「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

聖天宮、埼玉坂戸市

2013-03-17 20:20:43 | 見仏(埼玉)
西武バスの一日乗車券も使いながら、埼玉坂戸市の聖天宮へ。
テレビ東京の路線バスの旅に触発され、バスを使ってみた。
バスといっても西武バスしか使わなかったことと、
そもそも、このへんのバス路線は、
鉄道中心の交通を補完する役割でしかない。
横方向の移動が効率的でない。
移動時間が長く、時間を有効に使えないバス旅であった。

それはさておき、
聖天宮は、台湾方式の道教の神社。
雰囲気は日本のお寺に近いかも。
5年以上前にも来たことがある。

聖天宮前に着いたら、なにやら太鼓、ヒップホップな
ダンスが行われていた。
ちょっとしたお祭りのような催し物をしていた。
和太鼓のほうはともかく、アメリカのヒップホップは、
場に合わないような雰囲気ではあった。

聖天宮は、広々とした中庭があり、壁には一面、
道教の神々の絵が描かれている。
本堂のほうには、神々を守る四体の四天王、
不動明王的な守り神(赤、青、白、黒の各色を基調にしている)。
その中で、阿修羅のような像もいた。
道教の神のほうは、いわゆる人間。
口ひげ、あごひげを生やしている。

最後に、この神社の由来。台湾のある法師が、
40代半ばで大病になったが、本尊「三清道祖」の
おかげで回復。お礼にお宮を建造することとしたが、
お告げにより、台湾ではなく、日本(しかも周りが
畑しかないような地)に建てることとなった。
台湾から宮大工を呼び、建立には15年を要したという。



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