青山学院高等部

　青山学院高等部を志望する神奈川県在住の方から相談のメールをいただいた。高校入試でも熱心な人はいる。私はもともと難関校の高校入試を指導してきた人間なのでやはり高校入試への思い入れはある。いつしか「勉強しない公立中の生徒」ばかりが目につくようになり、竹の会では中学生の募集をしなくなって久しい。幸い竹の会には熱心な中学生が毎年必ず２，３人はいる。それでそういう生徒をトップ都立や難関私立に合格させるということはしてきたわけです。 　こと高校入試に関しては、私の指導技術は今や最高水準にあるのではないか実感している。竹の会の元代々木教室では高校入試のための公式の募集はここ何年かはしたことがない。ただ小学生会員の中には受検に成功した子も、失敗した子も、中学で竹の会の指導をどうしても受けたいという子が時にいます。そういう子たちが努力を重ねて中３になり、竹の会の私の受験指導を受けて見事合格を果たしてゆくというパターンが最近の竹の会における高校入試の真相です。 　ただ中学入学当初は、勉強に燃えていたはずの子どもも公立中特有の緊張感のない部活中心の生活にいつしか勉強しない中学生となってしまい、竹の会を退塾することとなることがやはり多い。それほど公立中の生徒の多数というのは、勉強しない。もちろん知能も関係する。やはり知能が高くなくては勉強も継続しないものである。 　それだから竹の会で中３になってもいるという生徒は勉強熱心な生徒に限られる。そういう生徒たちが以下のような実績を残したのである。 　◯平成２３年入試　　●都立小松台高校　　小６の時、都立一貫校受検のため竹の会に入会の女子。中２の時に再入会。 　　　　　　　　　　　　　 ●都立文京高校　　小６の時、受験目的できなく入会。確実に実力をつけていき中３時には実力者となる。 　　　　　　　　　　　　　●都立産業技術工業専門学校　中１入会　都立西合格者の弟。 　　　　　　　　　　　　　●専修大学附属高校　小５の時、区立一貫校受検のため竹の会に入会の女子。大変な努力家で、成績優秀で推薦合格。 　　　　　　　　　　　　　●日大櫻丘高校　小６の時、都立一貫校受検のため竹の会に入会の男子。一般受験の合格です。 　　注　以上のように、ほとんどが小６から会員です。中学生になって、部活で潰れそうになった生徒もいますが、なんとか持ちこたえたようです。 　◯平成２２年入試　●都立富士高校　中２の４月入会の女子。「勉強する」中学生です。富士は５を７個そろえて、９０人中の１８人しか合格しない推薦を突破。 　　注　竹の会に昔いた方の紹介で入会した子です。成績優秀でしたが、入会後さらに成績を伸ばしました。 　◯平成２０年入試　●都立西高校　小６の４月入会の女子。国立を受検するため入会。類い希な集中力と勉強力を継続させ、豊島岡女子高校にも合格しています。 　　　　　　　　　　　　●桐蔭高校理数　中１入会。中２まではほとんど勉強しない生徒でしたが、中３になって真剣になりました。立教新座にも合格。 　どうですか。竹の会の中学生というのは、みな「わけあり」入会なんですね。でも来年は、新教室では「勉強する」中学生を募集する方向で計画中です。もともと高校入試は私の専門としてきた分野なので熱心な生徒が集まればやりたいと思っていました。 ◯竹の会と青山学院高等部 　　竹の会には、過去青山学院高等部に合格した伝説の生徒がいました。 　　●昭和６２年合格　渋谷区上原中男子　武蔵大学建築に進学後の消息は不明です。竹の会第１期生。 　　●平成３年合格　渋谷区上原中女子　青山学院大学卒後、現在ロシア在住と風の噂に聞いています。 　　●平成１１年合格　渋谷区代々木中女子　　慶應大学総合政策に現役合格後、現在毎日新聞記者。