なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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バック・トゥ・ザ・フューチャーのチラシ

2017-03-20 12:22:00 | ◆チラシ
今も人気のある「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のチラシ

でも何かおかしい。

今見るとなお違和感がある。

そう!これではまるでスティーブン・スピルバーグが監督したようにしか思えない!
お客さんを騙したいんだろうな。
この時点でのロバート・ゼメキスは日本ではそれ程知名度はなかったかも知れないが、この作りはひどいなあ。

今でも「○○を製作したスタッフが送る」だのと宣伝されているのを見ると、‘以前のヒット作と新作は関係ないじゃん!’といつも思うのです。

過去のヒット作にあやかろうとするのはやめられないんですかね?
引っかかるお客さんがいるから続けるのでしょうか?




ああ、この前もテレビでスピルバーグが製作総指揮をした(監督はしていない)映画の紹介でアナウンサーが「スティーブン・スピルバーグ監督製作総指揮~」と平気で言っていた。画面にもテロップでそう書かれていた。(ToT)
この人達にとってスピルバーグは「スティーブン・スピルバーグ監督」が名前なのだな。

最近はスピルバーグの名前を出してもお客さんが呼べなくなってきた感じがするが。

キングコングのチラシ

2017-03-04 21:22:00 | ◆チラシ
2017年3月25日公開「キングコング 髑髏島の巨神」のチラシ

これから公開されるものがなぜ当ブログ「なつかしもん」に登場したのか?

この宣伝素材が昔の怪獣映画、スペクタクル映画、パニック映画の宣伝素材を
思い起こさせるようなデザインになっていたからです。

もう長いこと日本映画の宣伝素材・デザインは何の工夫もない安易なものばかりになっています。

そこに久しぶりに登場したたぶん誇大広告な(過去のものは皆そう。本編に登場しない物を描くなんて当たり前!)この画!
でもそれが良かったんだな。
想像力をかき立て、面白そうだと思わせる。それが大事です。

この画は開田裕治氏のものです


ラウレンティス版キングコング(1976)
これも凄い画ですが、「キングコング2」の超巨大コングの方を描いた生頼範義氏(ゴジラシリーズやSW 帝国の逆襲等の超絶画家)のイメージの方に近いかもしれません。



海外の方は相変わらずカッコイイ、シンプルなデザインです。