2008年9月のブログ記事一覧-なつかしもん（移ってきました）

スタジオジブリレイアウト展終了

2008-09-29 00:14:17 | ☆コレクション

スタジオジブリのおかげでだいぶ多くの人が知る事になった「レイアウト」というもの。
マニアックではありましたが１９８０年にはこのようなレイアウト本が出ていました。

「未来少年コナン」１９７８年のNHK初のシリーズアニメ＆宮崎駿氏初シリーズ演出。

「レイアウト集」とは別のキャラクター設定や舞台設定、メカ設定、放映フォーマット（OP何秒やアイキャッチ何秒など）等の資料集。
色指定が出ているのは珍しいと思いますよ。

「赤毛のアン」１９７９年世界名作劇場　高畑勲監督、宮崎駿レイアウト（途中まで）。名作中の名作！

以上はスタジオジブリ　レイアウト展でも高畑・宮崎＝ジブリということでこれとは違う何点かが展示されていました。

「トム・ソーヤの冒険」１９８０年世界名作劇場
このアニメはもっと評価されても良いはずのアニメです。

今は圧倒的にシャープペンシルを使っていますが、鉛筆も捨てがたい。
味わい、表情が良く出るのは鉛筆です。

そんな懐かしくもほとんど変わらぬデザインで今も売られている
「トンボ鉛筆　８９００番」Tombowほとんどと言っても微妙に変わってはいます。
写真の上側に位置しているのが２０年以上前に購入した物。
下側は現在売られている物。
間違い探しのように見ると楽しいです。

書体が変わっていたり、写真修正用途で無くなったり、JISマーク、ベルマーク（！）
も。

映画の原作にあらず

2008-09-14 02:30:01 | ●映画を思い出すもの　２

１９７９年「エイリアン」角川文庫
１９８２年「レイダース失われた聖櫃」早川書房
１９８２年「ミッドナイトクロス」ヘラルド出版

映画が公開されてからビデオになるまでに半年から１年はかかっていた頃。
レンタルビデオもない頃。（名画座にかかれば観に行くが）
好きな映画についていろいろ知りたい！と思っても情報も少ない。

そこで映画の小説版。
本には「映画の原作」と書いてあるがここに紹介してある本の場合はそれは嘘で、
いいところ脚本から話をふくらましたものである。

そう、この手の本は映画本編にない人物やシーンがいっぱい出てくるのである。
その映画が好きで買ったのに雰囲気が違っていたりしてなんかガッカリしたものです。
「レイダース」のあんなにすごかったシーンがわずか３、４行だったり…。

年月をおいて読むと言葉の表現に古いところがあるので違う意味で楽しめます。
特にSFはそれが多いです。