なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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死霊のはらわたⅡ

2009-03-22 18:20:00 | ⇔同じ映画なのに比較
1987年「死霊のはらわたⅡ監督サム・ライミ

LDが捨てられない理由にはいくつかあって、
①未だDVD化されていない。(人気がない。権利問題で出せない。等)
②仕様が違う。(スクリーンサイズが違う。音声が違う(LDだけのDTS音声とか)
③ジャケットデザインが良いものがある。
まあ、LD+ビデオソフトをすべてDVD化するなんてとても追いつくわけがないだろうし無理ですね。
なおかつブルーレイに向かおうとしてるんですもの。

DVDになっていても簡単には捨てられないのが今回のような例。
DVD化されたといっても素直にDVD化されるわけではない。

元がスタンダードなのにDVD化でサイズを変更する。
こんな事は意外と多いのだ。

横長にすると映画っぽく見えるからと、最近のテレビサイズに合わせたという事なのではないか?

DVD化で多くの作品は綺麗になる。それは良いのだが劇場で見たサイズと違う(たまに劇場上映のものがカットサイズという物もあるが)
スクリーンサイズはオリジナルを大事にして欲しいと思う。

で、この「死霊のはらわたⅡ」は元はスタンダードサイズ、モノラル音声。

しかし素直じゃない変幻自在なサイズ変更がされている。
基本は上下カットでビスタサイズにしているが中には一番最後の画像にあるような
大胆な構成もされています。




重ねてみた。中にあるのがDVDの画像↑↓


ホラーの職人

2009-03-15 02:14:00 | ●映画を思い出すもの 2
1985年「FANGORIA ファンゴリア」ビデオマガジンVol.1
トム・サビーニ スペシャル

スプラッター・ホラー映画専門誌「FANGORIA」のビデオマガジンです。
これもまたマニアックな雑誌で知名度は低いんでしょうなー。
日本版も発売されていましたが緩いSF雑誌だったので3~4年で廃刊しています。
米国版はかなりグロい写真満載(映画のスチル写真)の本格的マニアの為の雑誌です。(たぶんまだ健在です)

80年代のホラー映画・SF映画ブームでその映画の裏方に注目が行くようになり
特撮マン(ダグラス・トランブル、リチャード・エドランド等)や特殊メイクアップアーチスト
リック・ベイカー、ロブ・ボッティン等)ら個人がクローズアップされました。

その中でもトム・サビーニ兄貴はスプラッター映画で絶大な人気がありました。
それでこんなビデオまでが出たんでしょう。

ゾンビ」「13日の金曜日シリーズ」「死霊のえじき」なんかが代表作。
このビデオにはこれらの映画のエピソード、メイキングドキュメンタリー、本人インタビュー、関係者インタビュー、自宅での着弾テストなどが収録されています。

最近はトム・サヴィーニと表記されたりしているんですね。
役者としても活躍していて「プラネット・テラー」に出演していました。




日本初のスーパーカー 童夢 ル・マンへ

2009-03-08 21:22:18 | ◇まんが雑誌のもろもろ
1979年(?)少年サンデーのカラーグラビアの特集です。

子供の頃に見たスーパーカーのイメージといえばランボルギーニ・カウンタックのような形。
童夢-零(ゼロ)」はまさにそんな形です。

おもちゃはいろいろ発売されたみたいですが本物の車は市販に至らなかったようです。

しかしル・マンには出たみたいですね。




セル画 一休さん編

2009-03-04 02:17:25 | ☆コレクション
1977年「劇場版 宇宙戦艦ヤマト」に始まったアニメブーム
1979年「劇場版 銀河鉄道999」「TV 機動戦士ガンダム」で
より幅広い年齢層に広まり一般の人に認知されたように思います。

そこで80年代前半あたりはデパートなどで「アニメフェア」等と言って
グッズや実際に使われたセル画の販売をよく行っていました。

ブーム以前はセル画の価値などは無く、処分に困っていたと聞きます。
(スタジオに行くと無料で貰えたりしたなんて事も)

この「一休さん」(1975~1982年 全296回)のセル画はそんなデパートの
イベントなんかで買った物です。(ワゴンに無造作にドッサリ)

今のセル画の扱いでは信じられないような状態で売られています。
まだ提供する側は“たかがセル画”“撮影が終わったらゴミ”だったようです。

1枚目のセル画は大きさがB5より小さいです。背景画とセルを合わせて綺麗に
切断しています。
通常の大きさはA4のスキャナーでも入りきらない大きさです。

何枚も重なっているものはホチキスでまとめられています…。
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セル画のトレース線は年月とともにどんどん消えてゆく。