なつかしもん(移ってきました)

70年代から昨日まで人によっては懐かしいと思えるものを置いていきます。
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邦画は2本立てでいいんじゃない?

2014-01-19 18:04:00 | ◆チラシ
自分が比較的映画を多く観ていた時期は日本映画は超大作以外は2本立てが多かった。

もちろん1本の料金で映画2本が観られたわけだ。

今でもよく言われることだが「金のかかった洋画と邦画が同じ入場料で良いのか?」問題。

2本立てでも内容的にも太刀打ち出来ない事も多かった。
もちろん中には後世に残る名作もあったりもする。「時をかける少女」とかね。

いつからか日本映画は1本だけで上映することが当たり前となった。
映画とはとても言えないTVのスペシャルドラマのような作りだけど、これがヒットしてしまう…。

まあ、こんなのを2本立てにされても辛いわけだが。(あっ、最初から観るつもりないか!)



1986年12月公開「ボクの女に手を出すな」と「紳士同盟」の2本立て
見開きタイプのチラシだ。
実際の競演ではないが今このチラシを見ると「あまちゃん」を思い出すのはしょうがない。

小泉今日子


薬師丸ひろ子



1986年10月公開「ア・ホーマンス」「めぞん一刻

松田優作


石原真理子



映画館での上映時に2本立てだったことはソフト化される時やテレビ放映時には知らされることはない。
男はつらいよ」シリーズと「釣りバカ日誌」シリーズが2本立て興行だったなんて今考えると贅沢な組み合わせだなあ。

1982年映画館事情

2014-01-13 12:16:00 | ○ノンジャンル
1982年「バラエティ」6月号に当時の映画館(世界・日本)の映画館事情が出ていました。

世界を見ると国名が今と違っていたりします。



この写真で個人的に懐かしかったのは、新宿アカデミーで「ミッドナイトクロス」が上映中であること。
自分はまさしくこの時期にここに「ミッドナイトクロス」を観に来ました。
そして映画の虜になるきっかけになった映画だったのです。

↑広場もだいぶ違う。人工池。
普通の車も多く入って来ているようだし。
シネスクではリドリー・スコットの「デュエリスト」がやってますね。


日本はほぼ現存していない映画館の写真が懐かしいです。
自分でかろうじて記録に残せたのは当ブログの最初の頃にUPした浅草の東京クラブ、浅草トキワ座↓
http://moon.ap.teacup.com/goodold/216.html
http://moon.ap.teacup.com/goodold/64.html
浅草松竹→http://moon.ap.teacup.com/goodold/63.html

この時「シネマスクエアとうきゅう」が最新の映画館だった。
そろそろこの映画館も入る建物自体が危ないのではないかな?(老朽化って事で)

単館ロードショーのパンフ

2014-01-03 15:36:00 | ●映画を思い出すもの 2
最近は映画館で映画を観てもパンフレットを買わなくなった。

理由は値段が高いという事とその値段に見合うだけの内容でないこと。

紙質は無駄に良くなったし、カラーページが多くなったが600円、800円を出すほどの価値は無いように思う。

数カ月後に発売されるDVD・Blu-ray の特典で良かったりもするかな~と考えたりするからだ。

ここ数年でどんどん減っている単館ロードショー。
一般のロードショーの映画のパンフとは作りも内容も値段も違った。

とにかく文章が多い。インタビューも濃い。シナリオ採録をしているのも多かった。
これなら当時の一般のプログラムよりも高い600円という値段でもまあ納得。

サイズも多種多様で新書版くらいの大きさだったり細長かったりと、どーやって保管すれば良いのか考えさせられました。

一番多かったサイズはB5でしょう。
今回はそのサイズのものの中で自分が今でも好きな映画を上げてみました。


シネスイッチ銀座
あなたがいたら/少女リンダ」絵はペーター佐藤氏。大好きなイラストレーターでした。

ニュー・シネマ・パラダイス

デリカテッセン

クライング・ゲーム

CINE VIVANT六本木
ミツバチのささやき

シネマライズ
レザボアドッグス

シャンテ シネ2
マイライフ・アズ・ア・ドッグ

ミステリートレイン

シャンテ シネ1
バウンド

ミラーズ・クロッシング

シネマアルゴ新宿
櫻の園

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ストレート・トゥ・ヘル


紅い眼鏡