかけの宣伝に転びやすいのです。塾を知らないという人ほど大手の巧妙な宣伝に乗ってしまうようです。何度か塾を失敗して初めて真の塾とは何かについて目覚めるようです。そういう人は竹の会を目で見ても何も見えてこないと思うのです。ただ私が「忙しく追われているなぁ」程度のことしかわからない。私が細かい指導点をチェックしながら指導をしているのだということは表面的には何も見えてこない。それで「こんなに忙しいのか」なんて思いながら引き上げていく。しかし, 普通に入会した子の親御さんから入会後に嬉々として感謝の言葉をいただくことが多いということをまず言っておきたいと思います。 それに多くの子どもが精神的に安定し, 情緒豊かに勉強しているということも言っておかなければなりません。子どもたちがさらに勉強しようという意志の形成のことも考えた細かい指導がなされていることを知るのはさらに6か月は要するでしょう。実は私のレジュメは少しずつ自信をつけさせる妙薬つきなのです。子どもの指導の成功の秘訣は子どもたちの内心に少しずつ自信をつけさせてやることなのです。そのために自分で解けたんだという錯覚を巧妙に仕込むレジュメ作りをしているのです。割合を考える道筋を徹底してたたきこむのはそれがいつしか自分の思考回路として使えるようにするためです。問題に対したとき自分で考えて解いてはいますが, 実はその思考回路というのは私が作り上げてきたものなのです。子どもたちはいつしかその思考回路を使って問題が解けたときそれがその子どもの内心に自信として植え付けられていくのです。指導の妙味とは実はこういう業にあるのです。私が時として忙しく子どもたちとの対応に追われているとき,たまたまその場面を見学した母親が「これはだめだ」と判断したのなら, なんと表面的にしかものごとを見ないのであろうといわれても仕方のないことです。実際竹の会に通われている「熱心な」小学生の親御さんからはそこからの苦情などありません。むしろ日々に伸びていく子どもたちの現実に感謝していただくことのほうが普通なのです。中には, 熱心でない方もいます。しかし, そういう方は早晩思考力が「伸びない」つまりは「できない」という現実に直面するほかなく「塾に行っているのにできない」という定番の悩みにつきあたります。,結局竹の会は勉強に熱心な親子たちへと淘汰されていくのが常です。熱心な子が伸びる。これが真理です。
 2008年もまもなく終わろうとしています。熱心な子どもたちが元気に1月3日からの冬期指導に(*^_^*)を見せてくれることを願っています。
 今年も1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願います。
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