草枕

都立中高一貫校・都立高校トップ校 受験指導塾「竹の会」塾長のブログ
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5月の連休の過ごし方

2012年04月25日 08時58分47秒 | 
 竹の会では毎年5月の連休では特に何を指示するのでもなくそれぞれに連休を楽しめばいいのではないかという気持ちからなにもしてこなかった。いやかつて実は熱心な親御さんの強い要求で授業をしたこともあった。昔の親御さんというのはいろいろとよくクレームを言ってきたものです。中には中学受験で「うちの子が受験しない学校(の過去問)をなぜやるのか」と抗議してきた母親もいた。その母親は毎回の指導の度に大学ノートにびっしりとクレームを書き込んで子どもにもたせた。ちょうど受験直前時期で私はこの母親のおかげでずいぶん苦しめられ指導を妨碍されたという苦い思いが残ったままである。
 連休をどう過ごすか。人それぞれであろう。連休のほとんどを勉強して過ごすという選択をする人もいるであろうし、家族でレジャーを楽しむという人ももちろんいるであろう。私は好きなように過ごせばいいと思っている。小学4年や5年などはこの連休で全く勉強しなければこれまでに折角なんとかなりかけてきた計算や割合を連休明けにはすっかり忘れてやってくるかもしれない。夏休み明けは昔はそういう子ばかりであった。夏休みだからといって熱心に子どもに勉強をやらせる親などは少数の時代であった。子どもは遊ばせないと勉強ばかりやらせていてはろくなことにはならないと考える親が多かった。
 今では竹の会ではそういう親子は受けつけないので、退塾していくであろうし、淘汰されてそういう親子はまずいない。竹の会の子どもたちは夏や冬は長時間勉強するのが当然と思っているのである。
 だがそれにしても私は特にこの連休にどうのこうのという注文はつけないであろう。小6に課題を出すべきかどうかで今思案している。連休は好きに過ごせばいいのではないかという思いがあるからである。
 どうしてもなにかをやりたいという小6や小5には「適性虎の巻第1章」を用意することにする。
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