なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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男はつらいよ・釣りバカ日誌 ~

2005-03-01 19:40:07 | ◆チラシ
ある時期から正月に寅さんを見るというのが恒例行事となっていました。(夏の寅さんも前はあった)
なにかとても穏やかな気持ちになれたのです。
なつかしの日本の風情のようなものに触れたかったからかもしれません。

私が劇場で見始めた頃の寅さんは、主役というよりも、甥のみつおの恋のサポート役になっていました。ですから物語の終盤は失恋をしていた時の寂しさとは違う別の寂しさが出ていました。
そうなったのは渥美清さんの老いと病気が関係していたのかもしれません。
そんな寂しさが漂う寅さん。観客は正直です。(自分と同世代は見に来ていないようでした(笑)
男はつらいよではほとんど笑い声はなく、同時上映の釣りバカ日誌は、
ドッカンドッカン笑いがおきていました。
主役交代なのかなと感じました。

最後の男はつらいよは、まさかこの作品とは一番無縁と思っていた“CG”が使われました。