「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

目黒、五百羅漢寺

2011-01-30 18:54:26 | 見仏(東京)
五百かどうかは定かではないが、羅漢がたくさん。
よく絵に描かれてある羅漢像は、
ばんからなおぼうさんというイメージである。
ここの羅漢さんは、喜怒哀楽の激しいおぼうさん
という印象。

羅漢堂にある羅漢には、一体一体に格言がかかれている。
今回はじっくりこの格言を1つ1つ読んだ。
その中でメモした格言のいくつかを紹介。
・人をうらやましがらない
・多くを語る人が賢者とはいえない
・ひとの長所を見る
・自信をもって堂々と説く
・縁を大事にする
・すがすがしい声
・苦しみから逃げると、楽しみも遠ざかる
・過去を自慢するのは進歩の止まった証拠
・生きるは生かされているということである

本堂には、坐像の大きな如来がいる。
3mくらいであろうか。その両脇には
ブッタの弟子のような雰囲気の像がたつ。
本堂内の左右の側面には、羅漢像150体くらいが
雛壇にならんでいる。他にも地蔵菩薩や、
目幅のよった十一面観音などがいる。
形状が変だなと気がついた一体の像があった。
如意観音に近いスタイルで座っているが、
なんか手がいように長かった。最初、足かと思った。
(たぶん失敗作かも)

この本堂内には、釈迦の説いた仏法が、インドチックな
BGMとともに男のアナウンサーの声で流れていた。
八正道とか・・・などの話の
仏典をかなりかみくだいた表現でのアナウンスであった。

羅漢寺は、悩んだりしたときに、ここを訪れば、
少し元気をもらえる。
ような気がする。





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