日曜洋画劇場1000回記念特集

映画の面白さを学んだ洋画劇場のひとつ「日曜洋画劇場」の1000回記念特集です。
かつて小学館から発売されていたテレビ番組情報誌「テレパル」の記事。

淀川長治さんの映画を観る前の解説はその映画により興味を持たせてくれ、
映画が終わった後の解説は観た人の為の解説、そして何かしらを褒めていらした。

エンディングの曲が流れだすと「うわ～もう日曜日は終わりかあ！明日からまた学校だ～」と毎週憂鬱な気分になりました。（＾－＾）

現在の各局の映画放送はいつの間にか映画解説が無くなってしまいましたね。
なかなか良い映画解説者もいなくなりましたけどね。

このインタビューはとても面白く、テレビで映画を放送するという事はどういうことか？ということがよくわかります。

テレビで観られる映画はNHK以外は日本語吹き替えが当たり前だった。
その頃は映画の字幕放送が特別のものだった。
まさか、この頃のテレビの吹き替えが商売になるなんて想像もしなかった。

２００５年８月の新宿ピカデリー

「旧新宿ピカデリー」紀伊國屋書店側の絵看板。

ここは目線の位置に看板があったので細かい所まで鑑賞出来ました。

「亡国のイージス」「妖怪大戦争」「鋼の錬金術師シャンバラを征く者」
「シンデレラマン」「チャーリーとチョコレート工場」「釣りバカ日誌１６」

1979年夏の全国の主な名画座

ついでにいきます。

名画座も多かったですね。
魅力的な組み合わせがいっぱいあります。

文芸坐は恒例の「スーパーSF世界特撮映画大会」

何かしらの括りのある組み合わせ「フューリー、キャリー」「オーメン2、サスペリア2」「ナバロンの嵐、ハリケーン」等

楽しめ！「オメガマン、ヒットラー、大陸横断超特急」「Mr.BOOインベーダー作戦、ジョーズ２、ブルース・リーを探せ」等

1979年夏の主な映画館で何が上映されていたか

東京・京浜・京阪神の主な映画館の上映ラインアップ。

夏休みはやはりハリウッドの超大作映画でしたね。

「スーパーマン」と「エイリアン」だ。
新宿プラザ劇場で初めてみた映画が「エイリアン」でした。

この時の日本映画はと言うと………。


8月に「銀河鉄道999」上映開始です！
新宿東映パラスで観ました。現在は新宿バルト９のある所です。
自分にとっては初めて友達と見に行った映画でもあります。

１９７９年夏のTV放映映画

１９７９年夏休みにテレビで放映された映画番組表

今はBS/CSの専門チャンネルがあるので地上波の映画放送の魅力が無くなってしまった。（流して見られるようなものしか放送しない）

テレビは地上波しかなくレンタルもない時代はテレビで放送される映画は貴重なものでした。

そしてA級B級C級、ジャンルも多種多様でメジャーな映画以外の映画は情報もなく観ていました。

その御蔭で意外な傑作、トンデモ映画に出会ったりしたのです。

春休み、夏休み、秋の番組改編期、冬休みは放送される映画も特別です。

これは丁度夏休み時期なのでホラー映画、アニメーション、ファミリー映画ですね。

「悪魔のいけにえ」なんてもう地上波では見られないんでしょうね。

アニメもソ連（ロシア）、独、伊、と専門チャンネルでも見られないでしょう。

「黒ひげ大旋風」「謎の大陸アトランティス」「フランケンシュタインの怒り」「失われた世界」「モンスター・パニック」「悪魔の植物人間」「怪奇！二つの顔の男」「マニトウ」「世紀の謎空飛ぶ円盤地球を襲撃す」「アマゾネス対ドラゴン」「地球の頂上の島」等々魅力的タイトル多し！
白黒の映画でも夜９時から放送しています。

放送時間にも注目。

角川書店「バラエティ」９月号より